「ヘチ 王座への道」チョン・イルが語る #復帰作の感想 #現場での変化 #親友イ・ミンホとの友情

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写真=Newsen
チョン・イルがドラマ「ヘチ 王座への道」で復帰した感想を語った。

チョン・イルは最近、ソウル江南(カンナム)区のあるカフェで行われたSBSドラマ「ヘチ 王座への道」の放送終了を記念するインタビューで除隊後、初めて復帰した感想を語った。

劇中の若い英祖(ヨンジョ)イ・グム役を演じたチョン・イルは「2年以上ブランクがあったのに、休む暇なく撮影して6ヶ月間、一生懸命に走ってきたと思います。復帰作でたくさん悩みましたが、良いキャラクターと良い脚本家さん、良い監督さんと一緒だったので選びました。曲折もあり、色々ありましたが、それでもよく終えたと思います。目標は『演技の部分で成長したい』ということでしたが、多くの方によい評価を頂いて満足しました」と話した。

「ヘチ 王座への道」に登場するイ・グムはフィクションを加え、新しく作った人物だ。時代劇だが、現代物のような感じで不自然だという評価もあった。チョン・イルは「序盤にはそんな反応があったのでもう少し重い感じでアプローチしました。僕も演技が成長して、人物にも変化を与えて乗り越えられたと思います」と話した。

「ヘチ 王座への道」について「良い台本でした」と強調したチョン・イルは「作品を読んでいると、作品の深さや登場人物の力を感じられる部分があります。英祖を新たに創造したところが魅力的でした。俳優として光栄に思いキャラクターを演じることができました」とし「今回はできるだけ顔を使わずに演技しようとしました。デビュー作がシットコム(シチュエーションコメディ:一話完結で連続放映されるコメディドラマ)だったので表情を誇張する時がありました。それで逆に目と顔を使わないで演技しなければならないと思いました。ある程度時間が経って真実性があるという話をたくさん聞きました」と演技に重点を置いた部分について言及した。

2年以上の空白を経て復帰しただけに、何か変化も感じたのだろうか。チョン・イルは「徹夜しないことが一番大きな変化でした。現場の雰囲気がすごく良かったです。監督さんとスタッフの方々が現場の雰囲気をよくしてくれましたし、僕も良い雰囲気にしようと努力して、無事終えることができたと思います」とし「撮影現場がとても恋しかったのですが、復帰してとても大変でした。毎日休まずに地方ロケだったので体力的にも大変でしたし、個人的なこともありました。家族のようだった子犬が突然なくなったんです……個人的に厳しいことがあってもっと大変でした」と打ち明けた。

また、チョン・イルは「今回の作品が特に長かったです。24話の作品にもたくさん出演しましたが、体力的にも大変で口唇ヘルペスができました。20代の時とは違うんだなとたくさん思いました。キャラクターそのものに感情消耗が多く、全国で撮影しなければならなかったので疲れる時も多かったです。英祖もこうして危機を乗り越えてきたように一生懸命に必死で頑張ったと思います。たくさん叫んで、後から声帯結節にもなりました。ずっと病院と撮影現場を行き来して、いつもより大変でしたが、だからこそもっと記憶に残ると思います。今考えたら面白かったような気がします」と付け加えた。

親友イ・ミンホへのアドバイスも伝えた。チョン・イルは最近、召集解除したイ・ミンホに対し「召集解除した日、連絡しておめでとうと言いました。代替服務でもうまく終えたことはすごいと思います。ちゃんと体力管理をしてと言ってあげたいです。かけがえのない親友だから復帰作でも成功してほしいです。ミンホも僕の作品をずっと見てくれて、演技がとてもよくなったと褒めてくれました。ミンホもよい作品で復帰してほしいと思っています」と愛情を示した。

記者 : パク・スイン