クォン・ユル「ヘチ 王座への道」放送終了を控え視聴者に感謝のメッセージ“共感してくれて楽しく演じた”

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写真=サラムエンターテインメント
俳優クォン・ユルが「ヘチ 王座への道」の放送終了を前に感想を伝えた。

クォン・ユルは韓国で本日(30日)放送終了を控えているSBS月火ドラマ「ヘチ 王座への道」で情熱と正義の塊である司憲府 (サホンブ、朝鮮時代の官庁)監察パク・ムンスを演じた。

クォン・ユルは一番低いところにいる弱い者たちを守るために、不当の前に率先して立ち、自分の力だけで司憲府の監察になることに成功するしっかりとした成長ストーリーを見せた。情熱あふれる科挙準備生パク・ムンスとして登場した瞬間から、科挙の試験にまつわる不正・腐敗に疑問を抱き、反論する瞬間までイ・グム(チョン・イル)の“キングメーカー”として活躍した。また、イ・グムが王になった後は、大義のためにあれほど願っていた司憲府監察の職まで諦めて、正義を追求する姿で同時代に響きを与えるメッセージを届けた。

この過程でクォン・ユルは、視聴者の笑いを誘う愉快な姿と正義のために命がけでリードする芯のある姿の両方を描き、ドラマの緩急を調節したことはもちろん、腐敗した権力に向かって一喝し、視聴者の共感を引き出した。

放送終了を前にクォン・ユルは所属事務所のサラムエンターテインメントを通じて「多くの関心と激励を送ってくれた視聴者の皆さんに感謝します。すべての瞬間、感謝の中で撮影しました。イ・ヨンソク監督、キム・イヨン脚本家はもちろん、見えないところで『ヘチ 王座への道』のために奮闘したすべてのスタッフと同僚、先輩・後輩俳優の皆さんに心からお礼を伝えたいです」と挨拶した。

続けて「『ヘチ 王座への道』のパク・ムンスが正義感や情熱あふれる人物だっただけに、僕もパク・ムンスを表現するためにより情熱的に取り組んだと思います。パク・ムンスの一つの成長記を描きながら一緒に成長した気分です。何よりも世の中の既得権勢力に対する国民の気持ちを代弁することができたし、そのような部分について視聴者の皆さんが共感してくれて楽しかったです。また良い作品で皆さんに会う日を楽しみにしています」と明かした。

クォン・ユルはOCNドラマ「ボイス3」でまた熱演する予定だ。クォン・ユルが殺人犯、パン・ジェスで出演する「ボイス3」は、韓国で5月11日の午後10時20分に初放送される。

記者 : チョ・ヘリョン