「また、春」イ・チョンア“もし昨日に戻れるとしたら?亡くなった母と日本の温泉に行きたかった”

OSEN |

写真=KINGSエンターテインメント
女優イ・チョンアが恋人イ・ギウとの結婚に対する質問に「まだ仕事が好きだ」と答えた。

最近、ソウル鍾路(チョンノ)区三清洞(サムチョンドン)のカフェでは、映画「また、春」の主演イ・チョンアのインタビューが行われた。

映画「また、春」(監督:チョン・ヨンジュ、提供・配給:iMBC、SMILE ent、制作:26 Company)は、娘を失った女性ウンジョ(イ・チョンア)が重大な決心をしたその日、昨日へと1日ずつ遡る時間を生きることになり、人生2回目のチャンスを得るタイム・リワインドムービーだ。同名のウェブ漫画を原作にして制作された。

イ・チョンアは2017年韓国で公開された「犯人は生首に訊け」以来、2年ぶりにスクリーンに復帰した。劇中で人生唯一の幸せだった娘を事故で失った後、絶望に陥ったシングルマザーウンジョに扮して熱演し、俳優ホン・ジョンヒョンと相手役で共演した。ホン・ジョンヒョンは、タイムトラベルのキーを握ったホミン役を務めた。

イ・チョンアは演技活動はもちろん、昨年からバラエティ番組「田舎警察3」、父親と一緒に出演した「アモールパティ」、IZ*ONEの宮脇咲良らと共演中の「みんなのキッチン」、最近はマネージャーと「全知的おせっかい視点」まで、さまざまな番組に出演して、新しい活動を見せている。

イ・チョンアは「『また、春』はシナリオをもらった時から『もし昨日に戻れたら?』と考え続けた。そんな機会が与えられたら、今は会えない人に会いたくなると思う。例えば、母親の具合が悪くなかった頃に戻りたい。当時は家族旅行をもっと良い場所に行こうと思って見送っていたけれど、後から母親の都合上、行けなくなった。ものすごく後悔した。母親が日本の温泉に行きたがっていたけれど、医師に海外はダメだと言われて、済州島(チェジュド)の温水プールで泳ぐことにした。私が選択した最善の方法だったけど、そこでもきっと後悔すると思う」と明かした。

また「失敗や過ちを教訓にして、より良い今日を得るために努力するほうだ。しかし、それは言うほど簡単ではない。今回、父親と家族バラエティに出演したのも、私の母親が早くに亡くなっていなければ、出演しなかったと思う。私が撮影のため忙しくて時間がないので、父に友達と一緒に旅行に行ってもらいたいと思って出演することになった」と話した。

イ・チョンアは現在、俳優イ・ギウとの交際をオープンにしている。2人は2011年に韓国で放送されたtvNドラマ「美男<イケメン>ラーメン店」で知り合い、2013年に熱愛を認めて6年間交際を続けている。

先駆けたMBC every1「田舎警察3」の制作発表会でも、恋人イ・ギウがどんな応援をしてくれたかという質問に「私の性格が普段から凛々しい。だから周りの知人たちは、上手にできるはずだと温かく応援してくれた」と答えた。

「結婚の計画はあるか?」という質問に、イ・チョンアは「結婚は自身が好きな時にするのが良いと思う。状況によってしたくはないし、まだ仕事が好きだ。今結婚を考えるには少しもったいない。もっと仕事ができるし、仕事がしたい。私の選択だ」とし、恋人の考えはよく分からないと照れくさそうに笑った。

記者 : ハ・スジョン