キム・ギドク監督の性暴行疑惑をめぐり…対策委員会らが4月18日に記者会見を開催

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写真=TVレポート DB
映画監督キム・ギドク事件共同対策委員会、韓国映画男女平等センター「ドゥンドゥン」、MBC「PD手帳」がキム・ギドク監督を糾弾する記者会見を開く。

彼らは18日午前10時30分、弁護士会館5階で記者会見を開催する。

映画監督キム・ギドク事件共同対策委員会側は「キム・ギドクはすでに昨年、被害者とMBC『PD手帳』を相手に提起した誣告と名誉毀損訴訟で敗訴した。検察が被害者の証言と番組の内容を虚偽事実とみなすには証拠が足りないと判断したにも関わらず、キム・ギドク監督は巨額の民事訴訟を提起し、反省と謝罪なく逆告訴で対応している」と批判した。

続いて映画監督キム・ギドク事件共同対策委員会側は「キム・ギドク監督がモスクワ国際映画祭の審査委員として委嘱されたというニュースも伝えられた。世界的な #Me too運動(セクハラ暴露)の流れの中で加害者と公開された人々が精力的に活動できるように映画撮影現場で起きた性暴力、人権侵害の問題に沈黙し、加害者たちへのサポートを続けたり、招待する様子は非難されるべきものだ」と訴えた。

先立ってキム・ギドク監督は自身の性暴力疑惑を暴露した当事者とそれを報じたMBC「PD手帳」に10億ウォン台(約1億円)の損害賠償訴訟を提起した。

他にもキム・ギドク監督は最近、韓国女性民友会が日本のゆうばり国際ファンタスティック映画祭に自身の映画「人間、空間、時間、そして人間」の開幕作招待キャンセルに対する公式文書を送り、自身が性暴力加害者のように思われて名誉を傷つけられたとし、3億ウォン(約3000万円)の損害賠償訴訟を提起した状態だ。

記者 : キム・スジョン