“話題の女性ラッパー”イ・ヨンジ「高等ラッパー3」で涙の優勝…歴代級のステージに注目(動画あり)

OSEN |

写真=Mnet「高等ラッパー3」放送画面キャプチャー
「高等ラッパー」シーズン3の優勝者は、The Quiett&CODE KUNSTチームのイ・ヨンジだった。本格的にラップを始めて1年も経たない彼女は、初の女性ラッパーとしての優勝という新しい歴史を書くことになった。

韓国で昨日(12日)放送されたMnet「高等ラッパー」シーズン3最終回では、ファイナルステージを披露するクォン・ヨンフン、チェ・ジンホ、ヤン・スンホ、イ・ヨンジ、カン・ミンス、イ・ジヌの姿が描かれた。

この日イ・ヨンジは、メンター(良き指導者)のThe Quiett&CODE KUNSTと共に、これまでを振り返った。ラップを始めて1年も経っていない彼女としては、まるで一瞬の夢のように感じられたためだ。特にメンターたちはイ・ヨンジの目覚しい成長を褒め、イ・ヨンジもまた「他人が見て『ぎこちない』と思わないようなステージを披露したい」と覚悟を見せた。

メンターらはイ・ヨンジのファイナルステージのために“大切な弟分”ことウ・ウォンジェをフィーチャリングで呼び、ウ・ウォンジェは「『高等ラッパー』シーズン2でVINXENとやった時には大して緊張しなかったが、今日はプレッシャーがある。CODE KUNSTさんが(イ・ヨンジを)すごく大切にしているので僕がしっかりしないと」と話し、イ・ヨンジに対するメンターたちの期待を伺わせた。

これで完璧なステージが誕生するかと思われたが、いざリハーサルで披露したところ、彼らは多少弱いフック(一番印象になる小節)を残念に思った。その時、フックを一緒に作ったチャンモから連絡が来たことから、その場で彼をキャスティングし一緒にステージに立つことになった。

彼らが歌った曲は「GO HIGH(ft. ウ・ウォンジェ、チャンモ)」で、イ・ヨンジのディープなラッピングとチャンモの洗練されたボイス、ウ・ウォンジェの繊細なラッピングが合わさり、完璧なステージを完成した。メンターらが「今日、ヨンジが歴史を書きそうだ」と感嘆したぐらいだった。

何よりもイ・ヨンジは、歌が始まる前から高い点数を獲得してみんなを驚かせ、1次だけで456点を獲得した。歴代クラスのファイナルステージを披露すると、最終的に667点を獲得し、優勝者に輝いた。

「高等ラッパー3」の優勝者として自分の名前が呼ばれると、涙を見せたイ・ヨンジは「ありがとうございます。この嬉しい瞬間を一緒にすることができて、とても嬉しいです」と感想を明かし、一緒にファイナルステージを披露した他の出演者らからお祝いを受けた。特にこの番組を通して著しい成長を見せた彼女は“初の女性ラッパーとしての優勝”という栄光のタイトルを獲得し、これからの活躍にも期待が集まっている。

またこの日の準優勝はカン・ミンスで、3位はチェ・ジノ、4位はイ・ジヌ、5位はクォン・ヨンフン、6位はヤン・スンホだった。





記者 : キム・ナヒ