放送終了「アイテム」チン・セヨン&シン・リンア、幸せな日常の中に訪れたメッセージとは

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※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。
写真=MBC「アイテム」放送画面キャプチャー
チュ・ジフンが生還し、キム・ガンウは破滅を迎えた。

韓国で2日に放送されたMBC月火ドラマ「アイテム」の最終回では、カン・ゴン(チュ・ジフン)の生還が描かれた。

16年に渡る悪行がすべて明かされたにも関わらず、セファン(キム・ガンウ)は壊れなかった。セファンは裁判で子どもの頃の虐待の記憶を打ち明けることによって世論を覆した。

この作戦は的中し、セファンの保釈の可能性が高まっていた。セファンは収監中もお金で警官を買収し、相変わらず皇帝として君臨していた。

ソヨン(チン・セヨン)の前でもセファンは「本当にこの全てを私一人でやったと言うんですか?欲望の前では善も悪になれるのです。欲望の前では誰もが率直になるから」と余裕を見せた。

これに対しソヨンは「人間はそんなに単純ではありません。優しい心を持つ人々が諦めずに残っている限り、真実はいつか明かされ、勝ちます」と話すが、セファンはそれを鼻で笑った。

そしてセファンは鏡を見ながら「ほら、僕がなんて言った? あなたは弱い。これからしっかり見なさい。僕が無知な人々に何を教えるのか」と意気揚々としていた。

そんなセファンの前に現れたのは、“アイテム”を持つ謎の女性だった。女性が「私と一緒に遊んでもらうわ」と話すと、セファンは「面白いね、面白い」と笑った。

しかし、セファンは刑務所の廊下の真ん中で遺体となり発見された。彼は天上に奇妙な形で吊るされていた。

続いて描かれたのはソヨンとダイン(シン・リンア)の幸せな日常だ。ソヨンは、カン・ゴンの代わりにダインと幸せな日常を過ごしていた。

すぐに着信音が鳴り、もうすぐ戻るというカン・ゴンのメッセージが伝えられた。これにダインは「叔父さん」と叫んで喜んだ。

ダインとカン・ゴン、そしてソヨンの再会が「アイテム」のエンディングを飾り、温かい余韻を残した。

記者 : イ・ヘミ