「たった一人の私の味方」イ・ジャンウ“今回はあえてダイエットしなかった…次期作は見間違えるかも”

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写真=HUNUSエンターテインメント
「たった一人の私の味方」の放送中、体重に関する話題が絶えなかったイ・ジャンウ。それについて本人が率直に語った。

KBS 2TV週末ドラマ「たった一人の私の味方」で、ワン・デリュク役を演じた俳優イ・ジャンウの放送終了インタビューが、最近ソウル江南(カンナム)区の某カフェで行われた。イ・ジャンウは「視聴率50%という言葉は口にしたこともないし、想像もしていなかったのに、49%(最高視聴率49.4%)を超えるほど『たった一人の私の味方』が大きな反響を受けました。本当に期待以上にヒットしました。除隊後初めての作品だったけど、スタートが良かったと思います。これからもっと頑張る予定です」と感想を伝えた。

イ・ジャンウは、同作で食品会社の本部長であるワン・デリュク役を務めた。ワン・デリュクはキム・ドラン(元AFTERSCHOOL ユイ)に一途な純情を見せ、カン・スイル(チェ・スジョン)の殺人の濡れ衣を晴らすことに大きな役割を果たした人物だ。辛い時にいつも後ろにいてくれるような男性だった。イ・ジャンウはワン・デリュク役を演じながら「頼もしく、心強く、温厚なイメージの本部長を見せたかったです」と説明した。そのため、役のためにダイエットはしなかったという。

「僕なりには計画していたことなんですけど、俳優のみんなも『どこか体が悪いのでは? 気をつけて』と言っていました。さらに太ったというよりは、今の姿が自然な僕です。普段はドラマを始める時に10kgくらい落とすのですが、今回はありのままの姿でやりました。30代半ばの俳優として新しい姿をお見せしたかったです。実際の本部長たちは、会食の時もそうですし、中間あたりに座ります。そのようなところも考えて、少し体重があったほうが合っているのではないかと思いました。若い人が本部長だと、それも似合わないと言われて、年齢が上でリアリティのある姿を見せたかったです。チェ・スジョン先輩、ユイさんという主人公がいるので、僕は自分が引っ張っていく姿としてこれが相応しいと思いました」

そのため、イ・ジャンウは「なぜこんなに太っている?」「少し痩せたほうがいい」などのコメントには全く傷付かなかったという。「事務所のマネージャーたちが、傷付いた方がいいとわざとそのコメントを僕に送ったりしました。笑い飛ばすと、もっと送ってくるようになって。僕が本当に何か理由があったり、体が良くなくて、ストレスでこんな姿だったら傷付いたと思いますけど。まだテレビはこんな姿(スリムではない、役に相応しい姿)を受け入れる準備ができていない、まだそうではないんだと思いました。偏見というか、そのようなものがあります。次の作品で他の姿をお見せし、説得する自信があります」

これまで優しいキャラクターの役が多かったイ・ジャンウ。次回作はジャンル物を見ているとし、外見的にも演技的にもこれまでとは違う姿を届けると明かした。厳しいダイエットも始める予定だ。「ダイエットをするのは、難しくないです。本当にたくさんやってきましたから。食べないと痩せます。運動をできるだけたくさんやって、ダイエット食を食べます。今予定している作品は、ダイエットを厳しくしないとできない役なので、覚悟を決めました。身長が184cmですけど、体重を68~70kgまで落とすことができます。次回の作品で僕が出たら、見間違えるかもしれません」

記者 : ソン・ヒョジョン