「マイ・ヒーリング・ラブ~あした輝く私へ~」ソ・ユジン“夫ペク・ジョンウォンの応援がありがたかった…演技は死ぬまでしたい”

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写真=SOPMエンターテインメント
女優ソ・ユジンは「幸せな結婚をした芸能人」の1人に挙げられる。ペク・ジョンウォンと結婚した後、「女優として」を超えて彼女自身が丸くなったと言われている。実際、彼女は人生において結婚はとても重要だと考えていた。女優として、妻として、母として三拍子揃ったソ・ユジンの幸せな人生について聞かせてもらった。

最近、MBC週末ドラマ「マイ・ヒーリング・ラブ~あした輝く私へ~」を終えたソ・ユジンに会った。昨年の秋と冬、苦労しながら辛い時間を過ごしたソ・ユジン。春を待ちながら、爽やかで幸せなオーラを放っていた。

ソ・ユジンは「マイ・ヒーリング・ラブ~あした輝く私へ~」で家族によって犠牲となったスーパーワンダーウーマンのイム・チウ役を演じた。これまで活発で明るい役を主に演じてきたソ・ユジン。イム・チウはその延長線上にあるキャラクターであり、彼女だけの魅力が印象的だった。ソ・ユジンはチウの波乱万丈な人生を演じながら実際に心が辛くなったりしたという。「チウが、本当に幸せになってほしい」とこれまでを振り返り、涙を浮かべたりもした。

ソ・ユジンがチウとして生きる間、夫ペク・ジョンウォンの応援が大きな力になったという。彼女は料理研究家のペク・ジョンウォンと2013年に15歳差を乗り越えて結婚した。ソ・ユジンは「朝ごはんを用意してくれたり、夜に小腹が空いたと言うと夜食を作ってくれました。夫が一番上手なのは料理なんですけど、その料理をしてくれました。寒い時、震えながら撮影をして家に帰りながら『今日は本当に大変だった。すごくお腹空いた。それだけ』と愚痴をこぼしたりもしました。そして家に着くと、スユク(お肉を茹でた料理)を作っておいてくれてて『それ食べて』と言います。それが本当に嬉しくて、ありがたかったです」と話した。

ペク・ジョンウォンは「マイ・ヒーリング・ラブ~あした輝く私へ~」での妻ソ・ユジンとヨン・ジョンフンのラブシーンを見て嫉妬したりはしなかっただろうか。ソ・ユジンは「夫はドラマを見ても詳しくモニタリングしたりはしないです。『どうやってあんなに泣けるの?不思議』と言います。嫉妬をしても、心の中でです。それを表に出したりはしないです」と答え、笑顔を見せた。

また、彼女はペク・ジョンウォンが子供の面倒もよく見てくれると話した。彼女たちの間には3人の子供がいる。2013年に長男のヨンヒくんが生まれ、2015年に長女のソヒョンちゃん、昨年2月に次女のセウンちゃんが誕生した。ソ・ユジンは「うちは毎日料理をします。キッチンで火を付けない日は1日もありません。週末は遠くに出かけるのではなく、夫が子供たちを連れてスーパーに行きます。私はオフです。夫は結婚が遅かったので、友達の子供はみんな軍隊に行ったり成人していて共感できない部分があるみたいです。そこで、(友達と遊ぶよりは)週末に子供とスーパーに行ったりします。遅くして生まれた子供なので、本当に楽しくてずっと一緒にいたいとか」と話した。

写真=ソ・ユジン Instagram
「マイ・ヒーリング・ラブ~あした輝く私へ~」を終えたソ・ユジンは、バラエティ番組を通じて視聴者と会っている。SBS「横チャンネル」、チャンネルA「パパ本色」のMCを担当しており、tvN「ショー!オーディオジョッキー」に出演している。彼女は大衆が自身に求めているイメージとコンテンツは「ワーキングママ」「料理」と思っている。そしてバラエティ番組に出演している理由については、ペク・ジョンウォンの妻でも子供たちの母でもない「本当の自分を見つける過程」であると語った。最近はそのことをずっと思っているという。

「デビューして20年目で、結婚して7年目、子供が生まれて5年目になりますが、その過程で3人産みました。結婚と子供以外に、私は何を持っているんだろうと思ったりします。20代の時、何も知らずデビューした時に、どれが本当の自分なのか考えたことがあります。けど、その20代が忘れられなくて『それが自分』と言って戻ることはできないですよね。今日を美しく生きる勉強をすべきです。昔の、夢が多かった時代を忘れず、でも今も手放すことなく子供も育てて、私らしく生きようと思っています。私の人生の哲学を忘れる瞬間、いけないことが起きると思います」

ソ・ユジンは自身にとって「結婚」は大きな意味を持っていると強調した。「結婚は、私にとってとても大きな出来事でした。夫とはかなり年が離れていて、友人のような概念ではなかったです。友達と結婚するカップルもよく見るけど、私たちは違います。なので、内助もしっかりしたく、結婚生活を上手く過ごしたいと思いました。その思いから、毎日をさらに充実に過ごせたような気がします。両親が家族に優しいので、私は誰と結婚してどんな家庭を築くだろうと、いつもそれが気になって関心がありました。その中で夫に出会い、結婚すれば幸せに生きていきたいと思いました。子供もたくさんほしいと思いましたけど、ありがたいことに、こんなにも産みました。これ以上は産めないと思います(笑)」

ソ・ユジンはこれまであまりにも目まぐるしい時間を過ごしたと振り返った。そして第3子が大きくなって安定すれば、家のことをさらに思って妻としての役割、母としての役割をきちんとこなせるような気がすると言った。最後に、彼女は一生の仕事である女優としての目標も語った。「このドラマをしながら、さらに強く思いました。『死ぬまで演技をしたい』と。役者という職業は、幸せで楽しくて、胸を踊らせます。私が演技をしている瞬間は、別の心臓が跳ねます。他の仕事でこのような気分になれるのでしょうか。俳優は本当に魅力的な職業です。長くずっと演技がしたいと今回思いました。そのためには体も心も健康であるべきで、頑張って私の人生を生きるべきだと思います」

記者 : ソン・ヒョジョン