iKON、日本でアルバム『NEW KIDS』リリース!「日本のバラエティにも挑戦したい…会長も“いいよ”と」

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iKONが、2月27日 (水)に”NEW KIDS”プロジェクトの集大成となるアルバム「NEW KIDS」をリリース。2017年にリリースした「NEW KIDS : BEGIN」から「RETURN」「NEW KIDS : CONTINUE」「NEW KIDS : THE FINAL」の収録曲を完全網羅した日本オリジナルの収録内容となっている。リリースを前にiKONメンバーが合同取材を開催。曲の制作秘話や、アルバムのリスニングポイントなどをたっぷりと語った。

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「LOVE SCENARIO」が大ヒット!「MVは3泊4日ほぼ寝ずに…」

――「LOVE SCENARIO」が韓国で社会現象になるほどロングヒットをしましたが、2018年はiKONにとって、どんな年でしたか?

JU-NE:アルバムをたくさん発売できて、本当にうれしかったです。ずっと活動していたので、休む時間はありませんでしたが、活動できることに感謝の気持ちでした。そして、結果も皆さんの反応もよかったので、2018年はとにかく感謝の気持ちでいっぱいです。

JAY:アーティストなら、1度はもらいたいと思う夢のような大賞もいただきましたし、これからまた始まるiKONというか……いい機会になったと思います。

――韓国を代表する数々の音楽ショーレースで、さまざまな賞を受賞され、「LOVE SCENARIO」が2018年最大のヒット曲であったことが証明されました。授賞式のたびに、違った演出のステージを披露したのが印象的でしたが、準備が大変だったのでは?

B.I:緊張する一方で、とても光栄でした。なにか新しい姿をお見せして、特別な公演がしたかったので、一生懸命に練習して準備をしました。DK君が振り付けをたくさん考えてくれました。

DK:授賞式なのでかっこいいステージをお見せしたかったですし、原曲に忠実であるよりも、違う姿をお見せしたかったです。メンバーが呼吸を合わせて踊ってくれて、僕たちだけではなくバックダンサーさんも一緒に頑張ってくれたので、かっこいいステージができたと思います。

――準備にはどれくらいの時間をかけましたか?

B.I:たくさんの授賞式がありましたが、最初の授賞式は2ヶ月くらいかかりました。その他のステージも1週間くらい準備しました。

――授賞式当日の雰囲気や、印象に残っていることは?

CHAN:大賞をいただきましたが、とてもびっくりして嬉しかったです。僕らだけではなく、一緒に努力してきたスタッフさんやマネージャーさんも喜んで祝福してくれたのが印象的でした。

――「LOVE SCENARIO」はB.Iさんが作詞・作曲、BOBBYさんが作詞に参加していますが、制作秘話を教えてください。

B.I:「ラ・ラ・ランド」という映画にインスピレーションを受けました。淡々として、目では泣いているけど、口元は笑っているような、そんな感情を受けたんです。作った当時は、幼い子供のように純粋な気持ちで、まるで公園で遊んでいるような気持ちで作りました。

BOBBY:歌詞を書いてB.I君に見せたら、1度でOKをいただきました。ありがとうございます(笑)。

――いつもは1回でOKが出ないのですか?

B.I:そういうことではないのですが、僕が言いたかったことをそのまま表現してくれたような歌詞だったので、嬉しかったです。

――「LOVE SCENARIO」のヒットの要因はなんだと思いますか?

B.I:正直言って、ここまでヒットするとは思っていなかったのですが、まずは運がよかったと思います。先ほど、遊びながら純粋な気持ちで作ったと言いましたが、そういった純粋な気持ちが子供たちにも通じて、愛されたのではないかと思います。

SONG:「LOVE SCENARIO」のデモをもらって初めて聞いたときから、すぐに覚えて歌えるくらい聞きやすい曲だったので、子供たちにも愛されたのだと思います。強すぎも、弱すぎもしない曲なので、何度聞いても飽きない曲だと思います。

――MVの見どころを教えてください。

JUNE:3泊4日くらいかけてずっと撮影して、あまり寝られなかったです。大変でしたが、久しぶりの新曲だったから、とても頑張って撮影しました。

DK:初めて使うカメラがあったんです。いつものカメラと違うからか、撮影の方式も違っておもしろかったし、新鮮な映像に仕上がっていて。不思議でした。


アルバム『NEW KIDS』メンバーお気に入りの曲は…?

――アルバムは“NEW KIDS”プロジェクトの集大成ですが、“NEW KIDS”プロジェクトを始めた経緯は?

B.I:最初は「BLING BLING」という曲からスタートしたのですが、そこでは僕らの強くてiKONらしい姿をお見せしたかったんです。そして、ヒップホップだけではなく、ボーカルの魅力も持っているiKONの姿を見せたいと思って「LOVE SCENARIO」が生まれました。「BEGIN」から「RETURN」「CONTINUE」「THE FINAL」まで、1~2年かけてiKONが追及している音楽をお見せしようと努力しました。

――曲を作るうえで、生みの苦しみもあるかと思いますが、作るのに苦労した曲はありますか?

B.I:「KILLING ME」という曲は、夏に作ったのですが、活動した時期がとても暑くて一番苦労しました。最後に作った曲でしたが、修正作業も一番多かったです。

――アルバム全体のリスニングポイントは?

B.I:「RETURN」は歌詞にこだわって作ったアルバムなので、歌詞の意味を考えながら聞いていただけたらと思います。

――収録曲の解説をお願いします。

JU-NE:「I'M OK」は、個人的に好きな曲です。「大丈夫じゃないけど、大丈夫だよ」という悲しい曲です。初めて聞いた時に「いいな」と思いました。僕はせつない曲が好きなんです。悲しい感情を持っている方がこの曲を聞いたら、共感していただけると思います。

B.I:MVでJAYさんがゴミ捨て場で横になっているシーンがあるのですが、それがかわいいです(笑)。

JAY:僕的にはかっこいいと思います(笑)。iKONのMVの中で一番男らしくて、若さを感じられると思います。

CHAN:「GOODBYE ROAD」は、僕の記憶では日本で最初にB.Iさんから企画を聞いて、初めて聴いた時からメンバーみんなが「いい曲だね」と言っていましたし、個人的にも好きな曲です。

B.I:CHAN君のパートが多いです(笑)。重要なパートを担当しています。

CHAN:感動しました(笑)。

JU-NE:MVは色がとてもきれいです。監督さんがうまく撮影をしてくださいました。今までのMVの中で色が一番きれいなので、見るだけで癒されます。

JAY:1年くらいかけて撮ったMVなので、メンバーの顏や髪の毛の変化も見どころです。

SONG:「KILLING ME」は、失恋した男性が愛する女性を忘れられない悲しい歌詞の曲なのですが、一方ではパワフルなヒップホップのパフォーマンスを見せられる曲でもあるので、ステージとMVを合わせて見ていただくと、2倍、3倍楽しめると思います。MVでは、サビに入る時にカルグンム(一糸乱れぬ刃物のようなキレキレのダンス)をするのですが、とてもかっこよく映っています。演技からダンスに入るところがチェックポイントです。

B.I:振付けしたDK君、どうですか(笑)?

JU-NE:ちなみに、振付けは会長(ヤン・ヒョンソクYG代表プロデューサー)とDK君が相談して作りました。

DK:最初にB.I君と相談しながら、サビの部分がうまく生きるように振り付けを考えて、会長にそれを相談してという感じで、夜遅い時間までB.I君と作業しました。

――今回のアルバムで1曲だけお気に入りを挙げるなら?

JU-NE:「JERK」です。理由は悪い男だから(笑)。僕たちの曲の中で、唯一のブルースです。

SONG:「LOVE SCENARIO」です。一番たくさんの愛を受けた曲なので。

DK:バラードでよい歌詞の曲が多くて、選ぶのが難しいのですが、「COCKTAIL」という曲が好きです。夏の雰囲気があって、楽しい曲だし、ステージで披露する時も楽しいです。

B.I:僕は「FREEDOM」という曲が好きです。本当に自由な感じがして好きです。

JAY:「I'M OK」です。歌詞がきれいで、詩的な感じが印象に残ります。

BOBBY:「BLING BLING」です。とても強い感じがする曲で、そういう曲はiKONにはあまり多くはないのですが、ヒップホップ色が色濃くて、「RHYTHM TA」という曲に続いて強力なパフォーマンスを見せられる曲だからです。

CHAN:先ほども言いましたが、「GOODBYE ROAD」が好きです。聞いたときからメロディーがいいと思いましたし、僕のパートが多いので(笑)。


「日本活動たくさんしていきたい…会長も“いいよ”と」

――2年連続となる京セラドーム大阪公演(2018年12月23日(日)を完全収録したLIVE DVD&Blu-ray「iKON JAPAN TOUR 2018」もリリースされますね。

DK:大きなステージで多くのファンとお会いできて光栄でした。その分、僕らも頑張ってステージを準備したのですが、またDVDで見ていただけたらうれしいです。多くの方々に大きな愛をいただいた分、ステージで恩返しをできて僕たちもうれしかったですし、良い思い出を作れたようでよかったです。

――2019年はどんな年にしたいですか?

JU-NE:ずっと走りたいです。

――それは、リリースもライブも活発にしていただけるということですか?

JU-NE:そうです。出来たら日本活動もたくさんしたいです。頑張っていろんな活動がしたいです。さっき、会長とお話しましたが「いいよ」と言ってくれました(笑)。

――日本活動も期待していいですか?

JU-NE:JAYさんと僕は日本語ができるから、日本の活動もできたらいいなと思っています。

――バラエティも?

JU-NE:できたらいいです。でも、できるかな(笑)?

――他に個人的にやりたい活動は?

BOBBY:僕は5月にB.I君と2人でユニット活動をする予定ですので、皆さんチェックしてください。去年はずっと忙しかったので、2019年は少し休みながら余裕を楽しみながら活動したいです。

――日本のファンに向けてメッセージを!

DK:愛してる~。

BOBBY:いつも言っていることですが、国も違うし、言葉も違うのに、変わることなく愛してくださって感謝しています。音楽で1つになれることにとても感謝していますし、僕らのようなまだまだ未熟なグループを愛していただけるのが不思議なのですが、これからも、もっと努力して、よいステージをお見せできるように頑張ります。

取材:安部裕子

■リリース情報
●アルバム「NEW KIDS」
2019年2月27日(水)発売

【-DELUXE EDITION-】
形態:豪華盤2CD+3DVD+PHOTOBOOK
価格:11,300円(税抜き)

【-DELUXE EDITION-】
形態:豪華盤2CD+2BD+PHOTOBOOK
価格:12,300円(税抜き)

【CD+DVD】
価格:4,200円(税抜き)

【CD only】
価格:3,100円(税抜き)

●DVD/Blu-ray「iKON JAPAN TOUR 2018」
2019年3月20日 発売

■公演情報
「iKON FAN MEETING 2019」
【愛知】日本特殊陶業市民会館 フォレストホール
4月28日(日) 開場16:00/開演17:00
4月29日(月・祝)1部 開場12:00/開演13:00 2部 開場16:00/開演17:00

【兵庫】神戸ワールド記念ホール
5月1日(水・祝) 1部 開場13:00/開演14:00 2部 開場17:00/開演18:00
5月2日(木・祝) 開場13:00/開演14:00

【千葉】市川市文化会館
5月4日(土・祝) 1部 開場14:00/開演15:00 2部 開場18:00/開演19:00

【埼玉】大宮ソニックシティ
5月5日(日・祝) 開場16:00/開演17:00
5月6日(月・祝) 1部 開場12:00/開演13:00 2部 開場16:00/開演17:00

【福岡】福岡サンパレス ホテル&ホール
5月24日(金) 開場18:00/開演19:00
5月25日(土) 1部 開場12:00/開演13:00 2部 開場16:00/開演17:00

■関連リンク
公式サイト:https://ygex.jp/ikon

記者 : Kstyle編集部