「無垢なる証人」キム・ヒャンギ“チョン・ウソンさんはカッコいいのですが…”

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写真=ロッテエンターテインメント
「チョン・ウソンさんは本当にカッコいいのですが、オヤジギャグをよく言います」

最近、ソウル三清洞(サムチョンドン)にあるカフェで行われた、映画「無垢なる証人」(監督:イ・ハン、配給:ロッテエンターテインメント)のインタビューに、女優キム・ヒャンギが参加した。

「無垢なる証人」は、有力な容疑者の無罪を証明しなければならない弁護士スンホ(チョン・ウソン)が、事件現場の唯一の目撃者である自閉症の少女ジウ(キム・ヒャンギ)に出会い、繰り広げられる物語を描いた映画だ。「第5回 ロッテシナリオ公募大賞」の受賞作のしっかりとしたシナリオと「ワンドゥギ」「優雅な嘘」を手がけたイ・ハン監督の繊細な演出力の組み合わせで注目されている。

キム・ヒャンギはチョン・ウソンと17年前に共演したCMが、最近また話題になっていることについて質問されると、明るく微笑んだ。当時、キム・ヒャンギは3歳だった。

「(映画を)宣伝していると、その話を一番聞かれる気がします。当時の場面を想像してみると、本当に面白いですね。パンのCMでした。その時のチョン・ウソンさんをイメージで覚えているというよりは、ただ『カッコいい』と覚えてます。現場ではおじさんと呼びます」

キム・ヒャンギはチョン・ウソンについて「親しいおじさん」と表現した。ビジュアルに隠された内面の美しさを、もっと多くの人々に知ってほしいと伝えた。

「思ったより親しい感じというか……ビジュアルは生まれつきなのに、チョン・ウソンさんはビジュアルでもっと注目されていますよね。そんなイメージを持っていたので、内的なことや本人の努力で作られる態度や姿勢、言葉遣いや日常的な行動など……思ったよりも親しみを感じました。ユニークでオヤジギャグもよく言っていました。多くの方々に内面的な魅力についてもたくさん知ってほしいです。映画でもトーンと人柄が違う姿をお見せしましたが、本当によくお似合いだと思いました」

また、キム・ヒャンギは言及したチョン・ウソンのオヤジギャグについて「大げさにオヤジギャグを言おうという感じではなく、自然にその状況で話されている言葉が面白かったです」と話した。

「聞いていると笑ってしまうんです。私は、現場で静かにモニターの後ろにいる方なのですが『学校でも友達と静かに話すの?』と聞かれました。それで学校でもニックネームがゾンビだと話したら『じゃあ人も食べるよね』と言われました(笑)。チョン・ウソンさんに関して、元々幻想なんかは抱いていなかったです。以前『神と共に』で共演したハ・ジョンウさんとチュ・ジフンさんとも親しくさせて頂いているのですが、それで良い先輩なんだと知っていました」

記者 : シン・ソウォン