JBJ95としてデビュー!初の日本公演に期待「大好きだったK-POP歌手になれたことが…」

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2018年4月に6人組グループJBJの活動を終え、同年10月にJBJ95として韓国1stミニアルバム「HOME」をリリースしたケンタとサンギュン。ファンへの想いを詰め込んだ本作でデビューを果たし、デュオとして新たな一歩を踏み出した。2019年1月には早くも日本での初単独コンサート開催が決定! JBJ95の活動を通して、よりいっそう絆が深まった様子の2人に、デビューアルバム「HOME」の収録曲や単独コンサートにかける意気込みについて聞いた。

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JBJ95としてデビュー「JBJの活動時との違いは…」

――2018年10月30日に1stミニアルバム「HOME」をリリースされました。ケンタ&サンギュンのユニット“JBJ95”としてデビューを果たしたお気持ちをお聞かせください。

サンギュン:JBJ95としてデビューすることになって、これまでのJBJとは違った姿をお見せすることについて、心配もたくさんありました。「どんな曲をお聞かせして、どんなパフォーマンスをお見せすれば喜んでいただけるだろう」と悩みながら長い期間準備をしたので、アルバムの発売日はとても緊張しました。幸いなことにファンのみなさんがとても喜んでくださったので、デビューの当日は本当にホッとしました。

健太:デビューアルバムが出たときは、まず不思議な気持ちでした。ファンのみなさんに、少しでもよりクォリティの高い音楽をお聞かせしたいという思いから準備期間が長くなったので、デビューの予定日が1ヶ月ほど延期になったんです。そのせいか、リリース当日になっても「本当に出たのかな!?」って、なんだか実感が湧きませんでした。でも音源チャートを見て、「あぁ、本当に出たんだな~」「新しいスタートだ!」という気持ちになりました。

――2018年4月にJBJとしての活動を終え、JBJ95としてデビューするまでの期間は、どんなお気持ちでしたか?

サンギュン:JBJの活動が終わった時点では、僕たちがJBJ95として2人でやっていくという発表をする前だったので、本当に一緒にやっていくのかなと考えたりしていました。そんな中でもドラマ「裸足のディーバ」の撮影に結構時間がかかって……。

健太:そうなんです。特にサンギュンは主人公だったので、撮影シーンが多くて、僕よりも負担が大きかったと思います。ドラマを撮って、デビューの準備をしながら強く感じました。「あー、早くステージに立ちたいな」って。その気持ちが大きかったです。僕たちがそう思っていたとき、ファンのみなさんも同じように「早く健太とサンギュンがステージに立つ姿を見たい」と言ってくださったんです。その言葉を聞いてから、本当にカッコいいステージをお見せしなきゃという気持ちがいっそう強くなって、一生懸命に準備をしました。絶対に妥協はしたくなかったので、デビューの時期が少し遅くなりました。

――JBJ95としてのデビューにあたって、JBJの他のメンバーからはどんなコメントがありましたか?

サンギュン:米花輪を送ってくれました! それから、僕たちが一緒に活動すると発表したとき、サプライズゲストとしてドンハンが来てくれました。本当に知らなかったんです。すごく嬉しかったです。

健太:テヒョンがデビューショーケースの日に「今日はファティン! がんばってね」という内容のメッセージを送ってくれました。力づけられました。

――1stミニアルバム「HOME」はどんな作品になりましたか?

サンギュン:全体的なイメージは、僕たちが2人で戻ってきたので、ファンのみなさんに「待っていてくれてありがとう」「いつもそばにいてくれてありがとう」という気持ちを詰め込んだアルバムです。

――それで「HOME」というタイトルになったんですね。

健太:そうなんです。ファンのみなさんは僕たちにとってのHOMEなので、僕たちもファンのみなさんにとってのHOMEになれたらいいなという意味を込めました。

――2人でステージに立ったときは、JBJの活動時とどんな違いを感じましたか?

サンギュン:JBJとして活動していたときはメンバーだけでダンスをしていましたが、JBJ95は僕たち2人なのでダンサーの方々が一緒にステージをサポートしてくれます。とはいっても、メンバーの数が多かったときよりも2人で忙しく動かないといけないので、音楽番組で「HOME」の活動を始めた最初の週は、本当にがむしゃらに動いていたなという気がします。

――歌のパートも多くなりましたよね。

健太:はい、特に僕の場合、(JBJではサブボーカルで)JBJ95ではメインボーカルじゃないですか? それで、すごく必死に取り組みました。韓国語の発音もそうだし、僕はもともと歌唱力がある人間ではないのでかなり練習をしましたが、それでも歌番組に出演すると至らなさを感じる部分があって。「HOME」の活動をしながら、多くのことを学んでいったように思います。無我夢中の活動期間でした。
 

「HOME」を全曲紹介“ファンのみなさんは僕たちにとってのHOME”

――「HOME」の収録曲について、1曲ずつ簡単に解説をお願いします。

1. LOVE DIVE

サンギュン:恋に落ちる内容を描いた曲です。イントロ曲なので、始まるという感じに満ちた曲です。

2. HOME

健太:このアルバムの全体的なコンセプトと同じく、ファンのみなさんに向けた「待ってくれていてありがとう」というメッセージを込めました。そのポイントに注目して聴いていただければと思います。

3. 됐어(STAY)

サンギュン:サブタイトル曲で、2曲目の「HOME」とはまた違った魅力を持つダンス曲です。「隣にいてくれればそれでいい」「僕のそばにいてくれればいい」という内容の曲です。「HOME」とはまた一味違うカッコいいパフォーマンスにもご注目ください。

健太:僕たちの男らしさを感じていただけたら嬉しいです。

4. 생각나(センガンナ/思い出す)

健太:この曲は、作曲家さんが僕をイメージしながら作ってくださった曲です。僕はちょっとかわいいスタイルですが、そういう部分を感じていただける曲です。朝いちばんに聴いていただくと、素敵な気分になれると思います!(笑)

5. 거울 앞에; before the show 1846(コウル アッペ/鏡の前で)

サンギュン:생각나(センガンナ)は健太をイメージして作られた曲で、これは僕をイメージして書いていただいた曲です。JBJ95としてステージに立つときの姿ではなく、鏡の前で練習をしたり、バックステージで準備をしている内容を盛り込んだ曲です。ビハインドの姿が描かれているので、歌詞もじっくり聞いていただくと楽しめると思います。

健太:ナレーションも入っているので、ぜひ聴いてください!

6. 꿈에서(クメソ/夢の中で)

健太:この曲はファンソングです。JBJ95のファンのみなさんに捧げる曲なので、ファンのみなさんに聴いていただきたいですし、僕たちのファンではない方にも気に入っていただけると思います! それぐらい自信がある曲で、歌詞にも注目していただければと思います。あたたかくて、とてもいい曲です。

7. 오늘밤(オヌルバム/今夜)

サンギュン:離ればなれになっていた恋人たちが再び出会って、永遠を誓うという内容の曲です。ファンのみなさんへのメッセージでもあります。パフォーマンスもとてもカッコいいです。
 
――タイトル曲「HOME」の振付の見どころを教えてください。

サンギュン:「トラワジョ トラワジョ(戻ってきて) The way back home」という歌詞に合わせて、「戻ってきてほしい」という気持ちを込めた振付にご注目ください。

健太:手の動きがポイントです。僕はもともと日本でカバーダンスをやっていたので、JBJ95の曲もたくさんの方にカバーしていただけたら嬉しいです。ぜひインターネットにアップしてください。僕たちが探してチェックしますので!

――アルバムには「HOME」のインストバージョンも収録されていますが、カラオケなどでこの曲を楽しく上手に歌うためのコツを教えてください。

健太:僕たちで「HOME」の応援方法を作ったんです! もし2人以上でカラオケに行かれたときは、1人が歌って、もう1人は掛け声をかけて、という感じで歌っていただくと楽しめると思います。必ずJBJ95のことを考えながら歌ってくださいね!

サンギュン:日本のみなさんが歌うときは、日本語でオリジナルの歌詞をつけていただいてもいいかもしれません!

――12月のソウル公演を皮切りに、1月に日本でも初単独コンサートの開催が決定していますが、どんな姿を見せたいですか?

サンギュン:収録曲のステージはすべてお見せしたいと思っています。12月上旬に少しネタバレをしたのですが、ソロ曲もお見せする予定です。ソロとしての姿はどんな姿だろうかというところを重点的に見ていただくとおもしろいと思います。

健太:日本にはよく行きますが、今回はとても特別ですし、これまでにないステージパフォーマンスや新しい姿をお見せすることができる気がします。どの曲のステージも集中してご覧いただけるものを準備していますので、ご期待ください。

――アルバム「HOME」のレコーディングやMVの撮影はいかがでしたか? 記憶に残っているエピソードがありましたら教えてください。

サンギュン:タイトル曲の「HOME」は、よりよいものにするために何度も歌詞を変えました。完成までにいちばん時間がかかったのが「HOME」です。MVは韓国内で撮影したのですが、これまでやってきたものとは違って移動の時間が撮影よりも長かったので、旅をしているような気分でした。

健太:サンギュンが4階か5階建てぐらいのビルの屋上でソロカットを撮ったのですが、とても高い場所だったので震えながら撮っていました。そのシーンも出てくるので、ご注目ください。

サンギュン:MVの撮影がすべて終わってからも、よりクォリティを高めるために編集にも参加しました。コンセプトは「さまよう少年たち」で、僕たちがあちこちをさまよったあと、最終的に家に戻ってきてスマイルするという内容です。それを表現するために僕たちも編集室に行って、監督にリクエストをしたりしました。
 

2人で一緒に生活「習った言葉を僕に話してくれたり…」

――ドラマ「裸足のディーバ」で演技に挑戦されましたが、MVでの演技はいかがでしたか?

健太:うーん、僕はドラマを撮るときよりもMVのときのほうが気楽でした(笑)。MVでは走るシーンが多かったんです。まだ演技は難しいです、僕にとっては。

――2018年10月に開催した「裸足のディーバ」ドラマファンミーティングの感想を教えてください。

サンギュン:ドラマのテーマ曲もお聞かせしましたが、イベントのオープニングでコントをしたことが印象に残っています。おもしろかったです。

健太:俳優としてのファンミーティングだったので、どんなマインドで行けばいいのかすごく悩みました(笑)。歌手としてのステージじゃないし、すごくカッコつけていくのも変な気がして、どれぐらいの感じで、どんな雰囲気で行けばいいのか迷いました(笑)。

――(笑)。どんな感じで行くことにしたんですか?

健太:歌手と俳優の間ぐらい……? でも座るときはちょっと俳優っぽさを意識して座ってみたりして……(笑)。

――今後も機会があればドラマに出演したいですか?

サンギュン:はい! 演技をするのはとても楽しかったです。まだまだ至らない点が多いですが……。まずは歌手としての活動をがんばります。ドラマを一度やって、どんなものなのかちょっぴり体験することができたので。

――アルバムのタイトル「HOME」にちなんで、家ではどんなふうに過ごすのが好きですか?

サンギュン:オフの日はリラックスして横になって音楽を聴いたり、散歩をしたり。どこか外にわーっと遊びに行ったりするのはそんなに好きじゃないほうです。

健太:僕は最近、家で勉強をしています。韓国語能力試験に向けて勉強を始めました。5級ぐらいを目指しています。

――6級でも合格できると思いますよ。

健太:ダメです、ダメです! 6級は絶対無理です! 作文があるし。日本語でも作文が苦手なので!(笑)。韓国語の勉強の他にも最近はいろいろと意欲が出てきて、読書をしたりしています。日本語の本も韓国語の本も読んで、小説、自己啓発本、エッセイなどいろいろなジャンルの本を読んでいます。

――2人で一緒に暮らしていると、韓国語、日本語が混ざることがあると思いますが、最近2人の間で流行っている言葉はありますか?

健太:サンギュンが日本語の授業を受けた日は、習った言葉を僕に話してくれたりしながら、家で復習をしています。がんばっている姿がかわいいです。

サンギュン:健太は僕の故郷の方言を気に入って、よく使っています。僕は韓国の南のほうの地方出身なのですが、それが健太の口によく馴染むみたいです(笑)。

健太:サンギュンが教えてくれるから、マネして使っています(笑)。それが最近の僕の中での流行りです。他に何かあったっけ?

サンギュン:あげみざわ!(笑)

健太:日本の流行語をサンギュンに教えました(笑)。

サンギュン:あとは大阪弁。“イヤや!”。

健太:1月に日本に行くので練習を……(笑)。
 

「大好きだったK-POP歌手になれたこと自体がいいことです(笑)」

――サンギュンさんはラップを書く時はどんなとき? どんな方法で書いていますか?

サンギュン:家で書いたりもしますが、ふだんから書き溜めているほうです。以前は僕の作業室があったのですが、なくなっちゃって……(笑)。健太の事務所で書いたりしてます。

健太:一人で集中して黙々と書いてますよ!

サンギュン:ちょっとずつ、たくさん書き溜めています。

――健太さんは、韓国で活動することのよさ、難しさなどを感じるのはどんなとき?

健太:僕はもともとK-POPが大好きだったので、K-POPの歌手になれたこと自体がいいことです(笑)。そして、やっぱりK-POPは世界各国で聴かれているというところ。いろんな国の方に自分たちの音楽を届けられるというところがすっごいいい部分じゃないかなと思います。難しいのは、そんなふうにグローバルだからこそ、求められる部分、そして自分たちがああしていきたい、こうしていきたいというものが大きいぶん、まだ自分の実力が追いついてないなというのが個人的に難しいところですね。韓国語もそうですし、歌や発音といった部分がいちばん難しいです。

――健太さんに憧れて、K-POP界で活躍したいと思っている日本の方もたくさんいらっしゃるんじゃないでしょうか。

健太:そういうふうに思っていただけたら嬉しいです……。たまにDMをいただいたりします。日本の男子高校生から「健太くんを見てダンスを始めました!」とか、「韓国で歌手やりたいと思ってます!」っていう方がいたりとか。そういう言葉を聞くと、歌手になってよかったなぁって思います。

――歌手として目標とするアーティストは?

サンギュン:JBJ95というユニットとして新たにスタートしたわけですが、変わらずに応援してくださるファンの方々がいらっしゃることに感謝しています。いい音楽をファンのみなさんにお聞かせしながら成長して、一緒に幸せな思い出を作っていけるような歌手になりたいです。

健太:僕個人のロールモデルといえば、SUPER JUNIORのみなさんです。多くの先輩方がそうですが、MCとしても活動して、演技もなさって、ソロ歌手としても活動しながら、メンバー全員が集合してアルバムをリリースしてステージを披露するとき、本当に大きなエネルギーにあふれていらっしゃるので。僕たちもいろいろな活動に挑戦しつつ、ユニットとしてそろったときにカッコいいステージをお見せしたいなという気持ちがあります。

――1月のコンサート「‘HOME' JAPAN TOUR CONCERT 2019」を待っているファンのみなさんにメッセージをお願いします。

サンギュン:たくさんの愛をいただいたおかげで、今日ここまでくることができたと思っています。さらにいい姿をたくさんお見せして、コンサートの準備を頑張って、いいステージをお見せしたいです。ぜひ見に来てくださいね!

健太:みなさん、本当にありがとうございました。2018年にたくさん待たせてしまったぶん、2019年はもっと忙しく活動をしたいと思っているので、ついてきていただけたら嬉しいなと思います。1月にコンサートがあるので、風邪をひいちゃって来られないということのないように予防接種を受けていただいて、元気な姿で1月にお会いできたらなと思います。僕の希望ですが、2019年はテレビ出演やインタビュー、コンサートなど、もっともっと日本でたくさん活動したいなと思っているので、待っていていただけたらなと思います!

取材:藤田麗子 / 撮影:SHIM KYUTAI

■コンサート情報
「‘HOME' JAPAN TOUR CONCERT 2019」

【神奈川】
2019年1月18日(金)神奈川県民ホール
[1部]開場13:20 / 開演14:00
[2部]開場17:50 / 開演18:30

【大阪】
2019年1月20日(日)ATCホール
[1部]開場12:20 / 開演13:00
[2部]開場16:50 / 開演17:30

料金:全席指定 10,800円(税込)
イベント公式サイト:https://www.iscontentsplay.com/jbj95

■LINE LIVE見逃し配信中
JBJ95 来日決定!僕らの"HOME"韓国からお届け♪
配信日時:2018年12月13日(木)19:00~
配信URL:https://live.line.me/channels/260601/broadcast/10124822

記者 : Kstyle編集部