チェ・ヒソ、樹木希林出演の映画「日日是好日」大森立嗣監督と観客の対話で司会進行を務める

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日本の映画「日日是好日」(監督:大森立嗣、輸入配給(株)映画社ジンジン)を演出した大森立嗣監督が来韓する中、女優チェ・ヒソが観客との対話で司会進行を務めることになった。

チェ・ヒソが若い頃日本に留学した経験をもとに、映画「ドンジュ」「金子文子と朴烈」で日本の文化への深い理解と文学的感性をこめた演技を見せてくれたためだ。淡々として文学的な映画の情緒と方向を失った典子というキャラクターが、女優チェ・ヒソの観客との対話でより一層繊細に読み取れると見られる。

昨年開かれた「第23回 釜山国際映画祭」で全回完売し、日本でも観客100万人を突破した「日日是好日」は、二十歳の典子(黒木華)がいとこの美智子(多部未華子)について、隣人である武田先生(樹木希林)から茶道を学ぶようになることから、日常の温かさを感じていく“ソファクヘン (小さいが確実な幸せ) ”を描く映画だ。

黒木華と9月に他界した樹木希林が出演した映画で、何でもできそうに見えて進むべき方向を見つけられなかった若者と、意味のない伝統にこだわっているように見えて、さまよう青春を慰める老年の温かい調和を描いた。

大森立嗣監督は「映画の原作である森下典子のエッセー『日日是好日』を読んで感動した。大人になっていく過程で輝く宝石とは異なり、末永く存在する大事なものをお茶を通じて感じる話を描きたかった」と企画の意図を伝えた。

大森立嗣監督が出席する観客との会話は1月14日(月)、ソウル・シネキューブ光化門(クァンファムン)で午後7時30分、映画上映を終えた後に行われる予定だ。

写真=映画のポスター

記者 : キム・ボラ