「アルハンブラ宮殿の思い出」ハン・ボルム、ヒョンビンの後妻として登場…自己中心的な悪女を熱演

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※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。
写真=tvN「アルハンブラ宮殿の思い出」放送画面キャプチャー
「アルハンブラ宮殿の思い出」でハン・ボルムがキャラクターの魅力をしっかりと生かし、ドラマをさらに面白くしている。

ハン・ボルムはtvN土日ドラマ「アルハンブラ宮殿の思い出」(脚本:ソン・ジェジョン、演出:アン・ギルホ)でジヌ(ヒョンビン)と離婚訴訟中であるジヌの二人目の妻、コ・ユラ役を演じている。ユラはアイドルガールズグループ出身の華やかな美貌の持ち主。しかし、アルコール中毒と不安定な情緒のため、あらゆるところでトラブルを起こす人物だ。

韓国で16日に放送された「アルハンブラ宮殿の思い出」第6話では、ジヌの体調のため離婚に支障があるのではないかと心配するユラの姿が盛り込まれた。

ジヌは現実とゲームが混在する状況で、ヒョンソク(パク・フン)を避けて病室の外に逃げて気を失い、再び病院に戻った。これを見たユラは誰かと電話しながら「本当に頭がおかしくなったなら、これからどうすればいい?訴訟取り消さなければならないんじゃない?状況がおかしくなったでしょう?」とジヌのことを心配するどころか、自分に被害が及ぶのではないかと心配する姿を見せた。

続いてジヌに会えないように邪魔したヒジュ(パク・シネ)を見つけては「消えろ」「またちょっかい出してみろ」など、ひどい言葉を連発し、ユラとヒジュの間の葛藤に火をつけた。

ハン・ボルムはドラマで他人はもちろん、ひと時は家族だったジヌの心配もまったくしないなど、自己中心的なコ・ユラの姿を完璧に演じた。堂々とした表情と相手を無視するような話し方でキャラクターに集中し、本当に嫌いになりそうな錯覚まで呼び起こした。

ハン・ボルムは初登場から、ただならぬ雰囲気でドラマでジヌとヒジュの関係に変化をもたらした。また、ビョンジュン(キム・ウィソン)と緊張感を高め、ドラマの流れを豊かにすることに一役買った。華麗なビジュアルはもちろん、キャラクターを表現する細かな演技で説得力を高めたという評価だ。

このようにハン・ボルムは登場する場面ごとに、憎い悪女の演技で、ドラマをさらに面白くしている。登場人物とその関係に緊張感を吹き込む役割をしっかりと果たしており、「アルハンブラ宮殿の思い出」の中のハン・ボルムの活躍をさらに期待させる。

記者 : シン・ナラ