ジェジュンの除隊後復帰作、2019年1月よりBSフジで放送スタート!「マンホール~不思議な国のピル」見どころポイントを徹底予習

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ジェジュンが初めてラブコメディに挑んだ「マンホール~不思議な国のピル」が、BSフジにて2019年1月31日より、毎週月~金曜の14時59分放送スタートとなる。ジェジュンの除隊後復帰作として注目の集まる作品であるだけに、全国で視聴可能なBS放送の決定は待望であろう。

本作は、公務員浪人3年目のボン・ピルが町内のマンホールを通じてタイムスリップを繰り返すというファンタジックな物語。その一方で、ソウルで生きる20代男女のリアルな日常が描かれている点も大きな見どころとなる。そこで、本作をさらに楽しむための韓国文化を解き明かす予備知識をご紹介!


ポイント1. ピルが酔って乱入! 韓国伝統の結納の儀式とは?

自宅のベランダから隣家をこっそりのぞきつつ、高麗人参酒を飲んで涙を流すピル(ウサギのマグカップがかわいい!)。彼の視線の先には、ピルが28年間も片思いしてきたスジンの姿が。いよいよ結納の日を迎えたスジンは、美しい韓服姿で新郎ジェヒョンを待っていた。

冒頭に登場するこのシーンで描かれたのは、新郎が結納品の入った「函(ハム)」という箱を新婦の実家に届ける韓国の伝統的な儀式。新郎本人ではなく、スルメのお面をつけた友人が箱を背負い、「箱を買ってください~」と叫びながら新婦の家付近へ向かう。新婦の友人や親戚が彼らを出迎えるが、新郎側は箱をすぐには渡さない。箱をできるだけ高く売るために歩みを緩めたり、道端に座り込んだりする新郎側と、お酒やおつまみ、お金入りの封筒などを道に置きながら彼らを少しずつ家に招き入れようとする新婦側の駆け引きがおもしろい。

高麗人参酒ですっかり酔っぱらったピルは、なんとこの伝統儀式に乱入!「うるさくてたまらない」と文句をつけたばかりか、「結婚なんて人生の墓場だ」と言い放つ。新婦は本来、新郎が到着するまで家から出てはいけないしきたりだが、ピルの爆弾発言を耳にしたスジンは……!?


ポイント2. 人気のエリート職は「事」「師」「士」

不況と就職難が続く韓国では、安定した公務員職の人気がますますアップ。ピルと同じく浪人中のソクテが「公務員試験の倍率は268倍だって」となげいたように、競走倍率はかなり高い。レベルは1~9級に分かれているが、下級は受験の年齢上限が撤廃されたこともあり、最低職位である9級の受験者は特に増加している。

警察官志望で浪人3年目のピル、技能職を目指す浪人6年目のソクテが受験するのはどちらも9級公務員試験にあたるが、“警察官のほうがカッコいい”と信じているピル。まだ二人とも合格していないにもかかわらず、「9級の技能職のくせに」といばる彼に、ソクテは「判事や検事だって同じ公務員だぞ」と言い返す。韓国では「事・師・士」の文字(ハングルではいずれも“サ”)がつく職種の人気が特に高く、エリートとして認められている。

スジンの婚約者ジェヒョンの職業は薬剤師で、“サ”のつく四大人気職種「医師、判事、検事、弁護士」にこそ入らないものの、周囲から羨望のまなざしを受ける対象だ。最初のタイムスリップで高校時代に戻ったピルは、せっかくなら医師になって勝ち組の人生を歩み、スジンと結婚しようと決意する。SP付きの敏腕医師となり、薬剤師のジェヒョンをあごで使う姿を思い描くピルの妄想シーンは必見!


ポイント3. ピルとソクテが利用する“自習室”とは?

ピルとソクテが勉強のために利用しているのは、“読書室”と呼ばれる自習室だ。受験戦争が熾烈な韓国にはこうした施設があちこちにあり、中学生や高校生も日常的に利用しているが、公務員予備校が多いソウル・鷺梁津(ノリャンジン)などの自習室にはピルやソクテのような浪人生が集まっている。

間仕切りのついた机を使いたい時間だけ借りることができ、固定の席を長期レンタルすることも可能。ソクテは自席に「勉強できる男が美人と結婚できる!!!」と書いた貼り紙を勉強に励んでいるが、スジンのことで頭がいっぱいのピルに邪魔されて、無理やりタバコ休憩に付き合わされることも……。


ポイント4. 韓国は若者が起業しやすい国!?

終わりの見えない就職活動に苦しんだり、サラリーマンとして安月給で長時間働かされるよりも、起業家として成功したいと考える若者も増えている。

韓国ではビジネスアイディア公募やベンチャー企業への投資システムなど、若手起業家を育てるためのさまざまな取り組みがさかんだ。スジンの親友ユン・ジンスクは、こうした制度を利用して移動式ジューススタンドをオープン。「私はユン社長。年収1億をめざす起業家よ」と語る姿がたくましい。

カメラマンとして働くスジンも、自分のやりたいこと、好きなことを仕事にしている個人事業主。韓国には、ウエディングフォト、マタニティフォト、ベビーの誕生100日をはじめ、さまざまな記念日に合わせてプロが写真を撮ってくれるスタジオが多い。スジンのスタジオのようにおしゃれなインテリアの中でバリエーション豊かな写真を撮影してもらうことができ、フォトショップでの修正技術も高いため、写真のために韓国を訪れる外国人観光客も増えている。


ポイント5. 恋愛も結婚も諦めた…わけじゃない!? N放世代

韓国で定着している「N放世代」とは、就職をはじめ、恋愛や結婚、出産、マイホームなど、あらゆるものを放棄した現代の若者たちをさす言葉だ。2010年半ば頃、就職難や経済的理由、先の見えない将来への不安から恋愛、結婚、出産を放棄した「3放世代」という新造語が登場。これに人づきあいとマイホームが加わった「5放世代」、さらに夢や希望も捨てた「7放世代」に続いて、ついには何もかもを諦めた「N放世代」という言葉が誕生した。

「マンホール」に登場するのは、大豪邸に暮らす財閥御曹司や世界中を飛び回るトップスターではなく、N放世代に該当する平凡なアラサーの若者たち。28歳になっても無職で、スジンに告白すらできずにいるピルは、ある意味ではN放世代の1人と言えるかもしれない。

しかし、ピルはけっして恋愛や結婚を諦めたわけではなく、「好きだ」という決定的な一言を口に出せないだけ。誕生日にサプライズイベントをしたり、ジェラシーを丸出しにしたりする姿から、スジンにも彼の思いは十分に伝わっているはずだ。

「10回たたいて倒れない木はない」という言葉で表現されるほど、いざ好きな人ができると積極的なアプローチをする男性が多い韓国。一度もきちんとした告白をされていないスジンの心境は複雑に違いない。どうしても勇気を出せなかったピルが、ついに思いを告白する胸キュンシーンをお見逃しなく!

2019年の放送が待てない方は、DVD全巻発売中&レンタル中なので放送前にDVDで予習をすることも可能だ。すぐにDVDで、来年の放送で、自分なりの楽しみ方で韓国の最旬文化も味わえる本作を堪能してほしい。

また、ポニーキャニオンのオフィシャル韓流&華流TwitterアカウントWE LOVE K ポニーキャニオン【公式】(@ponycanyon_kdp)では、ジェジュンやB1A4出身のバロことチャ・ソヌの直筆サイン入りプレミアムグッズ当たるTwitterキャンペーン「#マンホールのマンホールキャンペーン(~2019年1月6日まで)」と「#胸キュンシチュ投票キャンペーン(~12月25日まで)」を実施中。作品を楽しみながら豪華景品を当てよう。

■商品詳細
「マンホール~不思議な国のピル~」
DVD-BOX1・2 好評発売中
レンタルVol.1~11 好評レンタル中

各¥13,000(本体)+税
発売・販売元:ポニーキャオン
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公式サイト:https://manhole.ponycanyon.co.jp/

記者 : Kstyle編集部