ケーブルチャンネルtvNの新しいドラマ「王になった男」の予告ポスターが公開された。

ドラマ「王になった男」は、内乱と王座をめぐる権力争いで混乱した朝鮮中期に王イ・ホン（ヨ・ジング）が、自身の命を狙う勢力から離れるために自身とそっくりの賤民（センミン：最下層の階級の身分）道化師のハソン（ヨ・ジング）を、王の代役として宮殿に入れることで繰り広げられるストーリーを描く。1200万人の観客を動員したイ・ビョンホン主演映画「王になった男」のリメイク作で、2019年のtvNの最初の幕開けを告げる新しい時代劇として、注目を集めている。

本日（3日）に公開された予告ポスターは、道化師の仮面を手に持っているヨ・ジングの姿が印象的だ。道化師ヨ・ジングは、王を弄ぶように翼善冠（イクソングァン：王が政務を行うときにかぶる帽子）を脱いで手にとり、赤い龍袍（ヨンポ：朝鮮時代の王または王世子、王世孫の正服）を踏みつけている。さらに、その背後に見える竜の姿もまた赤く染まっており、神秘的な雰囲気を出している。

道化師の仮面の後ろに姿を現したヨ・ジングは、強烈な眼差しとオーラを放っている。大胆で強靭なヨ・ジングの正体に疑問を抱くと共に、彼が今後どのような演技を披露していくのかにも期待が高まる。

「王になった男」の制作陣は「道化師のハソンが、どのようにして王イ・ホンの代わりになるのか、またこれにより朝鮮の政治とイ・ホンのロマンスがどのような局面を迎えるのかを見守ってほしい。“道化師が王になる”という仮想の設定を通じて、視聴者に痛快な笑いや、甘いロマンスをプレゼントするだろう」と明らかにした。

続いて「王イ・ホンと道化師ハソンという相反する2人を、1人2役で演じるヨ・ジングの演技も見どころだ」と期待を高めた。

tvN新ドラマ「王になった男」は、2019年1月7日に韓国で初放送される。