放送開始「アルハンブラ宮殿の思い出」パク・シネ、ヒョンビンの毒舌に涙…今後の展開に期待

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※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。
写真=tvN「アルハンブラ宮殿の思い出」画面キャプチャー
ヒョンビンがパク・シネを泣かせた。

1日、韓国でtvN「アルハンブラ宮殿の思い出」が初放送された。ドラマ「アルハンブラ宮殿の思い出」は、投資会社の代表ユ・ジヌ(ヒョンビン)がビジネスのためスペインのグラナダに行き、元ギタリストだったチョン・ヒジュ(パク・シネ)が運営する安いホステルに泊まり、奇妙な事件に巻き込まれるサスペンスロマンスドラマだ。

この日の放送は、ユ・ジヌに電話をかけた後、チョン・セジュ(EXO チャンヨル)がグラナダに向かう列車内で行方不明になるという内容で幕を開けた。誰かが列車の寝台車両に入ると、ガラスが割れ、銃を撃つシーンに続いた。そして翌日には、何もなかったかのようにチョン・セジュだけが行方不明になったという状況が繰り広げられた。

続いてユ・ジヌはグラナダでホステルを運営するチョン・ヒジュのホステルのベルを鳴らした。高級な服を着ているユ・ジヌを見たヒジュは「ホテルに行った方がいいんじゃないか」と聞いたが、彼はヒジュのホステルにこだわった。

彼が、ヒジュのホステルにこだわったのには理由があった。IT投資会社「J One Holdings」の代表であるユ・ジヌは“グラナダで会いましょう”というチョン・セジュの電話を受けていたのだ。ホステルに入ったユ・ジヌは、その時にやっとチョン・セジュが送ったメールを確認し、彼が開発した技術が世界のゲーム産業の未来を変える革新的な技術であることを確認した。しかしチョン・セジュ本人が行方不明になった状況で、未成年であるチョン・セジュと契約するためには保護者の同意が必要だった。

ユ・ジヌはホステルの劣悪な状況のせいで大事な電話に支障が出ると、ホステルのオーナーであるチョン・ヒジュに怒り出した。

どうして私に怒るのかというチョン・ヒジュに彼は「あなたがこのクソみたいなホステルのオーナーだから」と話した。

「だから私が他のホテルに行った方がいいと行ったじゃないですか」というチョン・ヒジュに、ユ・ジヌは「よく聞け。今、100兆ウォン(約10兆円)のお金がかかったプロジェクトの話をしていた。もし僕がこれを逃してしまったら、それは全部あなたのせいだからな! 」と怒鳴り、ヒジュは涙を流した。

続いてユ・ジヌは電話で「行方不明になったチョン・セジュの保護者がチョン・ヒジュという人で、グラナダで韓国人向けのホステルを運営している。姉を説得する方が早そうだ。権利があるからだ」という話を聞いた。その瞬間、チョン・ヒジュを見つめるユ・ジヌの眼差しは180度変わった。

自身に対する毒舌で涙を流しているチョン・ヒジュと、彼女が自身に莫大な富と名誉を持ってきてくれるという事実を知ったユ・ジヌ。2人の縁が今後どのように展開されるかに注目が集まっている。

記者 : キム・ジナ