EXO元メンバークリス、米iTunesチャート操作疑惑にビルボードがコメント「現在審査中だ」

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写真=クリス Weibo
EXO出身のクリスが米iTunesチャートを操作したという疑惑を受けている中、米ビルボードが「審査中」とコメントした。

8日、ビルボードはクリスの音源ランキング操作疑惑について「クリスのiTunesでの最高販売について現在審査が行われている」とコメントした。

11月4日、クリスのアルバムの音源が北米チャートで1位を手にした。アリアナ・グランデが新曲を発表した中、北米では知られていないミュージシャンであるクリスの音源が1位や上位圏を総なめにすると、アリアナ・グランデのファンは「不正なストリーミングではないか」と疑問を提起した。その後、アリアナ・グランデのマネージャーであるスクーター・ブラウンも同じ指摘をして議論が広まった。

これについて、クリスのファンたちがスクーター・ブラウンに対し「人種差別」と非難すると、スクーター・ブラウンは謝罪とともに「クリスの誕生日などを理由にファンたちが自発的に音源を購入した。どのような(順位操作の)ロボットも存在しない。誤解は解けた」と釈明した。

ビルボードは、クリスが1位になるためには中国のファンが中国のIPを隠せるVPN迂回を利用して北米iTunesに接続し、音源を購入しなければならないと説明した。クリスの音源が中国より先に(アメリカで)発売され、中国のファンがクリスの音源を早く聴こうとVPNを使って米iTunesに接続し、一時的にチャート1位になった可能性もあると付け加えた。

しかし、今回のクリスの音源1位をめぐる議論について当事者のiTunes側はどんなコメントもせず、混乱が増している。

そんな中、クリスは9日にアメリカのあるラジオ番組に出演し、今回の議論について「僕のファンはみんな本物の人間だ。ロボットではないし、(音源の順位も)嘘ではない」とし「人々は中国系歌手の1位を見たことがないのでそう言う。ありえないことではない」と言い、音源ランキング操作疑惑を否定した。

記者 : パク・ソリ