ユ・ジテ&キム・ヒョジン夫妻「美しい芸術人賞」を受賞…温かい心遣いが人々のお手本に

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写真=シン・ヨンギュン芸術文化財団、OSEN DB
キム・ヨンファ監督、ユ・ジテ、キム・ヒョジン夫妻が美しい芸術人賞を受賞する。

財団法人シン・ヨンギュン芸術文化財団(理事長:アン・ソンギ)が主催する「第8回美しい芸術人賞」審査委員会は、今年5部門の受賞者として、映画芸術人部門にキム・ヨンファ監督、演劇芸術人部門に俳優チョン・ムソン、功労芸術人部門に俳優シン・ソンイル、グッドピープル芸術人部門にユ・ジテ&キム・ヒョジン夫妻、自主制作映画芸術人部門にシン・ドンソク監督を選定した。

「第8回美しい芸術人賞」は、11月9日午後6時、ソウル・マルンネロ(忠武路(チュンムロ))ミョンボアートホールにて、設立者であるシン・ヨンギュンをはじめ、文化芸術界の200人が参加する中で授賞式が開かれる。昨年まで映画部門大賞を含めて、演劇、新人俳優、善行芸術人(または功労映画人)部門まで4部門の受賞者を選定したが、今年から大賞部門を別途設けず、映画、演劇、新人俳優または自主制作映画、善行部門のグッドピープル芸術人と功労芸術人部門まで5部門に分けて表彰する。

映画芸術人部門の受賞者であるキム・ヨンファ監督は、2003年映画「オ!ブラザーズ」で演出活動をはじめ、「カンナさん大成功です!」、2009年大鐘賞映画祭監督賞を受賞した「国家代表!?」、韓国映画では見られなかったVFX(視覚特殊効果)に挑戦した「ミスターGO!」に続き、昨年と今年に渡って「神と共に-罪と罰」「神と共に-因と縁」シリーズでいずれも観客1千万人を動員したヒット映画として成功させ、注目を集めた。

功労芸術人賞のベテラン俳優シン・ソンイルは、1960年「ロマンスパパ」でデビューし、1960年代と1970年代韓国映画で最も輝くトップスターとして人気を博した。「惜しみなくあげる」「裸足の青春」「晩秋」「星たちの故郷」「冬の女」などの主演作品だけで507本を記録し、韓国映画のルネッサンス期を牽引した代表的な演技芸術人で、韓国映画の発展において大きな足跡を残した。

演劇芸術人賞のチョン・ムソンは、デビュー50周年記念作品「宝物」に続き、再び上演した「セールスマンの死」で役者として健在ぶりを見せ、演劇界や多くの観客たちの注目を浴び、拍手喝采を受けた。1964年「春香伝」で開始した演技活動は、「ハミョル太子」「ゴドーを待ちながら」などをはじめ、テレビドラマ「元暁大師」「魔の太子」、映画「マンダラ」など多くの話題作を残した。

善行部門のグッドピープル芸術人部門のユ・ジテ、キム・ヒョジン夫妻は、2人共に演技と作品活動で忙しいスケジュールの中でも韓国内外の慈善団体と国際救護団体に参加し、着実に寄付・ボランティアを実践している。率先してボランティア活動に参加しており、温かい心遣いが多くの人々にとってのお手本となっている。

記者 : チャン・ジンリ