【REPORT】CROSS GENE シン、日本で3度目のバースデーイベントが大盛況!ソロアルバム&初ミュージカルの裏話も

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11月に大阪、東京で開催される韓国ミュージカル『狂炎ソナタ』で、殺人を通して得るインスピレーションで、世の中にない美しい音楽を完成させていく悲運な作曲家“J”を演じるCROSS GENEのシンが、10月23日(火)に27歳の誕生日を迎え、記念イベント「SHINくんの生誕祭BZZA!Vol.3~SHINくんIN WONHOLAND~」を10月27日(日)、全労災ホール スペース・ゼロにて開催した。

オープニング曲かつオリジナル新曲「ウリウィシガネ」に乗せて、昼公演では鮮やかな黄色のトレーナーにジーンズ、頭にはハロウィーン風デビルカチューシャとお洒落カジュアルで、夜公演はスーツ姿の大人な魅力満載な姿でステージに登場したシン。

待ちに待ったファンの声援に包まれながら笑顔で「ウリウィシガネ」を歌い上げたシン。「みなさん、こんにちは~! ようこそ、WONHOLANDへ。今年もこうやって、皆さんと色々と楽しめる時間を作ることが出来ました。皆さんのおかげです。今回は僕自身の話もしますし、僕が想いを込めて書いた4曲も披露しますので、楽しく過してください。よろしくお願いします!」と挨拶。「1人だと緊張します」と言いつつ、1曲目「ウリウィシガネ」を「女性と別れる時に、時間が止まればいいなと考えて作った曲。ファンの皆さんと会っている時、この瞬間が止まればいいなといつも思ってます」とファンへの愛情を示すと、場内からは歓声と拍手が!

続いてオリジナル新曲「What you think」を“僕をセクシーに感じられる曲”と紹介し、紫と赤の照明に照らされながら、アップテンポのリズムに合わせて披露。「ベースとギターが特長的な曲ですよね……いつまで1人でトークするのかな~」とボヤいた所で、「ハッピー、ハロウィーン!」と、MCを務める古家正亨の登場に沸く場内。「緊張してるでしょう?」とツッコミつつも、「今回はシンガーソングライターとして、俳優として、プロデューサーとして……ミュージカル俳優として、活躍してますね」と褒め称える古家にテレまくるシンが、何ともキュートだ。

そして、話題はシンが初めて挑戦している主演ミュージカル『狂炎ソナタ』に。「毎日、稽古に励んでます」という彼に「『冬のソナタ』ね~」と突っ込む古家に大爆笑。ミュージカルが初めてということが意外だったと語る古家に、「稽古中も手から汗が流れる位、めちゃくちゃ緊張してます」と告白。さらに「殺人を通して美しい曲を作曲する“J”、そんな“J”を利用して成功を企む“K”、親友の“J”をほっておけない“S”の3人の物語。“J”を演じています」と説明をするシン。

ドラマの演技とは全く異なり、大きく表現をしないといけないミュージカルの演技や、スタッフを前で稽古をすることにも緊張するため四苦八苦。そのため、稽古場の壁には、彼の緊張を解すキャラクターのシールが貼ってあることも明かされた。そして、この作品のオファーをしばらく断り続けていたことも語られ、台本を読んで主人公に共感をし涙したり、周囲から「シンは“J”に似ている」と言われたり、運命的な出会いを感じトライする決意を強く持ったそうだ。

また、もう1人の“J”役である、SUPER JUNIORのリョウクの大ファンであり、憧れの先輩と同じ役を演じるプレッシャーがありつつも、喜びを隠せない様子。また、“S”役のVIXXのケンとも仲良しで、稽古中に2人でよくコーヒーブレイクをしたりと、「僕の人見知りの壁を壊してくれた、一番のムードメーカー」だと感謝を述べた。

さらに、移動車の中で発声練習をしたり、ピアノの練習をする姿、誕生日のサプライズプレゼントの模様など、稽古場の密着映像も特別に披露。さらにリョウクがシンの誕生会を祝ってくれ、感動して「抱きしめていいですか?」と1回だけ抱きついたという、ほのぼのエピソードも明かされた。

イベントの中盤ではドラマトークへ。イ・ミンホと共演し、詐欺師を演じた「青い海の伝説」では、高層ビルの屋上での決死の撮影が行われ「出来ないと言えば良かった。超怖かった」と、斜めに腰掛けていたと当時を振り返り、会場を驚かせた。また「20世紀少年少女」ではハン・イェスルの弟役を演じ、お父さん役のキム・チャンワンとビールを飲む際の“ラブショット”を撮影する際、本物のビールを大量に飲み干したり、そして初の医者役を演じた「死生決断ロマンス」では、直接プロデューサーからのオファーで嬉しかったが、医療用語が難しかったそうだ。

出演者やスタッフとは、現在もSNSのトークルームで繋がっていて、先日の誕生日にケーキのクーポンがたくさん届いたそうで、「1年分のケーキがあります」と告白し、爆笑の渦に。最後に「現在の僕のビジュアルで、この年齢で演じられる役であれば、役柄に問わず演じてみたい」と、俳優シン・ウォンホの意欲的な顔ものぞかせた。

そして、待望のアルバム「W」は116Pの写真集付きで、全て本人プロデュースによるオリジナル新曲が4曲収録されている。1年前から準備に取りかかったそうで「自身の足りない部分を今までファンの皆さんに見守って頂き、毎年、生誕祭も開催できることにも感謝。僕の声を好きだと言ってくれることにすごく救われたので、これらの曲で皆さんが癒されてほしいという想いで作りました」と、制作のきっかけをしみじみ語るシン。会社への提案から実現まで、オールセルフプロデュースを成し遂げた自信に、成長した大人のシンが垣間見れる。さらに「自分は、20歳の頃CROSS GENEでデビューしたシンと、現在の年齢のシンの間で、迷っている自分を隠さず、音楽やこの写真集で表現しようと思った」と素直に語る彼の誠実さは、こだわりが詰まったこのアルバムで着実にファンへ届いただろう。

さらに、ゲームコーナー「究極の2択 in WONHOLAND」で、究極の選択を迫られたシン。「1日なれるとしたら?」で、愛犬ナリと愛猫コーンの2択が出題。人見知りの自分の世界に唯一入れる“ツンデレ”コーンを「わがままだけど、可愛い」と溺愛ぶりも披露。そして「“韓国語カルチョジュセヨ”~伝言ゲーム」では、抽選ボックスから選ばれたファンの席まで行って、シンが耳元で伝言を囁き、隣のファンへ伝言。最後は古家へ伝え、正解するとシンよりキャンディが直接もらえるという大盛況の企画は、ファンへのスペシャルなプレゼントとなった。

そして、いよいよ「ナハゴノルジャ」の作詞家ホン・ジユが作詞したオリジナル新曲「Serenade」と「雨のち晴れ~Alright~」を披露。「雨のち晴れ~Alright~」では、日本語で自身が作詞をした意欲作で、ファンへ「一緒に歌ってください!」と煽る一幕もあり、場内は一気にヒートアップ。「僕自身へ向けて作った曲でもあり、ファンの皆さんが落ち込んでいる時にこの曲を聴いて、元気になってもらえれば」と、歌いやすさと軽妙でPOPなメロディが、ファン想いの彼らしさを表現しており、彼の代表曲となったに違いない。

「2011年に役者としてデビューして、皆さんと様々なことを乗り越えて、皆さんのおかげでこの場に居れることが嬉しいです」と、感謝の気持ちを伝えた。そして、客席バックの記念撮影の後、シンのアイディアでファンによるフォトタイムも急遽サプライズで行われ、客席後方のファンのために、シンは客席におりていきポーズをとってあげるサービスも。シンとファンとの思い出に、またスペシャルな1ページが加わった。

俳優としてもさらなる進化を続けるシン・ウォンホ初の主演ミュージカル『狂炎ソナタ』は、来る11月17日(土)~18日(日)に大阪、11月23日(金)~25日(日)東京で開催される。


【セットリスト】
1.「ウリウィシガネ」(「W」より)
2.「What you think」(「W」より)
3.「Serenade」(「W」より)
4.「雨のち晴れ~Alright~」(「W」より)

■公演情報
ミュージカル「狂炎ソナタ」
【大阪】
期間:2018年11月15日(木)~18日(日)
会場:サンケイホールブリーゼ
【東京】
期間:2018年11月22日(木)~25日(日)
会場:ヒューリックホール東京
※他キャストも含む全公演

<チケット情報>
全席指定
VIP席:15,000(税込)
S席:13,000(税込)
A席:8,000(税込)

主催:ミュージカル『狂炎ソナタ』製作委員会
制作・宣伝協力:株式会社アミューズ

■リリース情報
SHIN WONHO BIRTHDAY SPECIAL PHOTO ALBUM CD 2018「W」
2018年10月31日発売
価格:¥2,900(税込)
オンラインショップ「アスマート」にて発売!
詳細:https://www.crossgene.jp

■関連サイト
新's WAVE(ミュージカル)公式 HP:http://www.shinswave.com/

記者 : Kstyle編集部