元TEENTOP ビョンホン「いつまで“演技アイドル”なのかは分からない…着実に努力する」

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※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。
写真=The Kim Company、tvN
tvN「ゴハン行こうよ3-ビギンズ」は韓国で今夏放送スタートし、毎週月曜日と火曜日、視聴者の“夜食本能”を刺激した。ミノ (ニベ)料理と豚ホルモン、太刀魚の塩焼きとキムチ料理、平壌冷麺とビールのおつまみ、ヌタウナギとにしんそば、テペサムギョプサル(薄い豚のばら肉)とヤンジャンピ(中華冷菜)などの「モッパン(おいしそうにたくさん食べる番組のこと)」で蒸し暑い夏、視聴者らを満足させた。

しかし、一部では前シーズンに比べ、物足りなかったという声もあった。ク・デヨン(ユン・ドゥジュン)が彼女のペク・スジ(ソ・ヒョンジン)の死で食欲をなくした状態でシーズン3話が始まり、数人の登場人物の食べ方には満足できないという苦言もあった。

これに対し元TEENTOPのビョンホンは「僕たちスタッフと俳優たちはお見せする立場ですので視聴者に見て頂いたとき、反応が分かれてもそれを受け入れて意見を収れんするしかありません。好評であれ、酷評であれ、関心を持ってくださること自体がありがたいことですので。でも、ドラマの内容とは関係のない悪質なコメントには傷つきます。ドラマとは関係のない僕と他の俳優たちについての悪質なコメントのことです。ドラマや演技と関係のないコメントを見て少し心が痛かったです」

写真=The Kim Company、tvN
Highlightユン・ドゥジュンの入隊で「ゴハン行こうよ3」は全14話で放送終了したが、自身に告白したイ・ジウ(ペク・ジニ)を見ながらク・デヨンは「僕は事故以来、ずっと止まって生きてきたと思う。それでも君に会って少しずつ前に進んでいける勇気ができた。君の気持ちを断わるわけではない。ただ僕に少しだけ時間をくれる?」と言い、開かれた結末で幕を下ろした。

「2話をもう放送できない状況でいきなり放送終了となりましたが、監督さんと脚本家さんが最終回をよく作ってくださったと思います。短い時間にどういうふうにまとめられるか気になりましたが、開かれた結末でした。最善だったと思います。ただもともとは2018年、同じ機械工学科の同期である“タンムジ(単純、無知識、気まぐれの合成語)”メンバーらが出て面白い状況を演出しますが、それをお見せすることができなくて残念だったんです。2018年の僕、キム・ジンソクは平凡な会社員になっていました(笑)」

写真=The Kim Company、tvN
5月から8月までビョンホンは「ゴハン行こうよ3」を通じて俳優として一回り成長した。曲折も多かったし、雑音も多い作品だったが、よい俳優やスタッフと共によい思い出を作ったと微笑んだ。記録的な猛暑の中、力を出せたのも美味しいものを一緒に食べながら楽しいドラマを一緒に作ったおかげだった。

「『ゴハン行こうよ3』は後々までもよい思い出として残っていると思います。とても暑い天気でしたが、みんなで頑張る雰囲気でした。自分で満足できないタイプなのでずっと動画を巻き戻してみていますが、物足りない部分が見えることは少し残念です。これからもっと成長する俳優ビョンホンになります

写真=The Kim Company、tvN
アイドルグループのメンバーから俳優に本格的に転向した彼は初心に戻り、演劇に着実に出演してきた。演劇「工場長ボン作家」はノーギャラで出演し、「スペシャル・ライアー」「隠密に偉大に」「Sダイアリー」「あの夏、動物園」「戻悼」など、様々な演劇とミュージカルに出演し、特別なフィルモグラフィーを築いた。また、ウェブドラマ、地上波ケーブルドラマ、映画などでも自身の演技を披露し、俳優としての可能性を認められた。

「一生懸命にフィルモグラフィーを築いていきたい欲が出ました。それだけ努力し、絶えず演技について考えるつもりです。最初の作品である『工場長ボン作家』最後の時にカーテンコールで拍手を受けたことが一番記憶に残っています。その瞬間を忘れないようにしています。『演技アイドル』というレッテルはいつ消えるか分かりません。ずっとあっても仕方ないと思います。それだけ努力しなければならないでしょう。それでも歌手だったことをよく知らないスタッフの方もたくさんいました。『ゴハン行こうよ3』の時もそうでした。キム・ジンソクをよくやっているんだなと思ってもっと努力するきっかけになりました。これからは着実に一生懸命に演技しますので、いつも楽しみにしていてください」

記者 : パク・ソヨン