MASCから3人目の脱退、イリュクが突然発表…グループ内の暴行騒動にも言及(全文)

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アイドルグループMASCのメンバーイリュクがチーム脱退のニュースを伝え、エースとチビンのグループ内の暴行事件について口を開いた。

イリュクは7月30日、自身のInstagramに「僕の脱退理由が、現在浮上しているメンバー間の確執による影響ではないかという質問が出ることもあると思います。もちろん、メンバー間の状況、会社の対応などが僕の脱退に影響力を与えなかったと言えば、それは嘘です」という長いメッセージを残した。

続いて、先日明らかになったチビンとエースによるメンバーの暴行事件についても「エースがチビンに向かって傘を振りかざしたことは、エースの軽率な行動だったと判断できます」と言及。しかし「共に興奮状態で、殴り合いの喧嘩になりそうな状況だったので、急いで止めに入り、その後、殴り合いになることはありませんでした」と説明した。

MASCは、メンバーのエースがチビンを暴行した事実が明らかになり、物議を醸した。所属事務所のJJ HOLICメディアは、7月30日、二人のメンバーの脱退のニュースを伝えたばかりだった。

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【イリュク SNS全文】

こんにちは イリュクです。僕が現在の状況でこのような話を持ち出すのが正しいのか、多く悩みました。「よりによって今」「急にあなたはなぜ?」と思われることもあると思います。しかし、僕が恐怖という弁解を破って口を開くのはこれ以上の沈黙は、より大きな誤解を招き、MASCに対する大きな愛情と関心をくださったファンたちに対する礼儀ではないという気がしました。 久しぶりに僕の話をしますが、これまで以上に重く申し訳ない気持ちで慎重に書きます。

最初に3月頃から話が出た僕の進退問題です。僕は、軍服務の義務もあり、2016年大きな交通事故による後遺症、映像監督としての今後の進路方向などを決定する必要がありました。MASCは僕の幼い頃の大切な夢が込められている僕のすべてです。しかし、いくつかの状況と現実が他の人には被害になりかねないという考えと、僕が望む理想郷と価値観が会社と合わないと判断され、維持のための暫定的な活動休止ではなく、脱退を決意しました。本当に残念な話です。しかし、必ず乗り越える必要がある問題だと思いました。もっと早く知らせなければならないニュースでしたが、悔しくて申し訳ない決定に時期が遅くなりました。心配と、最終的に失望させてしまい申し訳ありません。

僕は、MASCを脱退します。

そして僕が綴っているこの話は、現在起きているメンバー間の不仲とは無関係だということを知らせたいです。あくまでも「僕の話」です。僕の沈黙が、さらに大きな誤解と心配を招くのではないかと心配する気持ちと、落ち着いて再整備が必要なMASCに、時間が経ち新たな議論になって混乱を招くのではないかという老婆心のもと、この文章を書いています。

最も大きく、大切だったことを放棄する話を綴っています。長い時間の待機と努力が必要だった練習生生活。生活苦によって開始した映像スタッフ、それが注目を浴びて映像監督になったにもかかわらず、ステージ上に立つことを諦められず、下ろしたメガホン。デビューを控えていた時の大きな交通事故で、僕を待ってくれたメンバーたちに対する申し訳ない思い。黙々と自分のことを支持してくれた家族たちの信頼。この他にも、僕がMASCとしてデビューする時に感じた重みは本当に大きかったです。もっと上手くなりたかったです。意のままにならず、残念だった時もありました。しかし、僕をいつも信じてくれ、応援してくれる大切なファンがいたからこそ、力を出しました。

しかし、そのすべては僕の力だけでは不可能なことでした。会社は会社なりの立場と方向性が存在しており、グループMASCと会社という団体があってのことなのに、僕の価値観と個人的な事情をただ受け入れてほしいとは言えませんでした。僕の脱退理由が、現在浮上しているメンバー間の確執による影響ではないかという質問が出ることもあると思います。もちろん、メンバー間の状況、会社の対応などが僕の脱退に影響力を与えなかったと言えば、それは嘘です。しかし、僕の意思に関する話は以前から出ていた話であり、決して瞬間的な感情で簡単に下した決定ではないということをお知らせいたします。

ファンの方々のおかげで、イリュクという名前で呼ばれ、僕の夢を叶えられたし、少し幼稚かもしれないですが、皆さんがいたからこそ、より高いところにイリュク(離陸)することができました。それにもかかわらず僕が「少し肩の荷を下ろしたい」と述べたことには、文章には書ききれない事情と状況があったということを理解していただければと思います。これ以上漠然と待つことで被害を拡大化させないため、優先的に下した結論であり、今後の僕の歩みについては少し具体化されたら、僕も心と体の整理ができたらお知らせします。いつも応援してくれてありがとうございました。

もう過去のものになってしまうMASCのイリュクとしての瞬間は、どんなものにも変えられない大切な瞬間です。そして僕には、その大切な瞬間を守らなければならない責任があると考えます。それが自分自身と愛するファンの皆さんたちに僕が最後にできる最善だと思います。この文を仕上げるにあたり、現在の状況では、これまで静かだった僕のことよりも、メンバーの確執に関する話が最も必要だと考えられ、イリュクとして最後の話を伝えて、僕はこれで去ります。

僕は会社の立場を代弁するつもりも、二人のメンバーのどちらか一方に立って話をしたいとは思いません。僕はその状況でそこにいた者として、僕が見たことだけを事実の通り申し上げます。これ以上SNS上の泥沼のような争いは無意味であり、これが心配と不安で息を殺している他のメンバーに被害を与えることは明らかな事実です。ただMASCという一つの団体の所属メンバーだったので、芳しくないことへの残念な気持ちと、事務所に対する(事務所が)少し違っていたらどうだっただろうという残念な気持ちが残ります。僕が書く文章が多くの方々にどのように伝わるか、とても慎重になっています。事件には原因が明らかにあったことを申し上げ、またそのことによる結果にも責任が伴うと考えます。そのいかなる理由でも、暴力は正当化されることはありません。しかし、全てのことに原因があり、その原因に基づいた結果は、当事者たちが責任を持てばよいと考えます。

MASCのメンバーイリュクとして、僕も叱られ、罪を受けなければならない部分があるとしたら、共に受けます。歪曲されて守りたいものが消えてしまうのはないかという恐怖がありますが、勇気を出して声を出します。僕たちは、兄、弟である以前にグループとしてつながったメンバーの間柄であり、多くのものを共有しているため、意見の衝突や起こりうる争いをたくさん経験しながらも共に笑い、多くのことを乗り越えてきました。両者の間の問題も、各自思っていた多くのことが重なって起こったことだと思います。しかし、多くの誤解が原因で、出される過程の中に正しくない表現と結果が出てしまったようです。

雨が降っていたあの日、ご存知の通り、エースがチビンに向かって傘を振りかざしました。それは弁明の余地が無い事実で、エースの軽率な行動だったと判断できます。しかし、その場に“石垣”はありませんでした。ただの路地でした。今の話では、傘を振りかざし、ビニールをはがして骨組みだけにしたという過程がありますが、その時側にいたメンバーはじっと見ているだけだったでしょうか。絶対に違います。喧嘩が始まったとき、僕たちは2人の問題だったので、和解を願う心で会話を見守っていました。そんな中、語調が強まっていき、周りにいたメンバーは、エースとチビンの突発的な状況に対処することができませんでした。そして確実に言えるのは、興奮状態で大きな喧嘩に発展する前に、2人を抱きかかえ、押さえつけました。暴行の発端がエースなのも合っていますし、傘で殴ったのも間違いないですが、横にはメンバーがいました。傍観はしていません。2人のメンバーの興奮状態を落ち着かせ、大きな喧嘩に発展しないように“2人とも”押さえつけました。

“一方的な暴行”だったなら、当事者である2人を除いたメンバーが“両者”を止めるのではなく“片方”だけを止めなければなりませんでした。“両者”共に興奮状態で、殴り合いの喧嘩になりそうな状況だったので、急いで止めに入り、その後、殴り合いになることはありませんでした。その争いは興奮を生み、チビンの傷に皆が驚いて焦りました。一歩遅れて合流したリーダーが仲裁に入り、リーダーは怪我をしたチビンを連れて病院に行きました。僕は唯一の同い年のメンバーだったので、弟たちだけを残すと、その後また何か起きるかもしれないと思い、エースのそばで状況を整理してその件を終わらせました。

以後、チビンとエースが交わした話、会社との話、僕が直接聞いて、その状況に全員がいたわけではないので述べません。ここまでは、僕が側にいた人として見た状況でした。これ以上の誤解や歪みでMASCとMASCのメンバーたち、そしてMASCを心配してくださる多くの方々に被害が出ないでほしいです。このような状況は、双方の問題であり、MASCの問題であり、会社の問題だと思います。

もう一度お願いします。これ以上の無意味な書き込みをやめてください。悔しさと真実を明らかにする部分があるのなら、2人がけりをつける部分だと思います。それでも主張したい場合は法的に解決しなければなりません。これ以上、僕のとても大切なMASCが傷ついてほしくないです。

これまでMASCを愛してくださったファンの皆さんの心を忘れません。ありがとうございます。

記者 : Kstyle編集部