スーツ、メガネ、七三分け、隠しきれない溢れ出す色気…「V.I.P. 修羅の獣たち」公開記念!チャン・ドンゴンの未公開場面写真をKstyle独占公開

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6月16日(土)より日本公開されたパク・フンジョン監督最新作『V.I.P. 修羅の獣たち』。本作は、韓国の国家情報院とCIAの企てにより、北から亡命したエリート高官の息子が連続殺人事件の有力な容疑者とされ、これを隠蔽しようとする者、捕らえようとする者、復讐しようとする者、それぞれ別の目的を持つ男たちの物語。

現在は映画だけでなく、テレビドラマでも活躍するチャン・ドンゴンがパク・フンジョン監督の前作のファンでもあり出演を決めたと語る『V.I.P. 修羅の獣たち』。今回、本作の公開大ヒットを記念して、チャン・ドンゴンの未公開場面写真をKstyle独占公開!

円熟したオトナの魅力を漂わせる色気たっぷりのチャンドンゴンは、国家情報院要員という堅い職業の役を演じるにあたり、「国家情報院要員を現実の公務員と似たような雰囲気で演じようと思いました。例えば会社の部長を演じるようなアプローチを試みたわけです。その点を気遣って演じました」と語っている。

『V.I.P.』に登場するキャラクターはフィクションだが、実在の組織に属する人物たちを描いているため、衣装やメイクにもリアリティーを追求している。衣装デザイナーやメイク担当は「チャン・ドンゴンは外見的イメージを極力隠すことが必須であったため、眼鏡をかけ、体のラインが出ない無彩色のスーツを着せるなど徹底した」と振り返っている。

しかし! そこはチャン・ドンゴン! 隠そうと思っても醸し出される色気が場面写真からも溢れ、本国での記者会見では「自分の容姿をむしろ隠すような努力が必要だったんじゃないですか?」との質問に「隠せるものでもありませんし。努力してもできないこともあります(笑)」と答えていた。

全世界で唯一の分断国家という特性を生かし、韓国初の“企画亡命者”を扱った本作は、《もし、北からのVIP(=最重要人物)が実は殺人事件の容疑者だったら?》という疑念からスタートし、スージー・キム事件(※とある企業の香港駐在員だった男性が夫婦喧嘩の末嫁を殺し、それを隠蔽しようと嫁を北朝鮮のスパイだと騙すが、当時の政府はそれがデタラメと認識したものの、当時の独裁政権を維持しようと北朝鮮の仕業と操作した事件)をモチーフにした、韓国×北朝鮮×米国の国家機関間での利害関係と政治、そこから発生するジレンマを描いたクライム・アクション大作!

米CIAと韓国国家情報院を行き来する人物・パク・ジェヒョク役には『泣く男』以来、3年ぶりの映画出演となるチャン・ドンゴン。連続殺人事件の容疑者を追う警察チェ・イド役に『エンドレス 繰り返される悪夢』のキム・ミョンミン、北朝鮮からやってきた保安省所属の冷徹な工作員リ・デボム役に『密偵』のパク・ヒスン、米CIA要員ポール・グレイ役に日本でも大ヒットを記録したハリウッド大作『アルマゲドン』やアカデミー賞2部門に輝く『ファーゴ』『ジョン・ウィック:チャプター2』などで強烈な印象を残すスウェーデン出身の名優ピーター・ストーメア、そして全登場人物が追うサイコパス殺人鬼であり、北朝鮮から亡命させられたVIPキム・グァンイル役は、人気・実力共に若手No.1俳優のイ・ジョンソクが扮し、その豪華な顔ぶれが大集合。

激しいアクションシーンはもちろん、本国ではスナッフフィルム並みの猟奇的な描写で賛否両論を巻き起こした問題作『V.I.P. 修羅の獣たち』は全国で大ヒット公開中。

■公開情報
『V.I.P. 修羅の獣たち』
6月16日(土)より、シネマート新宿ほか全国ロードショー

監督:パク・フンジョン『新しき世界』
出演:チャン・ドンゴン『泣く男』、キム・ミョンミン『エンドレス 繰り返される悪夢』、パク・ヒスン『密偵』、イ・ジョンソク「観相師-かんそうし-」、ピーター・ストーメア 『ジョン・ウィック:チャプター2』『ファーゴ』『アルマゲドン』

2017年/韓国公開8月23日/128分/シネマスコープ/レイティング:R15+/原題:브이아이피/英題:V.I.P./配給:クロックワークス

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記者 : Kstyle編集部