Red Velvet アイリーンからAOA ソリョンまで、突然「フェミニスト議論」に巻き込まれたスターたち

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写真=マイデイリー DB
最近、フェミニスト議論が何度も浮上している。

海外でフェミニズム運動やフェミニスト宣言が続いている中、韓国国内でもこれに対する関心が高まっている。フェミニズムとは女性が社会の中で不平等に抑圧されていると考えで、女性に考慮した社会の構築、政治や法律上での地位と役割の増大を主張するものである。韓国国内でのフェミニズム運動が盛んになったことで、影響力のあるスターたちの歩みにも注目が集まっている。

一方で、フェミニズム運動の高まりはインターネット上での男女間の論争にまで広がった。オンライン上で熱い関心事であるだけに、女性芸能人らのフェミニズムに対する言及とそれに対する男女間の相反する視線で論争が続いた結果、この出来事は「議論」と呼ばれるようにまでなった。

そんな中、Apink ソン・ナウンからRed Velvet アイリーン、AOA ソリョン、美人チアリーダーとして知られるパク・ギリャンまでの様々な人々がフェミニスト論議に巻き込まれた。

まずソン・ナウンは「GIRLS CAN DO ANYTHING」(女の子は何でもできる)という文字が書かれた携帯電話のケースを持っている写真を自身のSNSに投稿したことから、それがフェミニストを代弁するようなスローガンであるとして議論になった。

アイリーンは最近読んだ本として、韓国社会で女性が経験する性差別と構造の不平等を批判した小説「82年生まれ、キム・ジヨン」を言及したという理由で「アイリーンがフェミニストであることを宣言した」と言われた。

ソリョンは、俳優ユ・アインなど女性人権伸長に反する発言や行動で議論になった芸能人をSNSでアンフォロー(友達を切ること)し、フェミニストを支持しているf(x) ルナとエンバ、女優シン・ソユルなどを最近フォロー(友達になること)したとしてフェミニストであるとされたのである。

さらにパク・ギリャンは、台湾に出国する写真を自身のSNSに投稿したのだが「フェミニズム」と書かれたスタンプが貼られていたという理由で議論に巻き込まれた。その後彼女は該当の投稿を削除しており、所属事務所は「スタンプは誤って貼ったものであり、フェミニスト宣言ではない」と釈明した。

フェミニストであるかどうかは個人の自由で、フェミニストが無条件に悪いというわけでもない。そのためこの問題を「議論」とすることに対して疑問の声も上がっている。

もちろん芸能人は多くの人々に影響を与える存在であるため、言動に注意しなければならないという意見も納得できる。しかし彼らにも、自ら扇動をしていない限り、何かを支持したり個人的な意見を表明する権利はあるのである。そのため、このことを議論として取り上げ、それに対して釈明させたり謝罪させるというのは不合理でしかない。

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記者 : ホ・ソルヒ