ドラマ「ミストレス」の性行為シーン、放送審議委員会の全体会議に提出…制裁の有無に注目

OSEN |

写真=OCN
放送通信審議委員会の放送審議小委員会は、OCNドラマ「ミストレス」に対して法定制裁を加えるために全体会議に提出した。

最近、ソウル市陽川(ヤンチョン)区放送会館で開かれた放送審議小委員会で「ミストレス」とKBS 2TV「芸能街中継」などの番組についての議論が行われた。

「ミストレス」は先月2日、青少年保護の時間帯に男女の性行為を過度に描写する内容を放送した。これに対して、放送小委員会の委員たちは、重度の審議規定違反であるとして法定制裁が必要だと判断し、そのためにこの問題を全体会議に提出することを決定した。

一方で、元大統領を卑下するイメージを放送で流した「芸能街中継」に対しては、多数の人々の意見もあり行政指導人による意見提示の処分がくだされることが決定された。放送小委員会は「最近、別の放送局でも不適切な資料の使用が何度か問題になったことを考慮すると、資料画面の選択には注意を払わなければならなかったにもかかわらず、不適切なイメージを放送したのは審議規定違反に該当するが、当該放送局で事故直後にホームページを通じて謝罪した点と事故防止のために自主的な資料画面アーカイブを構築した点を考慮した」と理由を明かした。

“勧告”または“意見提示”とは放送審議関連規定違反の程度が軽い場合に下される“行政指導”であり、5人の審議委員で構成される小委員会が最終的に議決するもので、当該放送局に法的不利益は発生しない。

しかし、放送審議関連規定違反の程度が重大な場合に下される処分である“課徴金”または“法定制裁”は、小委員会の意見に従って審議委員全員(9人)で構成される全体会議で最終議決され、地上波、報道、総合編成チャンネル、通販PP(チャンネル使用事業者)が毎年実施する放送評価における減点を受けることになる。

記者 : パク・パンソク