映画「いま、会いにゆきます」ソン・イェジン“相手役はソ・ジソブだと聞いて…”

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写真=51Kエンターテインメント、MSTEAMエンターテインメント
“恋愛映画クイーン”ソン・イェジンがカムバックした。毎年1本ずつ映画に出演してきたが、今回は本格恋愛映画で戻ってきたという点で視線を集めている。

最近、韓国で公開された映画「いま、会いにゆきます」(監督:イ・ジャンフン)は、映画「私の頭の中の消しゴム」(監督:イ・ジェハン、2004)以来、ソン・イェジンの14年ぶりの恋愛映画への挑戦であった。

「いま、会いにゆきます」は小学生の息子と愛する夫をおいて急に亡くなった妻が、翌年の梅雨の季節に、再び家族の前に現れることから始まるラブストーリーを描くファンタジー恋愛映画だ。深い眼差しと表情、口調まで恋愛映画に精通したソン・イェジンの魅力がよく表れている。

ソン・イェジンは、ソウル昭格洞(ソギョクドン) のカフェで行われたインタビューで「日本の原作は幼い頃に見た記憶がある。その後(オファーを受けた韓国映画)『いま、会いにゆきます』をみて、以前観たことがあることを思い出した。新しいシナリオを読んだけれど、本当に面白かったので再び原作を探してみて“そういえば、こういう内容だったんだね”と思った。今すぐにでもやろうと思った」とし、作品に出演したきっかけを明かした。

「いま、会いにゆきます」でソン・イェジンは、死んだ後に再び生きて戻ってきた妻スア役を務めて、夫のウジン役のソ・ジソブと夫婦として共演している。

ソン・イェジンは「私も恋愛映画をずっと待っていた。良い恋愛映画をずっとやりたいと思っていた。以前出演した『ラブストーリー』や『私の頭の中の消しゴム』を愛してくれた観客に応えるために、それを乗り越える恋愛映画を待ってきた。しかし、その時間がすごく長くかかってしまった。『いま、会いにゆきます』がその2つの作品を乗り越えられるかは分からない(笑)。それは観客たちが判断する部分だと思う」と伝えた。

また「実は、リメイク作であることに対する心配や不安は1秒だけした(笑)。しかし、シナリオを読んでみて、そういう心配は全く関係なくなった。原作を観たら、私たちの映画が脚色された部分も多くて、違う雰囲気の映画になると思った。だから、リメイク作ということに特に不安はなかった」と話した。

ソ・ジソブに対してソン・イェジンは「ソ・ジソブ兄さんにやってほしいと願っていた。相手の俳優が誰になるかによって違う雰囲気になると思ったからだ。シナリオを読みながらソ・ジソブ兄さんを思い出した。ジソブ兄さんは健康な男だというイメージがあるが、私はウジンのキャラクターとソ・ジソブ兄さんが良く似合うと思った。ドキドキしながら待っていたが、ソ・ジソブ兄さんに決まったと聞いて、半分は成功したなと思った」と伝えた。

また、ソン・イェジンは「この映画には登場人物が多くないため、主要人物のキャスティングが重要だった。ジソプ兄さんとジホ役にキャスティングされたキム・ジファンがすごく良かった。共演しながら感じた部分なのだが、ジソプ兄さんは私が予想していたのより思いやりが人だった。こんなに犠牲精神が徹底している俳優は初めて見た(笑)。本当にウジンらしいなと思って本当に良かった。感謝した」と感想を伝えた。

記者 : キム・ボラ