Vol.1 ― MYNAME セヨン「『The Unit』に出演した最も大きな理由は…」

OSEN |

写真=H2メディア
MYNAMEのセヨンは最近韓国で放送が終了したKBS 2TVアイドル再起番組「The Unit」で、ムードメーカーとして活躍し、視聴者に強い印象を残した。

最もはっきりとした個性溢れるキャラクターを持つ参加者の1人で、テーマ曲「MY TURN」のセンターミッションから音源発売ミッションまで、全過程を経て成長する姿を見せた。ダンスや歌の実力も優れており、ファイナル生放送のステージにも立った。今は「The Unit」への出演そのものが貴重な経験として残っているが、当初は悩みと不安が多かったという。

セヨンは「出るべきか出ないべきか、本当に悩みました。新人たちは失うものより得るものの方が多いと思いましたが、MYNAMEを始め、BIGSTAR、BOYFRIEND、Boys Republicなどのメンバーたちは全て、僕と同じことを悩んだと思います」と明らかにした。

入隊中のインスを除いたメンバー4人全員が「The Unit」に出演した最も大きな理由は、“韓国活動”だ。同じ事務所の先輩Fly To The Sky ファニのアドバイスに、悩むことをやめて出演を決心したという。

彼は「ファニ先輩は、確かに難しく大変な部分はあると思うが、MYNAMEの実力なら出演して決して遅れを取らないと思うと言ってくれました。そして韓国での活動が十分ではなくて申し訳ない気持ちが大きいと言っていました。ぜひ出てみてほしいという言葉に勇気を出しました。その時、メンバーたちと『もう一度挑戦してみよう。逃げないようにしよう』と考えました」と話した。

「The Unit」への出演を決めた瞬間からは、とにかく直進だった。寝ることのできない大変なミッションとスケジュールで疲れる時もあったが、サバイバル番組で余裕を持つわけにはいかなかった。練習だけが生きる道だった。

セヨンは「振付の制作もしなければならなかったので、他の人たちより睡眠が足りなかったです。最初に男性が63人だった時は寝る人が1人もいませんでした。3日間で1時間寝たり、ベッドに横になっても30分を超えませんでした。車で移動する時はほぼ気絶状態でした(笑)。PDや脚本家さんから『ちょっと寝なさい』と言われるほどでした」と当時を振り返った。

写真=「The Unit」
「The Unit」でセヨンは、必要なら自己主張もして、ミッションに積極的に参加した。番組での出番も多いほうだった。しかし、時には番組の面白さのために、一部の姿が編集により強調され、意図しない誤解も呼んだという。

“悪魔の編集”に関連し、セヨンは「刺激的なものが放送されると、それを見て不愉快に思う方もいると思います。悪質な書き込みを見て、『そう思うのも分かる』と思いましたが、正直残念な気持ちもありました。番組が終わって、PDも『気苦労が多かったでしょう?』と聞いてくれました。実のところ、互いに嫌ったり、仲が悪い人は全くいません。皆がファイトする気持ちで仲良くやっていました」と答えた。

セヨンは男性グループユニットBの最終デビューメンバー9人の中に入ることはできなかった。しかし、親友のBIGSTARのFeelDogは4位を記録し、グループUNBとしてデビューを控えている。セヨンとFeelDogは最後の生放送を終え、抱き合いながら号泣した。

セヨンは「生放送で脱落者と合格者の席が別々にありました。FeelDogがデビューメンバーの席に移った後、目が合ったけれど、その時泣いていました。その後抱き合いましたが、その時も涙がこぼれました」と打ち明けた。

また「サバイバル番組では他の人を抑えてこそ自分が上がることができますが、FeelDogの合格は本当にありがたかったです。僕も祝福の涙を流す自分が不思議でした。僕がデビューするみたいに嬉しかったです。個人的にはファイナル生放送のステージを経験しただけでも感謝しています」とつけ加えた。

記者 : ハ・スジョン