「朝鮮名探偵3」キム・ミョンミン“韓国の映画界に足跡を残したいです”

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写真=SHOW BOX
キム・ミョンミンが4年ぶりに披露する「朝鮮名探偵:吸血怪魔の秘密」でヒットを狙う。

「朝鮮名探偵:吸血怪魔の秘密」は、シリーズとなった「朝鮮名探偵」の新作である。「朝鮮名探偵 トリカブトの秘密」「朝鮮名探偵2 失われた島の秘密」に続き、4年ぶりに公開される「朝鮮名探偵:吸血怪魔の秘密」は、さらにグレードアップした楽しさや見どころ満載のストーリーで観客を魅了する予定だ。

「朝鮮名探偵:吸血怪魔の秘密」のヒットを牽引する主人公は、“時代劇興行不敗”のキム・ミョンミンだ。キム・ミョンミンは朝鮮一の名探偵キム・ミン役で、重量感のある演技からコミカルな演技まで、最高の演技力を証明している。第3弾では、ロマンチックな一面まで加えられ、さらに拡張されたキャラクターを披露する。

韓国映画では異例に「朝鮮名探偵」シリーズ3弾まで披露するキム・ミョンミンは「嬉しいですが、プレッシャーや責任感も感じます。『朝鮮名探偵』を全国民が愛してくれたわけではないと思いますが、観た方々はこの映画を楽しみにしている雰囲気を僕は知っています。第1弾の時は僕がこうだったし、第2弾の時はこうだったなと、一緒に思い出を振り返ることができますよね。僕も感受性豊かだった時期に思い出となったシリーズ物がありました。それを観て育った僕なので、他の観客の方々に僕が感じた感情を伝えることができるんじゃないかと思います」と話した。

公開を控え、第3弾だけではなく第4弾、第5弾まで披露したいというキム・ミョンミンは「さらにきちんとした物を作って、この命脈を保っていきたいと思っています。単に自分の仕事を確保したいというのではなく、韓国の映画界に足跡を残す映画を作りたいです。尻すぼみになって終わらせたくないです。拍手する時に去れという考えです」と強調した。

キム・ミョンミンは「朝鮮名探偵」第1弾を始める前には、作品やキャラクターに自信がなかったと告白した。キム・ミョンミンは「第1弾のシナリオをもらって、最初はこれはできないとも思いました。しかしキム・ミンが元々間抜けな部分のあるキャラクターだと思ったら、その時からできると思いました。『朝鮮名探偵』はキム・ミョンミンという人を大衆に一歩近づかせた作品だと思います。僕は名探偵だけの信条を守っています。キム・ミョンミンのこのような姿は『朝鮮名探偵』でしか見られません。他の作品でこのような姿を見せたくないと思います。礼儀ではないと思うし、そうしたくもないです。『朝鮮名探偵』を撮影してから、同じようなキャラクターの他の作品からもたくさんオファーを受けましたが、すべてお断りしました」と話した。

また「コメディ映画に出演する気がないというわけではありません。しかし、『朝鮮名探偵』の中のキム・ミンのような作品はやりたくないという意味です」と説明した。

シリーズ物であるため、興行に全くプレッシャーを感じないというキム・ミョンミンは「最初の映画ならば興行に対する話もすると思いますが、第3弾まで来ただけに、興行に対するプレッシャーは感じません。第3弾では我を忘れて撮影しました。第4弾ではもっと楽な気持ちで撮影できると思います」と伝えた。

キム・ミョンミンは「10年ほどは元気にシリーズを続けることができるように、運動も一生懸命頑張ろうと思います。みんな歳をとっているので、第4弾、第5弾はまとめて撮ろうという話も出ています。体力が許す限り、一生懸命頑張りたいです。若い俳優たちがアクションを担当してくれるのならば、僕たちは口を担当します」と話した。

記者 : チャン・ジンリ