チャン・グンソク&藤井美菜&オダギリジョー出演、キム・ギドク監督の新作がベルリン映画祭に

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写真=映画「人間、空間、時間、そして人間」スチールカット
キム・ギドク監督の新作「人間、空間、時間、そして人間(原題)」が第68回ベルリン国際映画祭パノラマスペシャル部門に公式招待された。

ベルリン国際映画祭はカンヌ映画祭、ベネチア国際映画祭とともに“世界3大映画祭”に選ばれる悠久な歴史と名声を誇る映画祭で、コンペティション、パノラマ、フォーラム、ジェネレーションなどのセクションを通して世界から発掘した最高の作品を紹介する。

パノラマ部門は巨匠たちの新作はもちろん、才能が光る新人監督たちのデビュー作にいたるまで様々なスペクトルのプログラミングを通して「芸術的ビジョン、違いに対する勇気、慣れないものに対する熱望、奥深い歴史的自覚、または進取的な個性」を代弁する作品を選別し、招待する。パノラマ部門は3つのサブセクションに分かれるが、世界映画界の最新傾向が分かる“パノラマ”、ベルリン映画祭の視線を盛り込んだドキュメンタリーを選別し、公開する“パノラマドキュメンタリー”、そしてパノラマ部門のハイライトである世界的巨匠たちの新作を紹介する“パノラマスペシャル”だ。

ベルリン映画祭のパノラマ部門キュレーターであるPaz L'azaro、Michael St"utz、Andreas Struckは「この大胆な作品に深く感銘を受けた。この作品は人間という腫の深淵を覗く大胆で強烈な映像美を通して観客を試す。また、現代社会に蔓延する家父長的位階秩序に対する残酷で必死的な渇望を警戒するようにする。超現実的で無慈悲な反転は現象に対する挑発的な描写を超えたディストピアを構築する。この作品は私たち自らの責任感を信じるように促す素直な刺激で、論争的な話題に関する討論を楽しむベルリンの観客にとって素敵な挑戦になるだろう」という招待評を伝えた。

藤井美菜、チャン・グンソク、アン・ソンギ、イ・ソンジェ、リュ・スンボム、ソン・ギユン、オダギリジョー出演の「人間、空間、時間、そして人間」は、様々な年齢と職業の人々が退役した軍艦に乗って旅行をしていたところ、海を航海していた軍艦が未知の空間に着くと搭乗客たちは生存のために様々な悲劇的事件を起こし、貪欲と自己中心的な考えだけが残る空間で各人物が見せる生と死に対処する方式を通して食べて食べられる“人類の生”も巨大な“自然の歴史”の一部という物語を描いている作品だ。

キム・ギドク監督は1998年「悪い女~青い門~」が第49回ベルリン国際映画祭パノラマ部門に招待されたことを皮切りに、2002年には「悪い男」でコンペティション部門に、そして2004年には「サマリア」で再びコンペティション部門に招待され、最優秀監督賞銀熊賞を受賞した。

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記者 : キム・スジョン