チャン・ジェイン「理想のタイプ?ユン・ジョンシン先生だとオープンに話します」

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写真=MYSTICエンターテインメント
歌手チャン・ジェインが2018年、MYSTICエンターテインメントの初めての走者として乗り出した。代表でありプロデューサーのユン・ジョンシンと作業した「BUTTON」を発表した。

「知らなかったんですが、私がMYSTICの所属アーティストの中で新年初の走者なんですよ。あらためて事務所が私を愛しているということを感じましたね(笑)。それが執着にさえならなければ、私はその期待に応じるために熱心にするでしょう。ハハ。重大な責任感を感じて、今後今年リリースされるすべての音楽コンテンツにも本当に最善をつくすことを心に誓います!」

厳しい寒さが猛威を振るう最近、ソウル龍山(ヨンサン)区漢南洞(ハンナムドン)にあるMYSTICエンターテインメントの社屋で、チャン・ジェインに会った。インタビューはチャン・ジェインの硬い覚悟を皮切りに、心温まる穏やかな雰囲気の中で続いた。

ユン・ジョンシンとの協業はすでに5度目だ。「月刊ユン・ジョンシン」の2012年1月号「感じGood」、2015年3月号「メモリー」、2017年9月号「アマチュア」と共に、2015年のミニアルバム「LIQUID」に至るまで。

“信じて聴ける組み合せ”がリリースした今回のシングル「BUTTON」は、ユン・ジョンシンがイギリスのドラマ「ブラック・ミラー」からインスピレーションを得て作った曲だ。ユン・ジョンシンは「記憶を調節できる技術」という素材に強く引かれたという。別れた後、ボタン一つで愛を通じて体験した感情を忘れることができる世の中が来ればどうかという想像につながった。歌詞は歌手チョ・ジョンチが手がけた。

「ユン・ジョンシン先生が、本格的な曲のレコーディングに先立って『ブラック・ミラー』の3つのエピソードを推薦して、一度見ろとおっしゃいました。ドラマを鑑賞して、新しい世界を見ました。それと共に曲の解釈をもう少し幅広くするようになりました。別れの話にだけ限定されたのではない、人生全般を融合させるメッセージを伝えますと。事実『BUTTON』が私が歌うには、とても女らしく感じられたんですけれども」

「BUTTON」はそんなにユン・ジョンシンとの疎通の末に、“チャン・ジェイン風音楽”に完成された。別れ、一歩進んで急変する社会の流れを反映する。既存の歌詞で見られなかった新しい試みが引き立って見える。

「ユン・ジョンシン先生と疎通をたくさんしました。以前にはただよく言うことを聞いたとすると、今は十分に先生の視点から見ることができることをすべてして、心に響くことがなければ私の解釈のとおりに行くという意思について申し上げました。これが皆のための道だということについて、今分かりました。事務所で期待するのは風変わりなミュージシャンなので、私がより一層自我を表に出さなければならないでしょう。また、私の創作物ではないので、さらに意見を出しました。私のものにするための過程で、多様な解釈を出して話を交わしました」

チャン・ジェインは、「ユン・ジョンシン先生は私の提案を快く受け入れて、中心を守られました」と深い信頼感を見せた。

「記憶を操作したいほど切ない恋愛をしてみたことがあるのか?」という質問には、回答を避けながら笑いを誘った。

「恋愛ですか? 記憶にないです(笑)。話してしまうと、いつか会う相手に対して失礼だと思います。それで私は実際の誰かと交際する時は、いつも初めて恋愛をするように集中します。そして恋愛をしなくても、恋愛は常にしているんですよ。私の心はハート形ですから。ハハ」

理想を尋ねると、「ユン・ジョンシン」という答えた。チャン・ジェインは、「この頃私の理想は、ユン・ジョンシン先生だとオープンに話しています。先生のために生きます。次の活動を待ちますね」と、ウィットに富んだ答えを返した。

「『BUTTON』の活動目標は、ユン・ジョンシン先生が幸せだったらいいですね。ぜひ共同作業した皆にとって、幸せな結果が出たら嬉しいという願いです。私の幸福度が最も重要なので、私が愛する人々の幸せもやはり、それだけ重要だと考えます。彼らを幸せにした後には、私は私を消費(曲の作業)しに去らなければなりません」

記者 : キム・ナラ