映画「念力」（監督：ヨン・サンホ、配給：NEW）が、世の中にはいなかった超能力者のミステリアスな話を盛り込んだメイン予告編を、初公開した。

「念力」はある日、突然超能力が生まれた平凡な父親ソクホン（リュ・スンリョン）が、すべてを失う危機に見舞われた娘ルミ（シム・ウンギョン）を助けるために念力を使うストーリーを描いた映画だ。「新感染 ファイナルエクスプレス」で動員観客数1156万人を記録したヨン・サンホ監督の新作であり、リュ・スンリョン、シム・ウンギョン、パク・ジョンミン、キム・ミンジェ、そしてチョン・ユミの共演、誰も想像することができなかった新しい題材とストーリーで、期待と関心を集めている「念力」が、一日にして超能力が生まれた父親ソクホンと、彼を巡った個性溢れるキャラクター、今まで見たことがない特別なストーリーを含む予告編を初公開し、注目を浴びた。

今回公開された「念力」のメイン予告編は、ある日突然、念力という特別な能力を持つことになったシン・ソクホン役のリュ・スンリョンの姿から始まり、彼が繰り広げる驚くべき能力に対する好奇心を刺激する。偶然生まれた能力に混乱していたソクホンが、ライターを使って念力を練習する生半可な姿に続き、部屋の中の数多くの物体が浮き上がるシーンは「ある日突然、超能力が生まれた」というキャッチコピーと共に、今まで見たことがない新しいキャラクターの誕生を予告する。

ここに、職場を失う危機に見舞われた娘シン・ルミ（シム・ウンギョン）の前で、自信満々に能力を披露するソクホンに向かって「今、何してるんですか？」とあっけない表情を見せるルミの姿は、予想もできなかった面白さと共に、変わった父と娘のケミ（ケミストリー、相手との相性）を予感させる。また想像を超えた超能力を発揮するソクホンと共にルミを助ける真面目な青年弁護士のキム・ジョンヒョン（パク・ジョンミン）と、ルミを脅かすミン社長（キム・ミンジェ）の個性溢れる演技で、俳優たちの新鮮な相乗効果を予告している。

またデビュー以来、初めて悪役を演じて話題を集めたチョン・ユミが演じる無慈悲なホン常務も、「本物の能力を持っている人たちは、最初から勝つように生まれた人たちです」という話で存在感を表した中、「世の中を驚かせる彼の能力が繰り広げられる」というキャッチコピーと共に目を捉えるソクホンの想像を超える念力は、クールな快感とスリル満点のカタルシスを与える。速いスピードで都心の空を飛んでいくソクホンの姿で、最後まで目を離すことができないメイン予告編は「念力」に対する期待感を最大に引き上げるだろう。

「念力」は韓国で1月末に公開される予定だ。