キム・ヒョンジュンの元恋人、妊娠検査薬の写真の真偽をめぐり本日7次公判に出席

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写真=OSEN DB
キム・ヒョンジュンと元恋人の攻防戦が3年間続いている。元恋人のAさんと検察は妊娠検査薬の写真の真偽をめぐり、激しい攻防を繰り広げた。

8日午後、ソウル東部地方裁判所ではAさんの詐欺未遂の疑いなどに関する7次公判が開かれた。同日の裁判にはAさんと弁護人が出席した。

同日の裁判では、Aさんが民事訴訟裁判に提出した妊娠検査薬の写真を撮影した携帯の鑑定書の真偽をめぐり、証人尋問が行われた。前回の公判で妊娠検査薬を撮影したAさんの携帯の鑑定書をめぐり、検察とAさんが激しい意見の対立を見せたため、今回は鑑定人と鑑定書を作成した検察の捜査官が証人として出席し、意見を述べた。

主な争点は、Aさんが提出した妊娠検査薬の写真が直接撮影されたものかそうでないかである。鑑定人は4枚の写真ファイルのパスと作成日を分析し、自身が使用したフォレンシックプログラムでは上位階層のみならず、下位階層の消えた部分まで分析し、ファイルのパスと時間の情報を得たと明らかにした。

また、Aさんが使ったカメラアプリで写真を撮れば、撮影と同時にサムネイルが保存されるということを基準にし、時間情報の直前にカメラアプリが実行された点などから時間上一致したため携帯で撮った写真であることが分かったと伝えた。

検察は最初の妊娠検査薬の写真を送る前、カメラで撮影したことがない点、アプリを実行した履歴があるだけで実際に撮影が行われたと見ることは難しいと主張すると共に、キャプチャーやダウンロードされた写真もサムネイルに保存されていること、写真の元本が見つからなかったことなどを指摘し、実際に撮影した写真と確信することはできないと主張した。

裁判部は写真が重要ではあるが、写真1枚でそれ自体を判断できる事件ではないとし、2週間後事件を終了させると明かした。次回の公判は2週後の22日に行われる予定だ。

Aさんは昨年3月6日、詐欺未遂及び出版物による名誉毀損の疑いで起訴された。Aさんは2014年5月、キム・ヒョンジュンに暴行され、子供を流産したと主張し、キム・ヒョンジュンを相手に暴行致死及び傷害の疑いで告訴状を出したが、取り下げた。これと関連し、Aさんは2015年4月、キム・ヒョンジュンに16億ウォン(約1億6000万円)台の損害賠償請求訴訟も提起し、第1審で敗訴したが、控訴し現在第2審が行われている。

記者 : チ・ミンギョン