【REPORT】パク・ボゴム、テレビ東京“ナナナ”とポーズ!「雲が描いた月明り」地上波放送に意気込み

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「雲が描いた月明り」がテレビ東京で放送されることになり、主演のパク・ボゴムが来日。11月16日(木)、都内で記者会見を行なった。

11月とはいえ、素晴らしい快晴に恵まれたこの日。会見場に現れたパク・ボゴムは青空に負けないような爽やかな笑顔で「みなさんこんにちは、パク・ボゴムです」とまずは日本語で挨拶。MCの古家正亨氏から「忙しい中、来日していただいて」と労わられると「ありがとうございます。今日はお忙しい中皆さんにお集まりいただいてありがとうございます」と記者たちにニッコリ。本当に礼儀正しい!

真剣な表情で地上波初放送となる「雲が描いた月明り」について代表質問、メディアからの質疑応答に答えた。

――前回はファンミーティングで来ていましたが、今回の来日は?

パク・ボゴム:公式的には二回目となります。まずは久しぶりの記者会見といういことでとても緊張しています。ときめく気持ちでやってきましたが、やはりドキドキしています(笑)

――演じられたイ・ヨンについてご紹介ください。

パク・ボゴム:一見、気難しくて堂々としていますが、内面は温かい人物です。自由奔放な王子、と表現すればご理解いただけるかと思います。僕もそんなところに魅力を感じました。年は若いけれど強靭な心を持っているところにも学ぶことが多かったです。

――役作りで気をつかったところは?

パク・ボゴム:時代劇は映画「バトル・オーシャン 海上決戦」以来でした。撮影は1年前でしたが、24歳のとき、今のこの瞬間でなくては残せないと思ったので出演を決めました。原作をよく知っているファンの皆さんに楽しんでもらえる作品にしたいと思って臨みました。

――撮影現場でのエピソードは?

パク・ボゴム:同世代の共演者が多かったので、笑うことがたくさんありました。騒いでNGを出してしまい、監督さんに怒られたことも覚えています。

――NGは多いほうですか?

パク・ボゴム:イイエ(笑)

――セリフは簡単に覚えられたのでしょうか?

パク・ボゴム:難しいです。政治的な専門用語がたくさんあったので、熟知するのが大変でした。

――それでもNGは出さなかった、と。

パク・ボゴム:少し出したこともありました(笑)

――OSTにも参加されてますが、感想は?

パク・ボゴム:トテモタノシカッタデス(笑)。とても楽しくて幸せな時間でした。以前からOSTに参加してみたかったので、今回はそのような貴重なチャンスをいただいて光栄でした。この機会をプレゼントしてくださった音楽監督さんにも、ファンの皆さんにも感謝しています。

――自分の歌が場面に流れるのはどんな気分でしたか?

パク・ボゴム:「おお、いいな~」と思いました(笑)。その反面、ドキドキして緊張もしました。イ・ヨンという人物を表わすために音楽があるというのが、ありがたいことだと思いました。

――ドラマの予告編が話題を呼びましたが、そのエピソードを教えてください。

パク・ボゴム:光化門の予告編をご覧になったんですよね?僕も胸キュンの素敵な予告編だと思いました。光化門広場で踊るのは、最初はうまくできるかな、と緊張しましたが、いざ衣装をつけて踊ってみると、世子になった気分になりました。思い出に残る楽しい予告編になりました。イ・ヨンは実在した孝明世子(ヒョミョンセジャ) をモチーフにしているのですが、この世子は芸術と音楽をこよなく愛し、踊りにも関心があったそうです。僕もこのことを勉強して心に響きましたので、世子のことを考えながらダンスしました。



――兄的な役どころを演じるにあたって意識したことは?

パク・ボゴム:イ・ヨンは誰よりも家族を思う気持ちが強かったと思います。彼のことを考えると胸が痛みます。彼のことを警戒し、引きずりおろそうとする人々に囲まれていたからです。宮廷の中で信じられるのはチャン内官と妹だけで、父と淑儀、弟や妹は守らなければならない存在でした。なので、イ・ヨンは官僚や家臣には無力な王子と思われていました。世間知らずを演じながら、家族を守っていこうとする彼の気持ちを忠実に考えながら演じました。セリフの一言一言にも、一見冷たい中にも、誰よりも真心が込められていて、温かい心が秘められていることを表わそうと思いました。

――ここは特に見てほしいというところは?

パク・ボゴム:まずは、韓国で放映されて1年が経ったのですが、日本で放映されることを光栄に思っています。韓国の美しい韓服や故宮の景色を、日本の皆さんにも楽しんでいただけると思います。また、イ・ヨンの立場から見どころを言いますと、イ・ヨンは宮廷の内と外で、状況に応じて接する態度が少しずつ変化します。僕も注意しながら演じた部分ですが、その違いに気をつけながら見るともっと楽しめると思います。時間が経ってみて改めて深く感じるのは、イ・ヨンは若くして世子になり、王になりました。その責任感、重圧感はどれほどだったか。本当にすごい人物だなと感じました。また、登場人物のそれぞれの背景にあるエピソードに注意していただけると、よりドラマを楽しんでいただけると思います。

――アジア各国でファンミーティングをされていますが、日本で特に感じることは?

パク・ボゴム:アタタカイ(笑) 日本語、あってますか? 日本の皆さんは優しくて温かいです。お互いを尊重して気遣っている姿に感動しました。

――12月24日のファンミーティングは幕張メッセで、1万人規模だそうです!

パク・ボゴム:(照れて) ハハハ。緊張しています。たくさんの皆さんと一緒に過ごせることは嬉しいです。クリスマスイブは特別な日ですよね。本来ならば、家族と過ごす日だと思いますが、わざわざ、時間をさいていらしてくださるファンの皆さんには、本当に、本当に、感謝しています。だからこそ、どんなステージにするか、たくさん考えながら準備しているところです。皆さんにも期待していただいて、大切な思い出に残るような、皆さんにとってプレゼントになるような一日になればいいと思っています。

「僕のことはトナカイだと思ってムチで叩いてください」とジョークを言ったMCに対して、「古家さんにも感謝しています。今年のファンミーティングとこの記者会見で司会をしていただいて、今回のファンミーティングもスケジュールがあったのに、時間を作っていただいたと聞きました。あらためて感謝します」と、笑いながら気配りを見せたパク・ボゴム。

そして最後に「韓国での放送から1年が過ぎてまた、日本の地上波で放送されることを光栄に思っています。このドラマを見て、韓国の美しさを感じていただけたら嬉しいです。イ・ヨンとラオン、2人の人物の成長を見守っていただいて、皆さんの心に残るドラマになってくれたら。月明りを見ただけでも思い出すようなドラマになってくれたら、嬉しいです」と締めくくった。

その後のフォトタイムでも最高の笑顔を振りまいてくれたパク・ボゴム。仕草も優雅に最後の最後まで名残り惜しそうに手を振って、会見場を去ってくその姿は、好青年という言葉がぴったりだった!

【PHOTO】パク・ボゴム、来日記者会見にメディア殺到…「雲が描いた月明かり」テレビ東京放送がいよいよスタート

ライター:望月美寿

「雲が描いた月明かり」
テレビ東京にて、11月20日(月) スタート
毎週月曜~金曜 あさ8:15~9:11

DVD&Blu-ray 好評リリース中!
・DVD-SET 1、SET2 各19,000円+税
・Blu-ray-SET 1、SET2 各21,000円+税

発売・販売元:NBCユニバーサル・エンターテイメント
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公式サイト:http://kandera.jp/sp/kumo/

記者 : Kstyle編集部