この度、映画「女教師 ～シークレット・レッスン～」の11月11日の日本公開が決定し、あわせてポスタービジュアルおよび予告映像が公開された。

非正規教員の女教師役として本作の主演を務めたのは「きみはペット」キム・ハヌル。これまでの清純で明るいイメージとは一転、嫉妬と劣等感にかられた狂気迫る演技を披露し、新境地を開拓した。一方、美貌も財力も全てを兼ね備えた正規教員の新人教師を演じるのはユ・イニョン。彼女は本作での体を張った大胆な熱演が評価され、第22回春史大賞映画祭にて助演女優賞を受賞した。また、2人と関係をもつ妖艶な魅力溢れるバレエ特待生の男子生徒に新鋭俳優イ・ウォングンが扮する。彼の挑発的な眼差しと、特訓で鍛え上げられたしなやかなボディは必見だ。

韓国出身監督としては最年少でカンヌ国際映画祭に招待され、青龍映画賞の新人監督賞を手にした「巨人」のキム・テヨン監督がメガホンを取ったことでも話題を集め、単純に女教師と女教師、女教師と男子生徒という1次元的な関係にとどまらず、キム・ハヌル演じる女教師ヒョジュという人物の内面の心理と、他人によって人間がどこまで崩れていくのかにフォーカスを当てている本作。嫉妬と劣等感を越えて心理的な傷とその欠片が2人の女教師と生徒の間で揺れ動き、緊張感溢れるストーリー展開に加え、裕福と貧困、正社員と非正規社員の問題など、現代社会の階級差別と人間の暗い本性を掘り下げた衝撃作がここに誕生した。

■公開情報
「女教師～シークレット・レッスン～」
11月16日（木）よりシネマート新宿、11月11日（土）よりシネマート心斎橋にて公開

＜キャスト＞
キム・ハヌル（映画「きみはペット」、ドラマ「紳士の品格」）
ユ・イニョン（ドラマ「オー・マイ・ビーナス」「奇皇后－ふたつの愛 涙の誓い－」）
イ・ウォングン（ドラマ「太陽が抱く月」、映画「The NET 網に囚われた男」）
イ・ヒジュン（映画「海にかかる霧」）
キ・ジュボン（「キム・ソンダル 大河を売った詐欺師たち」）
チョン・ソギョン（「新感染 ファイナル・エクスプレス」）

＜スタッフ＞
監督・脚本：キム・テヨン
撮影：キム・テス（映画「フィッシュマンの涙」）
音楽：パン・ジュンソク（映画「LUCK-KEY／ラッキー」「男と女」）
2016／韓国／カラー／シネスコ／5.1ch／96分
原題：여교사
英題：MISBEHAVIOR
配給：クロックワークス
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【STORY】
男子校の非正規採用の教師ヒョジュ（キム・ハヌル）は、職場での差別や長年付き合っている作家志望の恋人のことでストレスを感じていた。そんな中、代理で3年4組の担任を務めることになるが、そのクラスにはバレエ特待生の美少年ジェハ（イ・ウォングン）がいた。一方、高校の理事長の娘ヘヨン（ユ・イニョン）がコネで正規採用されて後輩になるが、ある夜、ヒョジュは体育館倉庫でジェハとヘヨンの情事を目撃してしまう。そして自身もジェハに関心を抱きだし…。

■関連サイト
公式サイト：http://www.cinemart.co.jp/nomu-colle/