【REPORT】ユ・スンホ、無邪気な笑顔で4回目の日本ファンミーティングも大成功に!「僕の癒しにもなるし、エネルギーにもなります」

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写真提供=A・R・A
ユ・スンホが2016年4月以来、約1年5ヶ月ぶりのファンミーティング「ユ・スンホFANMEETING in TOKYO/OSAKA」を東京と大阪で開催。ここでは2017年9月29日(金) に豊洲PITで行われた東京公演の模様をリポートする。

MCの呼び込みで登場したユ・スンホは、赤のスーツ姿。真っ白な歯を輝かせて「皆さん、ドキドキしているでしょうが、僕のほうが百倍も千倍も緊張しています」とはにかみまくり。
ああ、どうしよう、というように胸を抑える仕草が、ずるいくらいにかわいい(笑) ここでいきなりフォトタイム。まだぎこちない笑顔で、ステージ上を行ったり来たり、ときどき手を振るユ・スンホ。自分をリラックスさせるためなのか、ほっぺをぷく~っと膨らませるのが、またかわいくてたまらない。


「25歳にして初めて、僕に趣味ができました!」

近況を聞かれ「ドラマ『仮面の王 イ・ソン』が終わりました。おかげ様で好評だったので、嬉しい気持ちで2ヶ月休んでいるところです。そして、25歳にして初めて、僕に趣味ができました!」と嬉しそうに胸を張るユ・スンホ。それはなんと、カーレーシング! 自信満々で「皆さんに見てほしかったので撮って来ました。映像を見てください!」と紹介すると、そこにはサーキットでキキキーッとドリフトする一台の白い車が。ところが、客席から思ったほどの反応がなかったらしく、拍子抜けした表情のユ・スンホ。「僕がサーキットに行ったの、まだ2回目なんです。2回目にして、こんなにうまいんですよ!」と力説する姿がなんともかわいらしかった。次はぜひ、レーシングスーツに身を包んだカッコいい姿を見せてほしい。

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新作ドラマ「仮面の王 イ・ソン」では、15年間、仮面をかぶったまま育てられ、民のために真の王になろうと孤軍奮闘する主人公を演じたユ・スンホ。「ペク・ドンス」で時代劇や殺陣は一通り経験していたので、今回のドラマは暑さが一番の敵だった、と振り返る。ここで剣が用意され、やや照れながらもぶんぶんと振り回し、カッコよく決めポーズを披露。そんなユ・スンホの次作はロマンチック・コメディ「ロボットじゃない」。つらい過去の経験から人間嫌いになってしまった主人公が、ロボットを手に入れて同居することから起こるラブストーリーだそう。これまでにない、ドタバタで胸キュンなユ・スンホがたっぷり見られそうで、期待が高まる!


演技の神童から俳優へ…ユ・スンホのHISTORY

ここで俳優ユ・スンホHISTORYのコーナーに。演技の神童、子役界のレジェンドといわれたユ・スンホ。最初に、これまでの主演ドラマのキャラクターの中でどれが一番好きかをファンに人気投票してもらった結果が発表された。「アクションが多いし、時代劇だし、ペク・ドンスかな?」というユ・スンホの予想通り、ペク・ドンスが一番に。「やっぱりペク・ドンスだ!」と大喜びのユ・スンホ。続いて子役時代の代表作である映画「おばあちゃんの家」とドラマ「カシコギ」の写真が映し出される。「自分の幼い頃の姿が残っているのは嬉しいことですね。そして僕、かわいいですもんね!」と自画自賛するユ・スンホにほっこりする客席。そして髪型を気にするシーンを再現してみることに。最初は「15年もたっているんですよ」と照れていたが、男らしくカッコつけながら「ムースないの?」と言う姿に客席の萌えが炸裂(笑) 「ファンの皆さんが、僕の幼い頃を知っているって、不思議ですね。親みたいな、友だちみたいな感じです」と感想を述べるユ・スンホ。思わず、こんなに美しく育ってくれてありがとう! と言いたくなる。

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お次は「ファンと楽しむActerユ・スンホ劇場」のコーナー。まずは「仮面の王 イ・ソン」の映像を見ながら、抽選で選ばれたファンの方2名とアフレコにチャレンジ。キム・ソヒョン演じるヒロインのカウンと、ユン・ソヒが演じる恋のライバル、ファグンをぶっつけ本番で演じられたお二人の上手だったこと。これにはユ・スンホも客席もびっくり。「嫉妬が感じられました!」「殺気も感じました!」と絶賛するユ・スンホ。そんな彼自身も、カウンと手を握るところはアフレコなのに実際にファンの手を握る熱演を。最後は握手からのがっちりハグ。以前はおずおずとハグしていたのがウソみたい。大人になったな~、とこんなところにも感心してしまう。続いて一人のファンと即興芝居にも挑戦。化粧水のCMを再現するということで、バックハグして「バカだな~。君には僕がいるじゃないか」最後に「なっ」と決め言葉を言うユ・スンホ。これも疲れたOL役を演じたファンの方がナイス演技。よく、俳優とそのファンは似るというが、若き演技派ユ・スンホのファンは皆さん演技がうまいのかも? 慣れないバックハグに「死にそうです。汗がすごいです」とたじたじだったユ・スンホ。最後はファンに大きな拍手を送っていた。


客席をゆっくりと歩きながらファンとの交流

後半はカジュアルなジーンズ姿に着替えたユ・スンホ。いきなり客席から登場、歓声が上がる。「このまま質問を受け付けます」と言って、客席内をゆっくりと練り歩きながら、ファンとの交流タイム。目の前の美しいユ・スンホにどよめきまくる客席。最初の質問の「最近覚えた日本語は?」に、さっき覚えたばかりの「なっ」と答えて笑いをとるユ・スンホ。制服姿の女子高生に「日本で行ってみたいところは?」と聞かれると「温泉に行ってみたいです」その女子高生が千葉から来たと知ると「千葉、聞いたことがあります!」と言い、日本語で「何が有名ですか?」と逆質問。「ディズニーランド」という答えに「次はぜひ行ってみたいです!」と、順調に会話が続いていく。

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台湾から来たというファンからは、体づくりについての質問が。通訳に時間がかることを気にするファンを「時間かかってもいいです。大丈夫ですよ」と優しく気遣う姿が頼もしく、大人に見える。そして答えは「僕はもともと太りにくい体質なんです。なので、いっぱい運動して食べないと筋肉がつかない。いまはドラマの撮影で7㎏痩せてしまったので、トレーニングをして体重を戻している最中です」とのことだった。そして最後に当てられたファンの方は、感動と緊張のためか、しばらく言葉が出ない様子……。「だんだんにで大丈夫ですよ」と笑顔で待つユ・スンホ。「私は今日、母にこの公演をプレゼントしましたが、スンホさんが心に残っている家族へのプレゼントは?」という質問に「軍隊に行く前に、母が一人になって寂しくないように、猫という家族をプレゼントしました」と答えたユ・スンホ。会場中がほっこりした雰囲気に包まれた。それぞれの質問者をがっちりハグしたユ・スンホ。「皆さんの熱い反応が嬉しかったです(笑) 皆さんの近くにいけたことで、僕の緊張もとけました。ありがとうございました」


客席の悲鳴を誘ったユ・スンホの壁ドン

この勢いで次のジェスチャーゲームに突入! 選ばれたファンが一名、ステージにあがり、その前で次々とお題に挑戦していく。ワニ、ラーメン、水泳、目薬、壁ドン、骨折、赤ちゃん、酔っ払い、猫、いないいないばあ、乗馬の順にこなしていくユ・スンホ。中でも、ファンの方を実際に壁に押し付けて、客席の悲鳴を誘った壁ドン、ネコがペロペロと手をなめる仕草をくり返して萌え萌えだった猫、凛々しくカッコよかった乗馬のジェスチャーがおおいに盛り上がった。そして11問中2問不正解で、罰ゲームとして愛嬌ポーズを2種類披露するはめになったユ・スンホ。照れながら、一つめは首をかしげてかわいくサランヘヨのポーズ。二つめは日本語で「ムズカシ~」と言いながら、さんざん悩んだ末に、顎の下で両手首を合わせて、頬を包むようにして微笑むキュンキュンな乙女チック・ポーズを見せたものだから、場内に悲鳴が(笑) 「アンコール」の声にムリムリと、苦笑いする顔もまたかわいらしかった!

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楽しかった時間はあっという間にすぎて、ここでユ・スンホからファンの皆さんに、手紙の朗読が。「今日は楽しんでいただけましたか? 日本で皆さんに会うのは古い友人に会うようで、楽しいです。言葉は違っても、お互いの心を語りあう時間を一緒に過ごすことができたことを感謝しています。僕は韓国に戻ったら、すぐにドラマの撮影に入ります。一生懸命撮影して、作品を成功させて、また日本に来たいです。今日は本当にありがとうございました」

そんなユ・スンホに、一人のファンの方から、客席から手紙のお返しがあった。感動あり、涙あり、ときおりユーモアも挟み込まれたその内容に、大受けのユ・スンホ。中でも「CDデビューしてほしい」という願いには大爆笑。読み終わると、スンホは自分の手紙にサインを書いてファンの方の手紙と交換。最後に「CDデビュー、それはダメです」と念押しも(笑) ほかのファンの方からもらった手紙の束も、大事そうに抱えるユ・スンホだった。


4回目の日本ファンミ「僕の癒しにもなるし、エネルギーにもなります」

そして最後の挨拶。「日本でのファンミーティングは2012年が初めてで、もう4回になります。緊張はしますが、皆さんとゲームなどをすると古い友だちに会えたようにリラックスできます。それが僕の癒しにもなるし、エネルギーにもなります。これから撮影するドラマを大ヒットさせて、また日本に来ます。本当に本当に、ありがとうございました」本当にという意味の「チョンマル、チョンマル」という言葉を、感情をこめて、大きな声で言ったユ・スンホ。最後は客席をバックにサランヘヨポーズで写真撮影。「ありがとうございました」と言いながら去って行った。その後、会場では握手会も行われた。

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韓国の年で25歳、日本でいうと24歳になったユ・スンホ。今回のファンミーティングでは、以前よりずっと男前になって、大人になって、自信がついた姿を見せてくれた。ちょっぴりナルシストな発言や行動があったのもとても新鮮だった。同時にまだまだ無邪気で、天使のようにかわいらしい面もたくさんあって……。人は1年でこんなにも成長するものだろうか。大人の階段をどんどん上っていくユ・スンホ。ぜひとも、毎年、日本でファンミーティングを開いていただきたい! と願わずにはいられない、今回のイベントだった。

ライター:望月美寿

【イベント概要】
ユ・スンホ FAN MEETING 2017 in TOKYO
日時:2017年9月29日(金) 開場17:00 / 開演18:00
会場:豊洲PIT

記者 : Kstyle編集部