「力の強い女ト・ボンスン」パク・ヒョンシク“突然甘えモードになったり、好きな女の子にちょっかいを出してしまうところも似ています(笑)”
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総合編成チャンネルJTBCのドラマとしては、史上最高の視聴率を叩き出した大ヒットドラマ「力の強い女ト・ボンスン(原題)」がCS放送局・衛星劇場にて、9月29日(金) よりアンコール一挙放送スタート!
本作は先天的にとんでもない怪力を持つ女性と男性2人が繰り広げるラブコメディで、主人公ト・ボンスンと恋に落ちる、変わり者のゲーム会社CEOを演じたパク・ヒョンシクは、この作品で一気にトップスターに。
今回、一挙放送を記念して、パク・ヒョンシクにインタビューを敢行! 本作の見どころや俳優としての活動について語ってくれた。
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パク・ヒョンシク:言動は軽く見えますが、本質は芯が通っているしっかり者。「遊んで、食べて、楽しく生きるのが夢」と堂々と言って、それを叶えているところもかっこいいですね。そうやって生きられる財力を持ち合わせているわけですし。
――ヒョンシクさんご自身と似ている点は?
パク・ヒョンシク:突然ハイテンションになったり、甘えモードになったり、愛嬌振りまいたりするところ。好きな女の子にちょっかいを出してしまうところも似ています(笑) ミュージカル調で「インタ~~~~ン」とボンスンを呼ぶシーンがあるのですが、そういう幼稚なおふざけもよくしますね。
――ヒロインのボンスンは、力が強い女の子。“強い女の子”をどう思いますか?
パク・ヒョンシク:ボンスンだったら許せます。というより、パク・ボヨン(ボンスン役) さんだったら許せるといったほうがいいかもしれません。
――ということは、“強い女の子”は好きではない?
パク・ヒョンシク:う~ん。力が強い弱いはどちらでもいいのですが、「気が強い女の子」はちょっと……。自分のやるべきことに覚悟とプライドを持っているという意味で「強い女の子」はかっこいいと思います。仕事で自分の意見をはっきりという子も好きですし。でも、威張ったり、意固地だったりする「気の強さ」は苦手ですね。
――ボンスンとミンヒョクの恋愛模様は、胸キュンシーンの連続でした。ご自身が特に印象的だったシーンはどこですか?
パク・ヒョンシク:本当にたくさんありすぎて……困っちゃうな。今回の作品には、イチャイチャしたり、じゃれあうシーンがたくさんあるんです。例えば、ボンスンがチョコレートをミンヒョクにア~ンしようとして自分で食べちゃったり、ククス(韓国風そうめん) を食べながら小競り合いしたり、遊園地で遊んだり、図書館でボンスンの愛らしい姿にミンヒョクがメロメロになっちゃったり。全部がベストシーンです! どのシーンもみなさんをキュンキュンさせると思います。
――ミンヒョクはゲーム会社のCEO。ヒョンシクさんご自身もゲーム好きだそうですが、ご自身がゲーム開発者になったら、どんなゲームを作りたいですか?
パク・ヒョンシク:うわぁ。考えたことないなぁ。「カプセルに入るとゲームの世界が広がっていて、そこの住人になる」という内容の小説を読んだことがあって、そういうカプセルがあったら面白そうだなと思ったことはあります。
――撮影秘話を教えてください。
パク・ヒョンシク:ミンヒョクの家には、ありとあらゆる遊び道具がある隠れ部屋があります。いうなれば、男のロマン。ビリヤードやコンピューター、家庭用ゲーム機、ダーツなど、様々なゲームがあるんです。そこでの撮影の前には、男性スタッフたちと一緒にゲームをして遊んでいました。
――空気銃で撃たれたミンヒョクを、ボンスンが“お姫様抱っこ”するシーンは、どのように撮ったのでしょうか?
パク・ヒョンシク:僕の形をしたマネキンを抱っこしていました。マネキンといっても、20キロ~25キロあるんです。ボヨンさんが小柄な体型にもかかわらず、辛い顔ひとつ見せないで撮影に臨んでいる姿を見て、プロフェッショナルだなと思いました。
――ヒロイン演じるパク・ボヨンさんと初共演してみていかがでしたか?
パク・ヒョンシク:つねづね「パク・ボヨンさんといつか共演してみたい」と思っていました。でも、ボヨンさんは映画を中心に演技されているので、お会いする機会はないと諦めていたんです。台本をいただいたとき、「面白い! ヒロインは誰?」と聞いたら、ボヨンさんだといわれて、「ほんとに!? それはやるしかないでしょ」と即決しました。その時、ちょうど「花郎<ファラン>」の撮影中でパク・ソジュンさんや、花郎の仲間たちと一緒にいたんです。ボヨンさんと共演すると聞いてすっごく羨ましがっていました。
――実際に会ったパク・ボヨンさんはいかがでしたか?
パク・ヒョンシク:年齢的には1歳しか違わないのに、幼い頃から芸能活動をしているからか大先輩というか、大きな存在に見えました。演技に対してたくさんのことを知っていて、学ぶことも多かったです。撮影中にも「すごいな」と唸ることが何度もあって。カットの声が聞こえるとすぐ「ヌナ! かっこいい! リスペクト!」と思わず口に出てしまったことも。ボヨンさんは「何言ってんのよ」と言いながら照れるのですが、それがまた可愛かったですね。
――ジスさんはどんな方でしたか?
パク・ヒョンシク:とてもかわいいヤツでした。グクドゥはぶっきらぼうで、絶対に人に甘えたりしないタイプですが、ジスは年上に甘えるのがうまいんです。ご褒美旅行でバリに一緒に行った時にも、「ヒョン(兄さん)、何する予定? 何もすることないなら僕と遊ぼう」ってジスから誘ってくれて、二人でジェットスキーなどマリンスポーツを楽しみました。
――ヒョンシクさんは恋愛するとき、「ツンデレ&おしゃべり」なミンヒョクと「保守的&ぶっきらぼう」のグクドゥ、どちらのタイプですか?
パク・ヒョンシク:ミンヒョクスタイルだと思います。怒っていても、相手にかわいいところを見せられると直ぐにデレッとしてしまうところなんか、まさしく僕。好きになったら、自分の感情を表現することを躊躇しないところも似ています。
――ドラマの見どころを教えてください。
パク・ヒョンシク:ボンスンの怪力っぷりはもちろん、ボンスンとミンヒョクのイチャイチャっぷり、ボンスンの家族たちのやり取りや、ミンヒョクとコン秘書のブロマンス、ボンスンとミンヒョクとグクドゥの三角関係など、面白い要素が満載です。一方で、“連続女性拉致事件”をめぐるサスペンス的要素もあります。でも一番の見どころは、“パク・ボヨンさん”だと思います。愛らしい姿にほっこりすると思います。
――今後、どんな俳優になりたいですか?
パク・ヒョンシク:どんなにキャリアが長くなっても、作品やキャラクターに対する情熱を忘れず、常に新鮮な気持ちで演技に臨める人でありたいです。慣れてくると「これくらいやっておけばいいか」という惰性の心が出てしまいそうにもなると思うんです。でもシワが深くなっても、白髪頭になっても、与えられた役を一生懸命に、楽しいと思いながら演じられる俳優になりたいです。
撮影:宮田浩史
「力の強い女ト・ボンスン(原題)」
2017年/JTBC/全16話
演出:イ・ヒョンミン
脚本:ペク・ミギョン
出演:パク・ボヨン、パク・ヒョンシク、ジス
CS放送局・衛星劇場にて、9月29日(金) よりアンコール一挙放送スタート!
平日早朝5:00~7:30(2話連続放送)
※衛星劇場ではパク・ヒョンシク出演の青春ロマンス時代劇「花郎<ファラン>も絶賛放送中!
毎週(木) 午後11:00~深夜1:30(2話連続放送)
詳細:http://www.eigeki.com/special/hanryu_drama_sengen
記者 : Kstyle編集部