BTS(防弾少年団)の所属事務所Big Hitエンターテインメント、恐喝・脅迫被害に

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写真=マイデイリー DB
防弾少年団が便法マーケティング、恐喝脅迫事件などの論争に対して公式的な立場を伝えた。

所属事務所であるBig Hitエンターテインメントは昨日(6日)、イ氏と関連して浮き彫りになった論争に対して公式的な立場を伝えた。

イ氏は広告広報代行会社の関係者で、Big Hitとのマーケティング協業過程で脅迫などをした疑いを受けている人物だ。彼は「メディア及び違法マーケティングの資料を流布する」と、Big Hitに金品を要求したと知られた。

結局イ氏は暴力行為など処罰に関する法律違反(共同恐喝) の嫌疑で、裁判所から懲役1年の実刑を言い渡された。

これに対してBig Hitは「弊社は2年前、該当事件の犯人であるイ氏にアルバムマーケティングのため、広告広報の代行を依頼したことがある。これといった成果なしに、1回のプロジェクトで終了となった」と伝えた。

続いて「その後イ氏は今年初め、Big Hitの担当者に不適切なマーケティング活動に対する資料があると、金銭的な脅迫及び恐喝をした。担当者は当時、このような論争だけでも事務所と所属アーティストのイメージにダメージを与えかねないと懸念し、直接解決しようとした。しかしすぐ、個人的に解決できない事態であることに気づき、事務所に内容を知らせた。弊社は状況を認知し、すぐ警察に通報した」と説明した。

Big Hitは違法マーケティング疑惑に対して解明した。彼らは「犯人の恐喝と脅迫で言及された不適切なマーケティング活動は、犯人の一方的な主張だ。違法マーケティングは通常、インターネットのバイラルマーケティングを意味する。イ氏の主張が当時、事務所と締結した広告広報代行の内容とは関係なく、弊社として隠す必要はなかったので、事件を認知した直後、捜査機関に被害事実を通報した」と伝えた。

特にBig Hitは「被害金額も、担当者がアーティストのイメージを保護するため、個人的に解決しようとした過程でやむを得ず発生したのだ。弊社は事務所レベルでイ氏に金銭を渡したことがない」と強調した。

最後に「Big Hitと所属アーティストは恐喝・脅迫事件の被害者だ。Big Hitは上場を準備している透明なエンターテインメント企業で、外部企業とのすべての契約とサービス代金の執行は、会計基準に合わせて管理・執行している」と知らせた。

【Big Hitエンターテインメント公式コメント全文】

Big Hitエンターテインメントの恐喝・脅迫事件に対する、弊社の立場です。

弊社は2年前、該当事件の犯人であるイ氏にアルバムマーケティングのため、広告広報の代行を依頼したことがあるが、これといった成果はなく、1回のプロジェクトで終了となりました。その後イ氏は2017年の初め、担当者に不適切なマーケティングの活動に対する資料があるとし「お金を渡さないと、メディアとSNSに流布する」と、金銭的な脅迫及び恐喝をしました。担当者は当時、このような論争だけでも事務所と所属アーティストのイメージにダメージを与えかねないと懸念し、自ら解決しようとしましたが、すぐ個人的には解決することができない事態であることに気づき、事務所に内容を知らせました。Big Hitは状況を認知し、すぐ警察に通報しました。イ氏はその後、拘束捜査の末、2017年8月31日に暴力行為など処罰に関する法律違反(共同恐喝)、詐欺などの罪で懲役1年の宣告を受けました。

犯人の恐喝と脅迫で言及された不適切なマーケティング活動は、犯人の一方的な主張であり、違法マーケティングは通常、インターネットのバイラルマーケティングを意味します。イ氏の主張が当時、事務所と締結した広告広報代行の内容とは関係なく、弊社として隠す必要はなかったので、事件を認知した直後、捜査機関に被害事実を通報し、積極的に捜査に協調することができました。被害金額も、担当者がアーティストのイメージを保護するため、個人的に解決しようとした過程でやむを得ず発生したことで、弊社は事務所レベルでイ氏に金銭を渡したことがありません。

Big Hitと所属アーティストは恐喝・脅迫事件の被害者です。Big Hitは上場を準備している透明なエンターテインメント企業で、外部企業とのすべての契約とサービス代金の執行は、会計基準に合わせて管理・執行しています。恐喝・脅迫の被害者として事実をすぐ通報し、捜査過程で積極的に協調した結果、逆に不適切なマーケティング活動をしたという犯人の一方的な主張がまるで事実のように報道され、イメージにダメージを受けることになれば、今後このような恐喝・脅迫事件に対して積極的に対応するエンターテインメント企業はないでしょう。

今回の事件で驚き、傷ついた防弾少年団のメンバーとファンの皆様に申し訳ないと思っています。Big Hitは今後、このような事件が二度と発生しないように、代行会社及び業務パートナー社の管理に万全を期します。ありがとうございます。

記者 : キム・ナラ