キム・レウォン主演映画「犠牲復活者」10月の公開決定…緊迫した雰囲気のスチールカット公開

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写真=SHOWBOX
クァク・キョンテク監督の新しいミステリースリラー「犠牲復活者」(配給:SHOWBOX) が、韓国で10月の公開を決定し、キム・レウォン、キム・ヘスク、ソン・ドンイル、チョン・ヘジンのキャラクタースチールを公開した。

映画「犠牲復活者」が10月の公開を決定し、犠牲復活現象(RVP) という衝撃的な状況に直面した4人の姿が盛り込まれたキャラクタースチールカットを公開した。「犠牲復活者」は、全世界で89回目であり韓国で初めて発生した犠牲復活者(RV) 事例で、7年前の強盗事件で殺害された母親が生き返ってきて、自身の息子を攻撃し繰り広げられるミステリースリラーだ。犠牲復活現象(RVP) は悔いの残る死を遂げた人が生きて帰ってきて、犯人を退治し消滅する現象をさす言葉だ。

キム・レウォンは犠牲復活者(RV) である母親からの攻撃を受け、母親の死をめぐる真実を追究する検事ジンホン役を演じた。彼は母親が生き返ってきた時の混乱、母親から攻撃を受けた時の衝撃、母親の死をめぐる真実に向き合った時の混沌まで、変化するジンホンの混迷した感情を細やかに演じきった。ソン・ドンイルが「本当に緻密に演技する俳優だ。毎シーン、毎カットごとに落ち着いた雰囲気で臨んで驚いた」と話し絶賛するほど演技への情熱を燃やしたキム・レウォンは、「犠牲復活者」を通じて“スリラー職人”として新たに乗り出すことになるだろう。

“国民の母親”キム・ヘスクは、強盗に殺害された後7年ぶりに生き返ってきた母親のミョンスクに扮した。これまで見せた慈悲深い温かい母親とは異なり、息子によどみなく刃物を振り回す衝撃的な姿で観客を驚かせる予定だ。「ミョンスクの役どころを耐えられることができる女優はキム・ヘスクだけ」というクァク・キョンテク監督の言葉は、彼女の歴代級の変身により一層期待させる。特にキム・レウォンとキム・ヘスクは映画「ひまわり」、ドラマ「千日の約束」に続く親子演技で、前作を越える完璧なケミ(相手との相性) を見せるとみられる。

ソン・ドンイルは韓国初めての犠牲復活現象(RVP) に関する情報を統制して、事件を隠そうとする国家情報院要員ヨンテ役を務め、笑いを全て取り除いた新しい姿を見せる。「初めての出会いでソン・ドンイルからヨンテの冷たい目つきを見た」というクァク・キョンテク監督の証言は、彼が披露する冷徹なキャラクターへの変身に対する好奇心をくすぐる。

チョン・ヘジンは犠牲復活者(RV) のミョンスクが息子を攻撃するとすぐに、7年前の事件の真犯人としてジンホンを疑う警察スヒョンを演じた。彼女はさまざまな犯罪捜査番組を全て見て、エリート警察スヒョンのキャラクターの研究にまい進したという後日談だ。クァク・キョンテク監督が「チョン・ヘジンは冷たいイメージもとてもよく似合う。彼女の眼差し、発声の全てが良かった」と感心するほど、アップグレードされたカリスマ性をアピールするチョン・ヘジンの活躍も期待したいところだ。

「犠牲復活者」は、韓国で10月に公開される予定だ。

記者 : シン・ソウォン