キム・ヒエ&キム・ヘスクら映画「ハーストーリー」豪華ラインナップが確定…女たちの闘いを描く

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ミン・ギュドン監督の新作映画「ハーストーリー」(仮題) がキャストを確定し、9月にクランクインする。

「ハーストーリー」は、日本政府を相手にした法廷争いの中で唯一、一部勝訴の判決を取り付け、日本司法部のクーデターとも呼ばれた“関釜裁判”の実話を描いている。関釜裁判とは平成4年から平成10年までの6年間、23回にわたり下関と釜山を行き来しながら法廷争いを繰り広げた10人の元慰安婦たちの原告団と、彼女らの勝訴のために一緒に戦った人々の実話である。

「ハーストーリー」は、キム・ヒエ、キム・ヘスクなど演技派女優たちがキャスティングされ、作品に対する期待を高めている。

映画「セシボン」「優しい嘘」、ドラマ「ミセス・コップ」「密会」など数々の作品で貫禄の演技を見せつけ、観客から愛されている女優のキム・ヒエは、政府の補助なしで奮闘する原告団団長ムン・ジョンスク役を務め、猪突猛進な性格と推進力で女性同士の真の連帯感を導き出す根性あるリーダーの姿を見せる。

また、映画「再審」「お嬢さん」「暗殺」「カンチョリ」「10人の泥棒たち」などで熱演し、圧倒的な存在感を表したキム・ヘスクは、辛い過去を隠して暮らしてきたが、ついに堂々と日本の司法部に立ち向かうしぶとい生存者、ペ・ジョンギル役を務める。

また「アトリエの春」「背徳の王宮」などで強烈な演技を披露し、新人女優賞を席巻した実力派女優イ・ユヨンがムン・ジョンスクと共に裁判をサポートするリュ・ソニョン役にキャスティングされた。そしてキム・ソニョンは、ムン・ジョンスクの静かな人生を揺さぶる友人として登場。イェ・スジョン、ムン・スク、イ・ヨンニョ、パク・ジョンジャなどの演技派俳優たちも合流し、豪華なラインナップを完成させた。

「ハーストーリー」は9月にクランクインし、2018年韓国で公開される予定だ。

記者 : チャン・ジンリ