俳優イ・ジヌク、性的暴行罪で起訴された事件…虚偽疑惑の女性が裁判で無罪に

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写真=マイデイリー DB
俳優イ・ジヌクを性的暴行疑惑で告訴し、誣告(ぶこく/虚偽告訴) 疑惑で反訴された30代女性A氏に、1審で無罪が宣告された。

ソウル中央地方裁判所刑事17単独のソ・ジョンヒョン判事は本日(14日)、誣告疑惑で在宅起訴されたA氏(33歳) に無罪を宣告した。

A氏が通報した事実を虚偽であると断定しにくく、犯罪の証明がないケースであるというのが裁判所の判断だ。

イ・ジヌクが合意のもとに性関係を持ったと一貫して述べ、A氏は警察調査で強制性の是非を一部覆したが、裁判所は強制性の他にはA氏の陳述がイ・ジヌクの陳述とおおむね一致すると判断した。陳述を覆したこともまた、「暴行および脅迫がなく、強姦罪の成立が難しい」という話に、A氏が陳述を覆したと判断した。

またA氏が望まない性関係をしたと一貫して述べ、羞恥心などを表現した点などと照らし合わせた時、A氏が積極的に性関係に応じたとは考えにくいと判断し、告訴の経緯が自然で、合理的な理由なしに虚偽だと排斥できないとみた。

イ・ジヌクがA氏に明らかに性関係の同意を尋ねたのではなく、A氏が明らかに同意した事実もなかったことを考慮したとして、このような無罪宣告を下した。

これに先立ちA氏は昨年7月、イ・ジヌクが自身の家に訪ねてきて性暴行をしたと警察に告訴した。これに対しイ・ジヌク側は性的暴行の疑惑を頑なに否定し、A氏を誣告の疑惑で反訴した。その後検察は二人が合意の上で性関係を結んだと判断し、A氏を裁判に引き渡した。

警察側「イ・ジヌクを検察に送検した。起訴するかどうかは検察が決める」

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記者 : イ・スンロク