SHINee テミン、EXO、TWICE、SEVENTEENら「2017 DREAM CONCERT」が盛況裏に終了…27グループ5万人のファンが共にした“夢の祭り”(総合)

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写真=OSEN DB
公演タイトル通り“夢の祭り”だった。27グループの歌手と5万人のファンが一丸となって「2018 平昌(ピョンチャン) 冬季五輪」の成功を祈った。

3日午後、ソウル上岩(サンアム) ワールドカップ競技場で「第23回愛する大韓民国 2017 DREAM CONCERT」が開かれた。まるで空も今回の公演を歓迎するかのように涼しい風が吹き、出演者とファンの汗を冷やしてくれた。

「2017 DREAM CONCERT」の司会はSEVENTEENのS.COUPS、イ・ソンビン、SUPER JUNIORのイトゥクが担当した。3人は初めて息を合わせるにもかかわらず、完璧なトークの腕前を披露した。

イ・ソンビンは「現場の熱気というものがこんなに熱いんだと思った。とてもワクワクする」と話した。そしてイトゥクが「歌手として『DREAM CONCERT』は夢のステージだ」と言うと、S.COUPSも「全てのステージが大切だが、ファンとより一層近くで会える特別さがある」と付け加えた。


K-POPスターが勢ぞろい!

今年で23回目を迎えた「DREAM CONCERT」には世界を魅了した韓流の主役から90年代に一世を風靡した元祖アイドル、そしてK-POPの未来を切り開く新人まで先輩と後輩が大勢登場し、和合の場を作り出した。

ステージに登場したラインナップを聞くだけで仰天だ。EXO、TURBO、SHINeeのテミン、VIXX、BTOB、Red Velvet、SEVENTEEN、TWICE、NCT 127、NCT DREAM、ASTRO、Brave Girls、LABOUM、SONAMOO、OH MY GIRL、gugudan、PRISTINなど27のグループが出演し、ファンと出会った。


成熟したファン

華やかなラインナップであるだけに多くのファンが「2017 DREAM CONCERT」に集まった。なんと5万人あまりのファンがワールドカップ競技場の入り口から人だかりを作った。競技場の中は色々な風船とグッズでいっぱいになり、K-POPの熱気をうかがわせた。

何より目立ったのはファンの成熟した観覧態度だった。ファンは自分の好きな歌手だけでなく、他のグループまで大きな歓声で応援した。また、韓国をはじめ日本、中国など海外のファンも「2017 DREAM CONCERT 」を訪れ、K-POPへの愛情をアピールした。


後輩が引っ張り、先輩は後ろから後押し

「2017 DREAM CONCERT」の序盤には初々しい新人たちが爽やかな魅力をアピールした。NCT DREAM、MAP6、SNUPERのステージから始まった今回の公演には、PRISTIN、gugudan、DIA、SONAMOO、宇宙少女、ROMEO、Aprilなどが次々と登場し、K-POPの明るい未来を証明した。

続けてBTOB、Red Velvet、VIXX、SEVENTEEN、TWICE、SHINeeのテミン、EXOなどトップアイドルたちがステージに上がり、雰囲気を盛り上げた。彼らは現在活動している楽曲から前のアルバムのヒット曲まで久しぶりに歌い、みどころ満載のステージを披露した。


スペシャルコラボ

今回の「2017 DREAM CONCERT」では伝説と呼ばれるグループTURBOが出演し、健在さをアピールした。TURBOは「AGAIN」「回想」などの代表曲を熱唱し、変わらぬ歌唱力とダンスの実力を誇った。

特にTURBOはBIGFLO、MAP6、SNUPERのメンバーらと共に「TWIST KING」のステージを披露し、若いファンの心まで掴んだ。

最後には出演者全員がステージに上がり、映画「国家代表」のOST(劇中歌) である「Butterfly」を歌った。TURBOからEXOまで、そして5万人あまりのファンが口を揃え、なかなか見られない珍しい光景を演出した。


歌手たちのコメント

27グループの歌手が見せたのはパフォーマンスだけではない。久しぶりにファンと出会うグループもあるだけに彼らは優しく挨拶し、ファンの心を掴んだ。

BTOBは「僕たちのMELODY(ファンクラブ名) がこの間にもっと綺麗になった。今日はウングァンがいないが、僕たちが代わりに頑張る」と意気込んだ。Red Velvetは「2018年冬季五輪もこの公演会場の熱気のように熱くなって欲しい」と希望を語った。

SEVENTEENは昨年に続き「『DREAM CONCERT』にお越しくださってとても嬉しい」と話した。TWICEは「DREAM CONCERT」で5行詩を準備した。EXOは「先週コンサートをして今日も(僕たちを) 見る約束をした。EXO-Lが約束を守ってくれてとても美しい」と語り、ファンを興奮させた。


行こう、平昌に!

今回の「DREAM CONCERT」は「2018 平昌文化を加え」というサブタイトルで平昌冬季五輪の成功を祈った。イトゥクは「今回の『DREAM CONCERT』は平昌五輪の成功を祈る気持ちで準備した。たくさん応援してほしい」と話した。

続けてチェ・ムンスン江原(カンウォン) 道知事が平昌五輪のマスコット人形の仮面を被ってステージに上がり「2018 平昌冬季五輪」への関心を高めた。そして同日のワールドカップ競技場には平昌五輪の広報ブースが設けられ、マスコットとの写真撮影など様々なイベントがファンを楽しませた。

「2017 DREAM CONCERT」は社団法人韓国芸能制作者協会が主催し、文化体育観光部と韓国コンテンツ振興院、江原道が特別後援した。

記者 : キム・ウネ