【REPORT】最終日を華やかに飾った豪華アーティストたちの共演!「KCON 2017 JAPAN×M COUNTDOWN」― 3日目

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K-POP、K-DRAMA、K-BEAUTY、K-FOODなど韓国の多様な文化を経験することができる世界最大級のコンベンション型フェスティバル『KCON 2017 JAPAN』が、5月19日、20日、21日の3日間、幕張メッセ国際展示にて開催された。3日間を通じて、夜にはWorld No1. Chart Show「M COUNTDOWN」のライブが実施され、豪華アーティストの華やかなパフォーマンスに大歓声が沸いた。


SEVENTEENの登場でオープニングは一気に大盛り上がり

最終日である5月21日。超満員の会場のメインステージにスペシャルMCとしてSEVENTEENからS.COUPS、ウォヌ、ミンギュが立つと、割れんばかりの大歓声が。

ウォヌ「こんにちは~。僕たちはSEVENTEENのHIPHOPユニットです」

S.COUPS「この会場が埋まるくらい、たくさんの方にお越しいただいていますね。ありがとうございます。僕らSEVENTEENはKCONに初の参戦です」

ミンギュ「今日は、他のチームからもスペシャルMCとしてユニットが登場します。果たしでどんなチームが出るか楽しみですね」

ウォヌ「KCONだけのスペシャルステージもありますよね」

S.COUPS「SEVENTEENも、もちろん!!」

ミンギュ「それではLet's KCON!!」

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人気者の3人のMCで、会場はすでにものすごい熱気に。オープニングでは、PENTAGON、宇宙少女、K.will、GFRIEND、UNIT BLACK、SEVENTEEN、Block Bの順に登場し、花道を360度囲む観客に挨拶をした。


コンベンションでも大活躍のCODE-Vと新星少年24 UNIT BLACKの堂々たるステージ

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一組目は、6年ぶりのM COUNTDOWN出演となるCODE-V。せつないミディアムテンポの恋愛ソング「Spring Love」と、7年前の韓国デビュー曲「Addiction」をKorean Ver.で披露。メンバーの兵役や脱退、新メンバーの加入などを繰り返しながらもCODE-Vというチーム名を守り続けてきた彼らの歴史が感じられる熱く感動的なステ―ジ。コンベンションでも3日間にわたって多くのステージに立ち、KCONを大いに盛り上げた彼らに温かい声援がおくられた。

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2組目はセンターステージに少年24の選抜メンバーからなるUNIT BLACKが登場。デビュー曲の「Steal Your Heart」と、カップリング曲「BOOM」を披露し、ユニットデビューからわずか2ヶ月にして堂々かつ洗練されたステージで魅せた。インホは「はじめまして。今日は27人の少年24を代表してKCONに参加します」と、ソンヒョンは「緊張していましたが、みなさんの声援で楽しくできました」と、ドハは「韓国だけでなく、日本でも愛されるようにがんばりますので、応援よろしくお願いします」と力強くアピールした。


13人の妖精・宇宙少女はMCも。男らしさと親近感のギャップで魅せたPENTAGON

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3組目はガールズグループ宇宙少女。まずは、メンバーたちが日本語を勉強したり、SNSで告知をしたり、空港ファッションを考えたりと、日本のファンに会うための準備をする彼女たちのキュートな映像が流れた。続いて、水色の制服調の衣装で爽やかに登場すると、かわいらしさと純粋な魅力がつまったダンス曲「君に届け(I Wish)」を披露。ソンソが「たくさんの方々に会えてうれしいです」ソンウィが「これから日本のみなさんとたくさん会えるといいです」と挨拶すると、ルダは「では次の曲、シッ!(秘密だよのポーズ) 聴いてください」と愛らしく「Secret」の曲紹介を。13人の妖精たちに観客からは絶えず「かわいい~」と歓声があがった。

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ここでスペシャルMCとしてGFRIENDのボーカルラインのユジュとウナがステージへ。ユジュは「Let's KCON!! と叫びながらここまできましたが、みなさんがひとつになった気がします。コンベンションのステージのときにみなさんとお会いする機会がありましたが、本当に熱気がすごいです」、ウナは「今日は、みなさんに新しい姿をお見せするために、各グループがスペシャルなステージを準備してきたそうです。みなさん期待していますか~?」とコメント。日本語と韓国語を交えながら、かわいらしい声で話す2人に男性ファンはメロメロに。

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4組目は3月に日本デビューし、日本でも精力的に活動しているPENTAGON。「Can you feel it」は曲の前後にダンスタイムを加えたスペシャルバージョンで。スピーディーな腕の動きが圧巻の腕指揮ダンス(「Can you feel it」のポイントダンス) にため息がもれた。ユウトの「僕たち日本人には欠かせないイベントですよね」とのコメントで福袋コーナーへ。「DANCE TIME」が出てくると、キノが「僕の特技です!」と張り切り、ウソクが「やっぱり自信満々キノです」ともちあげるも、ピコ太郎の「PAPP」が流れるとメンバーに押し出されたのはウソク。するとノリノリで踊るウソクに、他のメンバーも負けじと踊り出す。続いては星野源の「恋」が流れ、ユウトがいち早く花道に飛び出して恋ダンスを踊ると観客は大爆笑。続いては「Gorilla(Japanese Ver.)」で豪快なパフォーマンスを。男らしさあふれるステージと、トークでの親近感とのギャップで魅了したPENTAGONだった。

続いて現れたのはスペシャルステージのSEVENTEEN。3rdミニアルバムの収録曲「Beautiful」での清涼感を爆発させたステージに、観客は大興奮。

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GFRIENDのガールズクラッシュがさく裂!K.willは春を感じるセットリストで

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5組目はGFRIEND。ダンスブレイクからの「FINGERTIP」で、彼女たちのガールズクラッシュな魅力がさく裂。トークでは、ユジュ「日本のBuddy(ファン) にすごく会いたかったです」、ソウォン「日本語もすごくがんばって勉強しています」、イェリン「早く日本でもシングル曲を出したいです」、シンビ「日本のBuddyといろんな会話がしたくて勉強しています。早く日本でデビューしたいです」とコメントし、これからの日本での活動に期待がふくらんだ。続いてはヒット曲「今日から私たちは」と「時をかけて」を披露。かわいらしくもダイナミックなGFRIENDならではのパフォーマンスを存分に見せつけた。

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6組目は実力派歌手K.will。春を意識してか、多くの名曲の中で彼が選んだナンバーは「Love Blossom」と「花が咲く」。力強くも甘いハスキーボイスが会場に響きわたると、静かに耳を傾けて酔いしれる観客たち。途中、花びらのように紙吹雪が舞う演出も曲にぴったりだった。トークでは「多くの人がKCONを楽しんでくれたらうれしいです。引き続き楽しんでください」と大人の余裕が感じられるコメントを。そして「次は『太陽の末裔』。知っていますか?」と大ヒットドラマのOSTとして愛されたミディアムポップなナンバー「言って!何してる?」を披露。

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スペシャルMCの3チーム目は、宇宙少女のボナ、ウンソ、ルダ。3人は自分たちを「食いしん坊アイドル」と紹介し、日本のすしやラーメンが食べたいと盛り上がる。が、ウンソは「やっぱり食べ物よりもファンの歓声が一番」と話を方向転換すると、ルダは「日本でも単独コンサートがしたい」と。そしてボナの「どうしたら私たちがコンサートができるようになるか分析してみたいと思います」からの「日本のファンたちが選んだ、何度でも見たいコンサートBEST5」の発表へ。選ばれたのはBIGBANG、少女時代、FTISLAND、KARA、東方神起の5組。そして、その結果をうけてのPENTAGONのスペシャルステージは、東方神起「Rising Sun」。10人バージョンでの迫力あるパフォーマンスと、自分たちの楽曲のときとはひと味違う真剣な表情が印象的だった。


会場を自分たちの色に染めたBlock B!360度すべてが見せ場だったSEVENTEEN

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7組目はKCONの常連Block B。パクキョンが作曲&プロデュースしたポップなナンバー「YESTERDAY」で登場し、会場をノリノリにさせる。ビボムが「僕たちのことを初めて見る人もいると思いますが、一緒に盛り上がってくれてありがとうございます」と謙虚なコメントを。ユグォンは「そして5月30日と31日にZEPP DiverCityでBASTARZのファンミーティングがあります。ぜひ、遊びに来てくさい」と、自身とビボム、P.Oからなるユニットの告知もちゃっかりと。続いてメロウな雰囲気をまとうバラード「TOY」を披露すると、ジコの「幕張さけべ~」の掛け声で「HER(Japanese Version)」へ。全員が花道を縦横無尽に走り回っては観客と疎通をはかり、会場全体を自分たちの色に染めてしまうステージは、さすがのひとこと。

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ここで再び宇宙少女がスペシャルMCで登場し、ボナ、ウンソ、ダヨンの3人が全出演アーティストを代表して、最後の挨拶を。「3日間熱かったですね。みなさんの歓声と応援、本当にありがとうございました~。KCON 2017 JAPANは終わりますが、2018年、2019年と続いていきます。あとは最後のアーティストのステージを残すだけですが、どのグループかみなさんわかりますよね。では、呼んでみましょう!!」

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最終日の大トリを務めたのはSEVENEEN。スペシャルステージの爽やかな衣装から一転して、グレーと黒を基調にスタッズを施したクールなスーツで登場すると「BOOMBOOM」のRemix Ver.で観客のテンションはマックスに。挨拶ではスングァンが怪我のために来日できなかったバーノンについて「来られなくて残念ですけど、心配しないでください。バーノンは大丈夫です」とコメントしてファンを気遣った。そしてKCON 2017 JAPAN最後となる福袋コーナーへ。ドギョムが「何が出るか気になります。DNACE? DANCEというと、ディノ~」と叫ぶと、メンバーと客席が一緒になってディノコールを開始。するとキレキレのダンスでリクエストに応じるディノ。まだ開けてもいないのに大騒ぎの様子に、ホシが「みんな落ち着いて。福袋やりましょう」となだめて開けてみると、出たのはなんと「PHOTO TIME」で観客からは驚きと喜びでざわめきが。メンバーたちは、すべての観客が撮影できるようにと下手、中央、上手、花道中央に移動しながら愛嬌を振りまいた。続いてはサブステージで「VERY NICE」を。驚くべきはメンバー全員が、後ろ向きの姿勢で待機する時間が一瞬でもあると、メインステージ側の観客にファンサービスをしていたこと。ムービングステージを導入したコンサートを経験した彼らにとっては、360度すべてが見せ場であるようだ。ラストの「Mansae」では、メンバーが花道に散らばってファンと「Mansae、Mansae、Mansae」の大合唱を名残惜しむかのように繰り返しながら締めくくった。

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エンディングでは、セルカ棒で観客と記念撮影をしたり、他アーティストと挨拶や握手を交わすなど、出演陣側も思い出作りをする様子が印象的だった。5月とは思えないほど真夏の陽気に恵まれたKCON 2017 JAPAN。3日間の熱い思い出は、来場したファンの胸に深く焼き付いたことだろう。

ライター:安部裕子

【REPORT】3日間の初日は、フレッシュな注目アーティストが勢ぞろい…「KCON 2017 JAPAN×M COUNTDOWN」― 1日目

「KCON 2017 JAPAN×M COUNTDOWN」
日時:2017年5月21日(日) 開場:18:00 / 開演:19:00
会場:幕張メッセ国際展示ホール9ホール
出演者:Block B / PENTAGON / SEVENTEEN / CODE-V / GFRIEND / K.will / 少年24 UNIT BLACK / 宇宙少女(WJSN)

【セットリスト】
01. Spring Love / CODE-V
02. Addiction~君なしには、生きられない(Korean Ver.) / CODE-V
03. Steal Your Heart / 少年24 UNIT BLACK
04. Boom / 少年24 UNIT BLACK
05. 君に届け(I Wish) / 宇宙少女(WJSN)
06. Secret / 宇宙少女(WJSN)
07. Can You Feel It / PENTAGON
08. Gorilla(Japanese Ver.) / PENTAGON
09. Beautiful / SEVENTEEN
10. FINGERTIP / GFRIEND
11. 今日から私たちは / GFRIEND
12. 時をかけて / GFRIEND
13. Love Blossom/ K.will
14. 花が咲く / K.will
15. 言って!何してる?(ドラマ「太陽の末裔 Love Under The Sun」OST) / K.will
16. スペシャルステージ: Rising Sun ※原曲 東方神起 / PENTAGON
17. YESTERDAY / Block B
18. TOY / Block B
19. HER(Japanese Ver.) / Block B
20. BOOMBOOM / SEVENTEEN
21. VERY NICE / SEVENTEEN
22. Mansae / SEVENTEEN

オフィシャルHP:http://kconjapan.com/
主催:CJ E&M / CJ E&M Japan
企画:Mnet

【CS放送『Mnet』放送情報 / 動画配信サービス『Mnet Smart』配信情報】
「KCON 2017 JAPAN×M COUNTDOWN」

2017年5月25日(木) 18:00~20:30 (予定) ※字幕なし
<再放送>
字幕なし:5月27日(土) 深 1:00~
字幕あり:5月28日(日) 21:00~、5月30日(火) 10:30~
※終了時間は変更になる可能性があります
2017年 Mnet Korea / 各150分(予定) / 日韓同時放送・配信
詳細ページ:http://jp.mnet.com/program/1848

Mnet チャンネル情報:http://jp.mnet.com/
Mnet Smart:http://smart.mnet.com/

記者 : Kstyle編集部