少女時代&TWICEメンバーも!今春の注目カラー“ピンク”に染まったスターたち

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“ピンク姫”と呼ばれていた幼い時代を覚えているだろうか。クールなブラックで身を包んでいた冬が終わり、ピンク色が似合う春がやってきた。ほのかな色が一層魅力的なペールピンクから、甘い雰囲気を醸し出すパステルピンク、そして淡いピンクまで、さまざまな彩度の幅広いスペクトルで、ピンク色の位置づけにも変化が起きている。装飾的な要素を排除し、特有のシンプルなデザインを披露するエルメス(HERMES) で、トーンダウンされたインディアンピンクからフーシャピンクまで、コレクションの至るどころでピンクパレートを披露したのが良い例である。ファッション界に新風を吹き込んでいるグッチ(GUCCI) のクリエイティブ・ディレクター、アレッサンドロ・ミケーレ(ALESSANDRO MICHELE) もすでにジェンダーレスをテーマに、絶えず挑戦しながらピンクを着た男性モデルを全面に打ち出している。
もはやピンク色に対する時代錯誤的な発想はやめ、スターたちが選択したピンク色のアイテムを見ながら、愛らしい雰囲気で染める春に備えたいものだ。

真っ直ぐなラインのマキシドレスにフラットサンダルでノマドトレンドに合流したハン・ヘジン。このファッションから独特な魅力を感じたなら、それは大胆なフーシャカラーのためだ。強烈な存在感と同時に、神秘的な雰囲気がセクシーな“現代版遊牧民ファッション”に仕上がった。

子供っぽくなりかねないラッフル装飾のピンク色のドレスも、スタイリッシュに着こなしたイ・ホジョン。ファッションの秘訣は、大胆に合わせた黒いアンクルソックスとヒールサンダルだ。ときには大胆なミックス&マッチが、野暮ったいイメージを和らげる。そこに自信あふれるアティチュードは必須だ。

ピンクの要素が加えられたパターンのジャケットと、ベルボトムシルエットのクロップドジーンズで華やかな春のファッションを披露した少女時代のユリ。シーズントレンドに浮上したワイドストラップバッグは、クロスボディスタイルで短く持つと一味変わった魅力を醸し出すことができる。

カラートーンを上手く調整できれば、青いシャツとピンクのパンツの組み合わせは、十分ファッショナブルに見えるスタイルの1つ。キム・セロンはピンストライプパターンを選択し、足首まで覆うホワイトソックスとローファーをスラックスと合わせ、端正ながらも感覚的なスタイリングに仕上げた。

ファッションシーンに現れた地殻変動の代表的な例は、ピンク色が男性たちにも抵抗感のないカラーになったことだ。メランジピンクのニットを選択し、暖かい彼氏ファッションを披露したチ・チャンウク。そこにグレイカラーのダブルブレストコートでジェントルな男性らしさもアピールした。

本当のおしゃれ好きはサマーレザーを着る。TWICEのサナのようにパステルカラーを選択すると、シーズンにふさわしく、ライダースジャケット特有のクールさを、季節に関係なく楽しむことができる。パントンカラーに選定されたペールドッグウッドを参考にしたい。

フリンジ装飾がついたツイードジャケットを、ボーイフレンドジーンズに合わせたホン・スアは、単調になりがちなファッションにピンク色のトートバッグでアクセントを入れた。ピンク色は小さいアイテムだけでもスタイルのアクセントになるため、ポイントカラーにはもってこいだ。

蛇柄のように強烈なパターンアイテムも、女性らしくグレードアップさせるピンク色の魔力を見せたAOA ソリョンのファッション。ミディ丈スカートに大胆なVネックラインのコットンブラウス、そしてシンプルなアクセサリーを加え、個性あふれるレディライクなスタイルに仕上げた。

都会的な雰囲気で、ピンクのワンカラーコーディネートを着こなしたクララ。ミニマルなデザインのコートで女性らしいボディラインを表し、サテン素材のハイヒールで高級感の漂う洗練さを表した。淡いピンク色が与えるフェミニンな魅力とエレガントな美しさをアピールする、バイブルのようなファッションを披露した。

ピンク色の魅力をたっぷり味わいたいなら、柔らかいイチゴ牛乳色を選択すること。元Wonder Girlsのソヒは、ときめく感性を刺激するピンク色のボディラインを強調したワンピースに白いパンプスを穿いて、女性たちのワナビースタイルを新たに追加した。

記者 : ソ・ハヨン、写真 : Newsen