放送終了「ミッシングナイン」チョン・ギョンホ&ペク・ジニらの運命は?最終回まで“希望と可能性”届ける

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※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。
写真=MBC「ミッシングナイン」画面キャプチャー
「ミッシングナイン」が微笑ましい結末を迎えた。

韓国で昨日(9日) 放送されたMBC水木ドラマ「ミッシングナイン」最終回では、ジュノを巡るすべての疑いが晴れた。無人島事件の真相も遂に明かされた。

この日、ボンヒ(ペク・ジニ) はジュノ(チョン・ギョンホ) と殺人を共謀したという疑いを持たれ、結局逮捕された。ジュノには他の選択がなかった。ボンヒのために自首した。

この際、テヨン(ヤン・ドングン) 検事が乗り出した。ドパル(キム・ボムレ) を抱き込むようにとアドバイスした。ジュノはその助言を受け入れ、ドパルとテホ(チェ・テジュン) の仲たがいに成功した。その結果、ボンヒはもちろん、ジュノも罪を晴らした。テホはこれまでの悪事を悔やんだ。

その後「全てのことが元に戻った」というボンヒのナレーションと共に、人々の楽しいひと時を最後に幕が下がり、深い余韻を残した。

「ミッシングナイン」は飛行機の墜落と無人島漂流という、従来の韓国ドラマでは見ることができなかった斬新な題材で視線を集めた。さらに、限定された空間が醸し出す心理を引き立たせ、ミステリアスな事件で毎回視聴者の好奇心を刺激したのはもちろん、予測の楽しさまで与えた。そして、墜落の瞬間や無人島の背景などをディテールに再現した美しい映像で完成度を高めた。

また生存の分かれ道と人物間の対立など、極限の危機に陥った際に現れる様々な人間関係と本能を描きながら、無人島を通じて一つの小さな人間社会を描き出した。数回の危機で現れた激しい心理変化と、その過程で一層しっかりした関係について描いたりもした。

一番大切なのは「希望」だった。無人島から脱出した後も人生を諦めない人々の物語が続いた。政府の利己的な判断によって隠されていた真実を最後まで暴きながら、希望と可能性に対するメッセージを訴えた。

記者 : キム・プルリップ