“男女混成グループ”KARD、デビュー間もなく海外で人気爆発「いつか海外ファンに会いたい」

OSEN |

海外で大反響だ。iTunesのメインチャートであるソングチャート(Song Chart) にランクインし、63位に名を連ねたのだ。iTunesのUS K-POPチャートでも1位、UP POPチャートでも22位、ブラジルソングチャート(Song Chart) では34位で上位にランクインした。

驚きなのは、このような記録を打ち出したのが、新人グループである点だ。その上、久しぶりの男女グループである点も注目したい。DSPメディアのKARD(カード) がその主人公だ。

2月16日に発売したKARDの2ndプロジェクトシングル「Don't Recall」は、iTunes メインチャートのソングチャートにランクインし、63位を記録した。

ミュージックビデオの再生回数も驚きだ。公開して半日も立たないうちに、再生回数100万回を突破したのだ。再生回数800万回を超えた1stシングル「Oh NaNa」と合計すると1000万回を上回るなど、まだこれといった活動をしていない新人グループとしては、異例の活躍を続けている。

KARDは、DSPメディアで企画し準備した初の新鋭男女グループで、キング(King)、エース(Ace)、ジョーカー(jokeR)、ヒドゥン(hiDDen) をコンセプトに、作詞・作曲、振付け創作など、様々な才能を兼ね備えた男性メンバーのBMとJ.seph、女性メンバーのチョン・ソミンとチョン・ジウで構成されている。

KARDは昨年12月、デビュー曲「Oh NaNa」でもiTunes US K-POPチャートで最大2位、日本とイギリス、フランスなど各国別のチャートにも続々ランクインし、デビューと同時に新しいダークホースの登場を予告した。

また、デビューから8日で米ビルボードで「2016年K-POP新人グループTOP10」に選定され「まだ成功したK-POPの男女混成グループを見たことがないが、KARDはこれを新しく変えるグループだ」とし「2017年注目すべきK-POPアーティストTOP5」にも相次いで選定されるなど、可能性を高め、注目を集めてきた。

なぜこれだけの話題を海外で集めているのだろうか。KARDに会った。

―デビューした心境を聞かせてください。

チョン・ソミン:これからKARDの歌を聴いて貰えるということが本当に嬉しくて、本当に良い経験もたくさんして、幸せな日々を過ごしています。

チョン・ジウ:長い間、不安だった練習生生活を終えてデビューできて本当に嬉しいです。

J.seph:「Oh NaNa」に続いて「Don't Recall」でカムバックしましたが、前よりもっとディープなメロディと、一層深くなったKARDならではの感性を披露できて、本当に嬉しくドキドキしています。

BM:長い間、デビューを待っていましたが、本当に本当に幸せで、まだ夢見心地です。両親もすごく喜んでいます。

―久しぶりに登場した男女グループですね。不安はありませんでしたか?

チョン・ソミン:最初は少し不安がありましたが、メンバーたちと一緒に練習してレコーディングして一緒に作業しているうちに、そういう不安は吹き飛びました。

チョン・ジウ:不安が本当に多かったです。少し怖かったし。でも事務所の方々やプロデューサーさんから、信じてついてきてほしいと言われて、信頼できました。だから心配せずにデビューの準備に集中することができました。今こんなに良い反応を見て、余計な心配をしたな、と思っています。

J.seph:不安があったのは事実です。しかし、これまでの枠を破ることのできる機会だと思いました。今後も僕たち次第だと思います。

BM:男女グループだと言われた時、どんなものなのかイメージが沸かなかったんですけど、思ったよりカッコよいものになって幸せです。

―KARDならではの強みは?

チョン・ソミン:様々な音楽やパフォーマンスなど、KARDならではの何かが見られる点! デュエットも見られるし、男性、女性別々にも見られる点だと思います。

チョン・ジウ:私たちはメンバー1人1人が強みだと思います。

J.seph:先程も申し上げた通り、男女というのが強みだと思います。男女グループのラッパーという異名がもっとセクシーなものになれるよう、努力しようと思っています。

BM:韓国ではまだダンスホールジャンルが聴きなれないかもしれませんが、KARDを通じてたくさん知られたようで、嬉しく思っています。このように様々な音楽に挑戦して、披露することができる点がKARDならではの強みだと思います。

―海外での反応についてどう思いますか?

チョン・ソミン:本当に思ってもみませんでした。ただ一生懸命に準備しただけなのに、たくさんの方々が関心を持ってくださって、感謝ばかりです。感謝の気持ちを込めて、より一層頑張ろうと思っています。

チョン・ジウ:海外の方々に喜んでもらえそうなジャンルだとは思っていましたが、本当に私たちがこんなにも海外から良い反応を得られるとは思っていませんでした。チャートへのランクインのニュースを聞く度にまだ信じられなくて、実感が湧きません。

J.seph:自分で言うのも恥ずかしいですが、ほぼ気炎を吐いたと思います(笑) 大ヒットです。本当に感謝しています。関心を持ってくださったすべての方々をハグしてあげたいです。

BM:アメリカにいる友だちから連絡を受けました。今、アメリカの韓国食堂でKARDの「Don't Recall」のMVが流れていると……。このような反応が本当に嬉しくて不思議です。

―海外からの反応が熱い秘訣は何だと思いますか?

チョン・ソミン:今回の曲「Don't Recall」はダンスホールジャンルのEDM(エレクトロニック・ダンス・ミュージック) 曲です。曲のコンセプトとジャンルが、KARDならではの魅力と上手く合わさったと思いますし、このような点を分かっていただいたのだと思います。

チョン・ジウ:どうしても音楽ジャンルが人気のあるジャンルであり、男女グループという新しい点があるためだと思います。本当に久しぶりの男女グループじゃないですか。

J.seph:ふん……まず曲が本当に良いし、ダンスが本当に良いです。またメンバーたちもすごくカッコよい。この三拍子そろったので反応が熱いのではないでしょうか(笑)

BM:ダンスホールジャンルが海外ではトレンディで人気を得ていて、このジャンルをKARDならではのカラーで披露したので、好きになってもらえたと思います。

―海外活動の計画もありますか?

チョン・ソミン:海外活動の計画はまだ分かりませんが、機会があればぜひやりたいです!海外のファンの方々も近くでお会いしたいです。

チョン・ジウ:まだよく分かりませんが、これから良い機会があれば本当に嬉しいと思っています。

J.seph:まだはっきりと決まったものはありませんが、海外ファンに会いに頻繁に行きたいです。

BM:韓国も海外も、呼んでくださるならどこへでも行きたいです。まだデビューして間もないので頑張りたいです。

記者 : チョン・ジュンファ