パク・ボゴム「皆さんの“会いたい”という気持ちが最高潮に達した時に現れようかな」

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韓国俳優界を担っていく次世代若手俳優といえば、彼の名前なくしては語れない。それほどまでに、またたく間に実力派俳優の仲間入りを果たしたパク・ボゴム。日本で彼が注目されたのは、ドラマ「君を憶えてる」で演じた悪役、続いて「恋のスケッチ~応答せよ1988」そして、昨年放送された「雲が描いた月明かり」だ。「雲が~」では「2016 KBS演技大賞」最優秀賞を受賞し、授与式で見せた美しい涙は記憶に新しい。そんな彼が、「2016-2017 PARKBOGUM ASIA TOUR FAN MEETING」を行い、2017年の2月には日本のファンにとって待望の来日公演が開催された。「ほとんど初めて」という日本の印象や、ファンミーティングの感想など、余すことなくインタビュー!

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―日本での初めてのファンミーティングを終えた感想を教えてください。

パク・ボゴム:まずは応援してくださる皆さんのおかげで、無事に日本での初めてのイベントを終えることができたことに感謝します。あそこまで大きなホール(東京国際フォーラムAホール) で、あんなにたくさんの方々と会えると思わなかったので、緊張もしましたがときめきを感じた時間でした。大切な思い出として残ると思う経験でした。

―日本のファンの印象はどうでしたか?

パク・ボゴム:登場した時から大きな声援を送って下さり、終始ニコニコと笑いながら見てくださって、すごく嬉しかったです。

―本当に大きな声援でしたよね。日本人は、あんなに熱狂的に叫ぶことはあまりないんですよ。

パク・ボゴム:(嬉しそうに) 本当ですか? 恥ずかしがり屋さんなんですね。僕は幸せ者ですね。でも、三時間という長いイベントだったので、少し申し訳なくもありました(笑) みなさん、ずっと座ったままだったので。

―いえいえ。たっぷりと楽しませていただきました。今回の来日では何をしましたか?

パク・ボゴム:したいことは全部出来たように思います。ディズニーランドや富士急ハイランドに行って、お台場でガンダムを見て。美味しいものもたくさん食べました。でもまだ体験していないことの方が多いと思うので、機会があったらまた旅行に来たいです。

―旅行もいいですが、ぜひ、またファンミーティングをしにきてください。

パク・ボゴム:ふふふ。少し時間をおいて、皆さんの「会いたい」という気持ちが最高潮に達した時に「ジャジャーン」とみなさんの前に現れようかな(笑)


また日本に来られたら、日本語を積極的に使いたいです

―高校生の頃、第二外国語で日本語を学んでいたそうですね。日本滞在のあいだに、日本語を使ったりもしましたか?

パク・ボゴム:「トイレはどこですか」とか「いくらですか」くらいですね。そんなにうまくないので……。今、頑張って勉強しているので、次は積極的に使いたいと思います

―日本でボゴムさんが注目をされたのは、ドラマ「君を憶えてる」でした。続いて、「恋のスケッチ~応答せよ1988」で、日本でも一気にブレイクしました。

パク・ボゴム:「君を憶えてる」は、今までやったことがないジャンルのドラマでしたし、悪役という演じたことのない役どころだったので、「ボゴムってこんな面もあるんだ」「こんな演技もできるんだ」と新たな一面を見せられたと思います。悪役ではありますが、僕にとっては楽しい思い出となっています。そして「応答せよ~」は……(しみじみと) 僕にとって『祝福』のような作品です。口に出さなくても互いが互いの力になっていく、家族と“おとなりさん”たちの温かいお話で、撮影しているあいだも幸せでしたし、忘れられない作品です。

―今でも記憶に残っているシーンはありますか?

パク・ボゴム:たくさんあります! 最後のシーンもそうだし、テクの家で、誕生日会をしたのも記憶に残っているし。すべての瞬間を覚えていますよ。

―共演者の方々とは今でも連絡を取っているのでしょうか?

パク・ボゴム:もちろんです。SNSにグループトークルームがあって、そこで交流しています。今日は何を食べたとか、何をしたとか。元気? って聞くこともありますし。そういえば、日本に来ることを知らせないで来ちゃいました(笑)


ファンの皆さんの真心に感動しました。

―韓国では「雲が描いた月明かり」で、人気を不動のものとなりました。初の時代劇はいかがでしたか?

パク・ボゴム:この作品でより広く僕のことを知ってもらえたと思いますし、アジアファンミーティングツアーができるようになったと思います。歴史や乗馬、剣術と学ぶことが多く、自分自身たくさんの引き出しができた作品となりました。美しい韓服を着られたのも嬉しかったです。

―撮影現場はいかがでしたか?

パク・ボゴム:同じ世代の俳優さんたちが多かったので、暇さえあればおしゃべりをしていましたね。監督に「いい加減おしゃべりはやめなさい。撮影に集中しなさい」と言われたり、本番前に話していたことを思い出して笑ってしまってNGを出してしまったこともありました。

―韓服姿で“Bombasticダンス”を踊ったのは、ボゴムさんが最初ではないかと(笑)

パク・ボゴム:ドラマの監督さんが「もっと視聴者の方に楽しんでもらえるためには何をしたらいいだろうか」と考え「Bombasticダンスをやったらいいんじゃないか」という結論に至ったようです。練習時間があまりなくて、インターネットの動画を見ながら独学で練習しました。

―とてもノリノリで、楽しそうに踊っていましたよね。今作ではOSTにも挑戦していますし、今後はダンスナンバーを発表しても良さそうですね。

パク・ボゴム:あははは。練習……しますか? (笑)

―年末には、今作で「KBS演技大賞」で最優秀演技大賞を受賞されました。感動しているシーンが印象的でした。

パク・ボゴム:ドラマや映画に感動することは多いですね。自分の出演作でも、観ているうちにキャラクターの気持ちになって涙が出ることもあります。

―ファンミーティングでも、何度かぐっと来ている様子が見えました。

パク・ボゴム:ファンの皆さんの真心を感じられる場面が何度もあって、その度に感動していました。

―ファンは、徳永英明さんの「Rainy Blue」を弾き語りしている姿に感動しました。

パク・ボゴム:歌詞もメロディも良いので、たくさんの方に聞いていただきたかったんです。今はタイのファンミーティングに向けてタイの曲を練習しています(2月11日にタイでファンミーティングが行われた)

―毎日欠かさずしている日課はありますか?

パク・ボゴム:毎日日記を書いています。幼い頃から書いているので……もう何冊あるかわかりません。今日一日あった出来事を書き込みます。もちろん日本でのファンミーティングのことも書きましたよ。あとは、家族に連絡を取るのも日課ですね。

―最後に、Kstyleをご覧の皆さんにメッセージをお願いします。

パク・ボゴム:日本でファンミーティングができて嬉しく思っています。次、来るときには日本語で皆さんとコミュニケーションとれるように、日本語の勉強も頑張りますので、これからもたくさんの応援お願いします。

撮影:西村智晴/ライター:酒井美絵子

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記者 : Kstyle編集部