放送終了「オー・マイ・クムビ」ホ・ジョンウン、素晴らしい演技力で視聴者を魅了…“小さな巨人”のような存在感

OSEN |

※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。
写真=KBS 2TV「オー・マイ・クムビ」放送画面キャプチャー
最後までホ・ジョンウンのハードキャリー(一人で勝利を率いる) だった。小学生とは思えない演技力と、画面を圧倒する存在感は“小さな巨人”という言葉がぴったりだった。

ホ・ジョンウンは3ヶ月間、KBS 2TV水木ドラマ「オー・マイ・クムビ」を引っ張ってきた。10歳の年齢でタイトルロールを務めること自体が冒険だったが、これに対する懸念が杞憂だったことを証明するまで、それほど時間はかからなかった。成人俳優さながらの感情演技とキャラクターに対する理解で、1話だけで視聴者たちをファンにさせた。

「オー・マイ・クムビ」はニーマン・ピック病(児童認知症) を題材にした作品であるだけに、悲しく重い雰囲気になるしかなかったが、ホ・ジョンウンはセリフを完璧に理解して感情を伝えるだけではなく、涙演技まで見事に演じこなし、ヒロインの役割を完璧に果たした。

特に、グムビは終盤になるほど病状が悪化し、歩くことも食べることもできなくなり、母親と父親のパク・ジニとオ・ジホと自身の顔まで分からなくなるが、これもホ・ジョンウンの熱演により、視聴者も毎回涙を流さざるを得なかった。

そしてついに11日「オー・マイ・クムビ」第16話では、半分のハッピーエンドで幕を下ろした。3ヶ月間ストーリーを引っ張ってきながら、多方面で活躍を見せたグムビ役のホ・ジョンウンに拍手喝采が起こっている。幼い年齢にもかかわらず、揺れることなくドラマの重心を取ることは容易なことではなく、良くあることでもないためだ。

ここまでになると、ホ・ジョンウンの次回作にも期待が高まる。特に、ホ・ジョンウンは昨年年末の「演技大賞」でソン・ジュンギに対する愛情を見せ、次回作で共演したいと何度もアピールしていた。果たしてホ・ジョンウンの可愛い願いは叶うのか、関心が集まっている。

記者 : チョン・ソヨン