初来日!韓国初の“劇場公演型アイドル”少年24の魅力に迫る…Vol.2 ―UNIT YELLOW ジンソク、ソンファン、ヨンテ、ジェミン

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Mnetのユニットサバイバル番組で選抜されたボーイズグループ少年24。約5500人の応募者から選抜された28人のメンバーが、各7人ずつUNIT YELLOW、UNIT WHITE、UNIT GREEN、UNIT SKYの4つのユニットで構成されている。少年24は昨年9月22日からソウル・明洞にある専用公演会場「BOYS24 Hall」でオープンラン公演を展開している。韓国初の公演型アイドルというこれまでになかったスタイルでファンと近い距離で触れ合い、公演チケットは完売するなど話題を集めている。10月には日本でも公式ファンクラブがオープン、12月3日に東京で初のファンクラブイベントを開催した。Kstyleではファンクラブベントのため初来日したUNIT YELLOWとUNIT WHITEにインタビューを敢行!14人のメンバー一人ひとりの魅力に迫った。ユニットで4人、3人に分けてのインタビューとなったが、途中他のメンバーも参加するにぎやかな内容をお届けする。

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―まずは自己紹介をお願いいたします。特技などアピールポイントなど、メンバーが多い中でも際立つ魅力ポイントを教えてください。

ジンソク:少年24のジンソクです。僕はユニットの中で皆を元気にするビタミン剤的な役割を担っていると思います。何かを創作するクリエイティブなことが好きで、作詞・作曲やビデオや写真を編集するとか、視覚的・芸術的なものと関連することに関心が高いです。


「特技はどこででも寝られることです(笑)」

―ジンソクさんと言えば日本語ですよね。ファンイベントの時も流暢な日本語が印象的でした。どうしてそんなにお上手なのですか?

ジンソク:日本語はきちんと習った訳ではないのですが、子供の頃から日本のアニメ、映画、ドラマがすごく好きだったんです。好きなものなので字幕を見ながら聞いているうちに自然と覚えていきました。基本的なことは中学校の時に授業で簡単に習いました。日本には以前旅行で来たこともあります。

ソンファン:僕は少年24UNIT YELLOWの末っ子のような三男ソンファンです。僕の特技は……どこででも寝れることです(笑)

メンバー一同:(爆笑) それは特技なの?(笑) 特技と言えば特技か……(笑)

ソンファン:はい(笑) そして僕のアピールポイントは「若く見える」とよく言われることです。特徴のある声だと言われることも多く、普段話す時や歌っている時などたくさんの人の中でも僕の声は分かると言われます。そういう変わった声も魅力ポイントだと思います。

ヨンテ:少年24UNIT YELLOWのお兄さんヨンテです。僕たちは公演型アイドルですが、アイドルと言うとダンス曲が多いですよね。でも僕は悲しいバラード曲が得意です。たくさんメンバーがいる中でも僕は声が高い方で、ハイトーンボイスが魅力ポイントだと思います。

ジェミン:少年24UNIT YELLOWの人懐っこいジェミンです。僕は少年24になる前に1、2年ほどダンサー生活をしていたので、ダンスに関しては自信を持っていますし、覚えるのも早い方だと思います。自分で振り付けを考えることもすごく好きですし得意です。それと特技とは言えないかもしれませんが……テンションが上がると声がものすごく大きくなるんです。それでよくメンバーたちにうるさいと言われています(笑)

メンバー一同:あ~、わあ~(ジェミンの声まねをするメンバーたち)

ジェミン:僕の魅力ポイントと言ったら……可愛さかな? う~ん……はい(笑)

ジンソク:これもジェミンの魅力ポイントです(笑)

ヨンテ:最後をうまくまとめられないんですよ(笑)

ジェミン:はい、メンバーたちから話の最後をしめられないとよく言われています(笑)

チャンミン:でもそれが可愛いから魅力ポイントですね!


「僕たち、最初は合わなかったんです…このメンバーでやるの? っていう感じでした」

―各メンバーがどんな性格か、またグループの中でどのような役割だと思うか教えてください。ご自身ではなくメンバーに教えていただきたいです。

ジンソク:ソンファンは憎めない性格です。正直で、何か失敗した時は原因をきちんと考えます。でも正しいことを言っていても、なぜかソンファンが言うと信じられない(笑) 認めたくない感じなんです(笑)

ロウン:そう! 全部合っているのになぜかソンファンが言うと間違っているように思える(笑)

メンバー:爆笑

ジンソク:それが面白いです(笑) ソンファンは説明がすごく上手です。論理的に整理して話をするタイプです。例えば何かアイディアを皆で出し合った時でも、今出ている意見にはこういう共通点があるからこうしてみるのはどう? とかまとめてくれます。コンピューターみたいです。

ジェミン:説明がうまいっていうのはソンファンくんの一番の特長だよね。

ジンソク:なのに信じられない(笑)!

ロウン:そういう魅力がある(笑)!

ジンソク:それからさっきも出ましたが、ソンファンはとても童顔です。高い声も魅力的ですし、少年24が間違った方向に行かないようにバランスをとってくれていると思います。

ソンファン:じゃあ僕もジンソクが話してくれた分、ジンソクの魅力を話すね。ジンソクはとても明るくて、健康的なエネルギーを持っています。人が笑っているのを見るのが好きだから、人を笑わせたいと思っています(笑) でもその思いに比べて成功率が低いです(笑)

メンバー一同:爆笑

ソンファン:程度を知らないんです(笑) 相手が笑ってくれるまでやりますから(笑) そういう根性があって努力派です(笑) それからジンソクみたいなキャラクターは少年24にはいません。他の人が誰も思いつかないような考えや、皆に好かれる良いアイディアを出してくれます。いつからかそれがUNIT YELLOWのカラーになりました。

ロウン:うん、それはそうだね。

ソンファン:UNIT YELLOWだから可能だったとも思うんです。

ジンソク:そうですね、僕たちすごく性格が似てきてるんですよ。

ロウン:UNIT YELLOWは似たもの同士の集まりですね。

ジンソク:実は僕たち最初は本当に合わなかったんです。仲が悪いという訳ではないけれど、「このメンバーでやらなきゃいけないの?」っていう感じというか。

ホンイン:なんか気まずい感じはあったよね。

ロウン:正直僕は最初ジンソクがちょっと苦手だったんですよ(笑)

メンバー一同:爆笑

―えっ、そうなんですか? それはなぜですか?

ロウン:オーディション番組で初めて会った時、もう3年くらい付き合いのある友達のように話しかけてきたんです(笑) 僕は初対面だから気まずいのに、ずっと話しかけてきて。こいつうるさいなぁって思いました(笑) 家に帰ってからも「なんであいつは仲良さげにするんだろう?」と思って(笑)

メンバー一同:爆笑

ロウン:でもそれからずっと一緒にいるとうるさいのとは違うと思いました。

ソンファン:人見知りしないんだよね。

ロウン:うん、そうだね。

ソンファン:まぁでもうるさい時はうるさいけど(笑) でもそんなジンソクがいるから、他のグループにはない少年24だけの色を出せるのではないかと思っています。ジンソクのおかげで。

ロウン:うん、そうだね、そう思うよ。

ソンファン:本当にそう思ってます。

ジンソク:(感慨深い様子で) なんかすごく感動しました、ありがとう。

ジェミン:なんか今日は2016年で一番心があったかくなったね。

ロウン:なんで今日こんなに感激するんだろうね?(笑)日本にいるからかな?

ソンファン:年末だからかな?(笑)

ロウン:いつもじゃれ合ったりふざけたりしていたので、今日みたいに互いの良いところを真面目に話し合ったことがなかったんです。だからなんだか今日は心があたたまりますね。

ジンソク:本当の友達同士って、本当の気持ちを言わなかったりするじゃないですか。「お前ブサイクだ」とか冗談ばかりで。僕たちはそんな感じだと思います。心で思っていることとは違うことを言うんですよね。

ロウン:(ホンインに対して) お前ブサイクだね(笑)

ホンイン:本当に思ってないことでしょ?

ロウン:ううん、これは本当に思ってることだよ(笑)

ソンファン:冗談みたいに本心を話すこともあるね(笑)

ジェミン:こういう風にね(笑)


くだらない?質問ばかりする“クエスチョンボーイ”

ヨンテ:僕はジェミンを紹介します。UNIT YELLOWの末っ子はチャンミンですが、ジェミンは末っ子みたいなところがあります。チャンミンもやりますけど、公演が終わると掃除とか、兄さんたちがやる前に一人でやっています。やんちゃなところもあるし、ステージでは「これも見せたい」という気持ちも強くて、練習室に僕がいると入ってきて「これはどうすればいい?」とよく相談してきます。そうやって実力を積み重ねて、学ぼうとしている姿勢が好きです。そういう面ではジェミンも、ステージとそうでない時のギャップがありますね。

ジンソク:UNIT YELLOWはみんなそうだね。

ヨンテ:少年24でのジェミンの役割は、進んで大変な仕事をしてくれる末っ子だと思います。

ロウン:チャンミンをディスしてるの?(笑)

チャンミン:僕もちゃんとやってるのに……

ヨンテ:違う違う! チャンミンもちゃんとやってるけど!(笑) ジェミンは少年24の中で一番アイドルらしいキャラクターだと思います。

ロウン:そんなこと今まで聞いたことなかったね(笑)

ジンソク:今日はホントに心があったかくなるね(笑)

ジェミン:僕はヨンテ兄さんを紹介します。ヨンテくんはまずベースが優しいです。歌が上手で、ヨンテくんの声は「信じて聴ける声」と言えますし、ダンスもすごく上手です。以前、ユニットサバイバル番組「少年24」でパープルのリーダーもやっていたこともあって、ロウン兄さんが気づかないところまでサポートしてくれます。ヨンテ兄さんはすべてに好奇心が旺盛なクエスチョンボーイです。少年24の“質問のアイコン”と言えるくらいです。

ソンファン:でも質問10個のうち9個はくだらないことです(笑)

メンバー一同:爆笑

ホンイン:パソコンを開いていると「何してるの?」とか聞いてくるし。

ロウン:今回日本に来る時も「何に乗って行くの?」とかね(笑)

ヨンテ:あくまでも今のは例えばの話ですよ(笑)

ジェミン:とにかくヨンテくんは質問と好奇心が多い、歌の上手なお兄さんだと思います!


「本当にこれが最後だと思ってオーディションに挑戦しました」

―皆さんが歌手になろうと思ったきっかけや少年24のプロジェクトに参加しようと思ったきっかけ、そして憧れの先輩がいれば教えてください。

ジンソク:元々僕はバックダンサーでした。誰かを輝かせるのもとても重要ですが、ステージでは歌手が主人公じゃないですか。僕もステージの一番前で、ダンスだけでなく歌もやってみたいと思いました。昨年、他の道も考えている時に少年24プロジェクトを知って、最後に挑戦してみようと思いました。やらなければ後悔すると思って。今はその選択が間違っていなかったと思っています。尊敬する先輩はBIGBANGの皆さんです。それから日本のアーティストではRADWIMPSが好きです。RADWIMPSの歌詞はとても芸術的で、ミュージックビデオもアーティスト性が高く憧れます。

ソンファン:僕は中学校の学園祭でステージに立った時、歓声がとてもうれしかったんです。その後「DREAM CONCERT」を見に行った時、こんな大きな歓声を感じてみたいと思ったことがきっかけで僕はここまで来ました。少年24は僕も最後の機会だと思って参加したのですが、本当に最後になっても、番組に出たことで自分自身が少しでも満足できればいいなと思っていました。それがこうして運良くここにいることができて、今後もっと活躍していきたいです! 僕は歌の先生からこう教わりました。歌手は歌を歌うのではない、聴かせてあげるのだと。歌に自分の本当の心を込めて歌い、聴く人がそれを感じてもらうことができるような歌手になりたいと思っています。

ヨンテ:もともと僕は歌が好きだったのですが、最初は歌手になりたいとは全く思っていませんでした。高校生の時「私は歌手だ」という番組をただ布団に寝そべって見ていたのですが、インスニ先輩の「アボジ」を聴いていた時、突然すごく悲しくなったんです。TVで見ているだけなのにそういった感情が生まれて、僕もあのような人になりたいと思いました。僕自身辛い時に歌の歌詞で検索して歌を聴くんです。そうすると歌に励まされる感じがします。僕も誰かを励ますことができる、心を代弁することができる人になれたら本当に幸せだろうなと思って歌手を目指しました。でも少年24のオーディションの話が出た時、もう僕は夢をあきらめかけていました。その時、UNIT WHITEのヨンドゥくんが一緒にやろうと誘ってきました。最初は断りましたが、その後もヨンドゥくんが4、5回も声をかけてくれたので「やってみよう」と考えが変わりました。サバイバル番組の時、人々の心に届かなければ歌手はやめようと思っていましたが、ここまで来ることができました。ロールモデルはJYJ ジュンス先輩です。ステージでのエナジーがすごく素敵です。

ジェミン:中学校の頃ダンスが好きで、一人でSE7EN先輩のダンスなどをやっていました。SHINee先輩のコンサートを見てかっこいいなと思い、特にテミン先輩が好きで、歌手になりたいという気持ちが強くなりました。事務所での練習生生活も経験して、デビュー候補にも何回か入っていましたし、オフラインで一度デビューもしました。ジンソクくんと似ていますが、歌手の先輩が前で踊る姿を見ると、これが自分のステージだったらどんなにいいか……とうらやましかったです。少年24のオーディションを知って、最初は挑戦するか悩みました。これまでうまくいかなかったので精神的に傷ついていましたし、今回も落ちたらどうしようとも思いました。でも僕も本当にこれが最後だと思って、そしてこれが新たなスタートになるかもしれないと思い、やってみようと決意しました。少年24はシン・ジェミンという人間の本当にたくさんの部分を変えてくれました。

―日本文化はお好きですか?好きなもの(歌、食べ物、場所など)がありましたら教えてください。

ジンソク:日本文化で関心があるものと言われたら、正直日本のほとんどのものに関心があります。エンターテイメント、テレビ番組、アニメ、映画など、日本の皆さんの日常生活にあるものが僕もすべて興味があり、好きです。映画「君の名は。」にも注目しています。

ロウン:「君の名は。」は韓国でも話題ですよね。

ヨンテ:僕は日本の食べ物です。お寿司とか、さっき食べたたこ焼きもすごくおいしかったです!

チャンミン:少年24は皆日本食が好きです!

同室にいたUNIT WHITEから「うるさい!」「静かにして!」とツッコミが入るほどにぎやかなインタビューとなったが、その中でもメンバーについて、少年24に対する思いを熱く語ってくれた姿が印象的だった。ユニットとして堅い絆がすでにできていることを感じさせられた時間だった。初の日本ファンクラブイベントを大盛況で終わらせた彼ら。韓国はもちろん、今後の日本活動にも大いに期待したい。

撮影:朝岡英輔、一部通訳:渡辺奈緒子

初来日!韓国初の“劇場公演型アイドル”少年24の魅力に迫る…Vol.3 ― UNIT WHITE インホ、ジンソプ、ジェヒョン

■関連サイト
少年24 JAPAN OFFICIAL FANCLUB:http://fan.pia.jp/boys24/
オフィシャルTwitter:https://twitter.com/boys24_jp

記者 : Kstyle編集部