ファン・ジョンミン&ソン・ジュンギ&ソ・ジソブ主演「軍艦島」6ヶ月間の撮影を終了“最善を尽くした”

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写真=CJエンターテインメント
「ベテラン」「ベルリンファイル」のリュ・スンワン監督の次期作「軍艦島」(監督:リュ・スンワン、制作:外柔内剛、配給:CJエンターテインメント) が20日、江原道(カンウォンド) 春川(チュンチョン) スタジオでの撮影を最後に6ヶ月間の撮影を終了し、クランクアップした。

「軍艦島」は日本統治時代、日本の端島(軍艦のようにできていて、軍艦島と呼ばれる) に強制徴用された後、命をかけて脱出を敢行する400人の朝鮮人たちの話を描いた作品だ。

日本統治時代、多数の朝鮮人たちが強制徴用され、死亡した軍艦島の隠された歴史をモチーフに誕生した「軍艦島」は昨年、動員観客数1341万人を記録した映画「ベテラン」のリュ・スンワン監督とファン・ジョンミン、ソ・ジソブ、ソン・ジュンギ、イ・ジョンヒョンの出会いで高い期待を集めた。

ファン・ジョンミンが日本に送ってくれるという話に騙されて端島に来ることになった京城(現在のソウル) ホテルのバンドマスター(主導的立場を執る人物) イ・ガンオク役を、ソ・ジソブが鍾路(チョンノ) 一帯を掌握していた京城最高のファイターであるチェ・チルソン役を、ソン・ジュンギは、独立運動の主要人物を救出するために端島に潜入する独立軍パク・ムヨン役を務める。そしてイ・ジョンヒョンが軍艦島まで強制的に連行されてきた朝鮮人のマルニョン役を演じた。

映画の主な舞台になる軍艦島を再現するため、江原道・春川に超大型のスタジオを制作し、そこで真夏の猛暑と真冬の寒さに耐えながら作業した監督と俳優、200人のスタッフたちの情熱と苦労が加えられた「軍艦島」は、炭鉱内のシーンを最後にすべての撮影を無事に終えた。激しくて熱い6ヶ月間を終えた瞬間、リュ・スンワン監督と俳優たちはスタッフ一人一人に挨拶を伝え、クランクアップする残念な気持ちと喜びを分かち合った。

リュ・スンワン監督は「今年の6月から始まった撮影が第115回目の撮影を最後に終了となった。季節が3度も変わるほどの長期間の撮影は今回が初めてだった。すべての映画が同じだが『軍艦島』の場合、さらに大変で辛かった。しかしすべてのスタッフたちと俳優たちが献身的に努力してくれたおかげで、無事に終えることができた。まだやるべきことが多いので、ただ楽しんでいてはいけない状況だが、それにも関わらず嬉しい。たくさん期待してほしい」と最後の撮影に対して感想を伝えた。ファン・ジョンミンは「ついに長期間の撮影が終わった。6ヶ月間『軍艦島』という大規模のプロジェクトを無事に終えただけでも嬉しく、僕にも拍手を送りたい。すべてのスタッフたちと監督、俳優たちが最善を尽くしたおかげで無事に終えることができたと思う」と話した。

またソ・ジソブは「厳しくて危険な撮影、また感情的にも大変だった撮影もあったが、最後まで無事に終了することができて感謝し、幸せだ」と伝え、ソン・ジュンギは「蒸し暑い真夏にスタートし、6ヶ月間走ってきた。僕にとっても意味深い作品だから上手くやりたい気持ちが大きかった。最高のスタッフたちが集まったこの映画の一員になることができて、大変光栄だった」と話した。またイ・ジョンヒョンは「監督、スタッフたち、そして何よりも共演した俳優たちが現場で大きな力になり、一緒に作業することができて光栄だった。最善を尽くしたので楽しみにしてほしい」と伝えた。

「軍艦島」は韓国で2017年に公開される予定だ。

記者 : シン・ソウォン