「恋はチーズ・イン・ザ・トラップ」パク・ヘジン“甘いシーンは実は苦手なんです…(笑)”

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「星から来たあなた」パク・ヘジンと「ずる賢いバツイチの恋」ソ・ガンジュン(5urprise) が豪華共演したドラマ「恋はチーズ・イン・ザ・トラップ」が、12/2よりレンタルDVDでリリースされた。(セルDVD-SET1&2は好評発売中)

本作は、パク・ヘジン演じる、何事もパーフェクトな人気者だが裏に謎めいた素顔を隠すユ・ジョンと、ソ・ガンジュン演じるやんちゃでピュアな子犬系男子イノという二人のイケメンが、キム・ゴウン演じる不器用な女の子を巡って繰り広げる三角関係を描き、ハラハラ・キュンキュンすること必至のミステリアス・ラブコメディ!

この度、「恋はチーズ・イン・ザ・トラップ」DVDの大好評リリースを記念して、パク・ヘジンのインタビューが到着! 本作を選んだ理由や初共演のキム・ゴウンについて、そして日本ファンへのメッセージまで、たっぷりと語ってくれた。

―今作への出演を決めた理由についてお聞かせください。

パク・ヘジン:原作のウェブマンガのファンだったんです。それでオファーを受けたので、マンガを読み返してみましたが、最初はドラマ化には反対の立場でした。このすばらしい原作を16話のドラマでは描ききれないと思ったからです。それで一度はお断りしたんです。でも再びオファーをいただいて、自分だったら、どんなふうなユ・ジョンを作れるだろうかと考えながら、原作をもう一度読み返してみました。そしたら、うまくやれば面白い作品にできるかもしれないと思ったんです。それで出演を決めました。

―ユ・ジョン役について、役作りはどのようにやりましたか?

パク・ヘジン:優しいとか冷酷だとか、一言では言い表せないとても純粋な人物なので、ユ・ジョンという人物を複雑に作り込む前に、彼が感じていることを一番に考えました。

―役作りは大変でしたか?

パク・ヘジン:正直なところ、演技は全て大変でしたが、(演技に迷った時は) 原作から答えを探そうと努力しました。見つけた答えを表現したつもりですが、うまく表現できたかどうか…(笑)

―役作りにおいて一番気を使った点は?

パク・ヘジン:外面よりもユ・ジョンの感情の流れですね。彼には幼少期から対人関係の問題などがあって、それらをどう演じるかが課題でした。

―ホン・ソル役のキム・ゴウンさんと共演してみていかがでしたか?

パク・ヘジン:初めて会った時から、女優としての彼女本人というよりも演じる役であるホン・ソルの印象が強かったです。ソルと出会ってから撮影が終わるまでとても幸せな時間でした。

―キム・ゴウンさんが相手役だと聞いた時、ソル役にぴったりだと思いましたか?

パク・ヘジン:すごく面白そうだなと思いました。ヒロインのホン・ソル役にはたくさんの方が候補に挙がっていましたが、その方たちとは正反対の雰囲気を持つ女優だったので、とても新鮮で面白くなりそうだなと。いいキャスティングだったと思います。とにかく撮影現場は楽しかったですね。そういう雰囲気じゃないと俳優もスタッフも楽しく撮影はできないものですが、ソルとの撮影は楽しかったし、おもしろかったですね。今まで初々しい恋心を演じた経験はあまりなかったのですが、いざそういう感情を演じてみると、心の中の恋愛細胞がよみがえるようでした。

―撮影秘話を教えてください。

パク・ヘジン:物語の柱となる出来事は、原作通りに再現するのに苦心しました。僕がソルの部屋で転んで頭を打つ場面は、実はNGシーンなんです。NGだったのですがそれを生かして、その続きのシーンまで作ったんですよ(笑)

―ユ・ジョンの恋愛スタイルについて

パク・ヘジン:ユ・ジョンは子供のように純粋な性格なので、恋愛に慣れていない感じです。駆け引きなどできない、本当に子供のようなタイプだと思います。なので、自分ならこうするのにと思う部分や、じれったい面はありました。「ここまでするか?」と思うようなこともありましたね。でもそれはユ・ジョンだからそうなのであって、実際の僕ならもう少しはっきり話したはずです。

―ペク・イノ役のソ・ガンジュンさんについて

パク・ヘジン:まず、僕より10歳も若くエネルギッシュです。しかしその年齢差を感じさせないくらいイノになりきっていました。互いを意識し合うイノとユ・ジョンに、お互い撮影中は感情移入しすぎてしまって、後半にいくほど苦しかったけれど、共演できてよかったと思います。

―このドラマを見るポイントは?

パク・ヘジン:事前情報はないほうがいいかもしれませんね。作品を見ながら知っていく過程がおもしろいんです。原作のウェブマンガもお薦めです。ウェブマンガをもとにして作ったドラマですが、全く違うものとしてご覧になっても十分おもしろいと思います。

―原作よりも、ユ・ジョンという人物をもっと誇張して表現しようとしましたか?

パク・ヘジン:むしろ控えめになっていると思います。ユ・ジョンが感情をさらけ出す場面は原作でも数えるほどです。例えば下着泥棒と出くわした時やイノとのケンカのシーンなどですね。個人的にはそういった場面ではもっと激しさを出してもよかったかな、とは思います。

―人気マンガのドラマ化ですが、プレッシャーはありませんでしたか?

パク・ヘジン:出演を決める前は感じていました。人気のマンガで、しかも登場人物は全員魅力的で「実写化したらドラマに勝ち目はないんじゃないか」と。でも出演を決めてからはとにかく頑張ろうと思いました。

―現場でのエピソードを教えてください。

パク・ヘジン:特別な裏話はありませんが、笑いの絶えない現場でしたね。悲しいシーンを撮っていても幸せな現場でした。

―ムードメーカーは誰でしたか?

パク・ヘジン:僕との絡みは少なかったのですが、ペク・イナ役のイ・ソンギョンさんですね。彼女がいると現場がとても愉快でした。

―ヘジンさんが盛り上げ役を買って出ることは?

パク・ヘジン:僕は堅苦しくもないけど、ムードメーカーというタイプでもありません。スタッフとはよく話もしますが、率先して現場を盛り上げていくようなタイプではありませんね…(笑)

―記憶に残っているセリフ、場面は?

パク・ヘジン:名ゼリフは、視聴者の皆さんがよくご存じの「ソル、付き合おう」というのと、一番よく言った「食事しない?」だと思います。名場面は…ソルとの初めてのキスのシーンですね。とてもステキでした。

―お薦めのシーンと苦労したシーンは?

パク・ヘジン:原作で人気の役を演じたので、甘いシーンは、みなさんからとても支持されました。序盤にユ・ジョンの隠れた一面を見せるシーンがありますが、印象的で記憶に残っているシーンですし、サンチョル先輩との屋上でのシーンも好きでしたね。苦労したシーンは…。もちろん、とても暑かったり、寒かったりしたこともそうですが、それよりもソルとの甘いシーンを撮影するのが大変でした。苦手なんですよ…(笑) なので甘いセリフや演技が僕にとっては大変でした。

―抑えた優しさが最高でした。

パク・ヘジン:ご存じのように僕は釜山出身なんです。釜山の人間は無愛想で僕自身もそうだからそういう演技は苦労しました。

―ユ・ジョンは切り絵と塗り絵が趣味ですが、パク・ヘジンさんの趣味は?

パク・ヘジン:以前はロボットを作ったり、集めたりするのが趣味でしたが、最近引っ越したので家具やインテリアに関心があって、集めています。フィギュアを収集するようにはいきませんが…。家具は届くまで数ヶ月かかるので、別の家具を探しながら心待ちにしています。

―今後、挑戦したい役は?

パク・ヘジン:最近は規模の大きい作品、大作が多いですが、日常の小さな出来事を描いた作品がやりたいですね。演じてみたい役は、以前、チャン・ヒョクさんがドラマ「ありがとうございます」で演じたような医師の役でしょうか。テロや核兵器が登場するような大がかりなストーリーではなくて、日常にある物語を描いた作品に出てみたいです。

―日本の皆さんにメッセージをお願いします。

パク・ヘジン:「恋はチーズ・イン・ザ・トラップ」で久々にお目にかかります。この作品で甘く謎めいた人物ユ・ジョンを演じています。原作ともども応援してください。ぜひご覧くださいね。

■作品情報
「恋はチーズ・イン・ザ・トラップ」
DVD-SET1・2 好評発売中
価格:各¥15,000+税
封入特典:SET1 ブックレット Part1(24P)、SET2 ブックレット Part2(24P)
☆SET2には特典映像142分収録!

※レンタルDVD
Vol.1~7レンタル中、Vol.8~13は1月6日(金) リリース
発売元・販売元:NBCユニバーサル・エンターテイメント

公式サイト:http://kandera.jp/sp/cheese/
☆原作マンガ、「チーズ・イン・ザ・トラップ(原作作家:soonkki)」もLINEマンガで無料で読める!
https://manga.line.me/webtoons/periodic?id=414813

記者 : Kstyle編集部