少女時代 テヨン、新曲「11:11」MVを公開…清らかな音色と柔らかいメロディーの出会い

OSEN |

写真=「11:11」MVキャプチャー
帰ってきた少女時代のテヨンは今回も信頼と期待を裏切らなかった。晩秋にぴったりな恋しさが滲む音色と柔らかいメロディーの調和は“信頼して聴ける”テヨンのもう1つの名曲が完成した。

テヨンは1日午後11時、新曲「11:11」を公開した。晩秋、冬を控えて寒くなった最近の季節にぴったりの楽曲だ。テヨンの音色は今回も豊かな感性に特有の雰囲気が加えられ、テヨンのポップバラードに仕上げた。音色と感性の魅力が最適の調和を成した。

「11:11」はアコースティックギターの旋律とテヨンの音色が作り出す調和が特に印象的な曲だが、ジャンルによって変わるテヨンのボーカルが、今回は感性を盛り込み、寂しいながらも懐かしい。しかし、凄然で寂しいばかりではない。楽曲の感性を最大化させるテヨンのボーカルが今回も魅力的に、淡い感性を抱いている。

テヨンのソロ曲「I」と「Why」で披露したボーカルの雰囲気とは違うが、テヨンの音色は恋しさと寂しさ、涙をたたえているようだが余裕がある。だからこそ、この曲の雰囲気に相応しく綺麗だった。海の波のように穏やかに流れる曲の全体的な雰囲気に余韻も加えられた。それゆえ晩春の夜に聴きやすい曲だ。

この曲は「1日が終わる直前の時間」を「恋人関係が完全に終わる直前の時間」に例えた。作詞家のキム・イナは時針と分針が11時11分を指す時、恋人との追憶を思い浮かべる淡い雰囲気を歌詞で表した。特有の詩的ながらも率直で、美しい、共感できる歌詞を噛みしめるのも「11:11」を聴くリスニングポイントだ。

「今日が1コマも残っていないそんな時間/ 私たち、願いをかけて笑っていたあの時間/ ちょっとしたことであなたと思い出す/ あなたの心の端のように冷たい風/ 窓を開けるといっぱいにあなたが吹いてくる/ すべてが元の席を探して離れていって/ あなたは私のすべてを持って離れて行っても/ 私の心は時計の中の2つの針のように/ 同じ場所でぐるぐる回っているだけ」

テヨンが1年を終えながらファンに贈る最高のプレゼントだ。綺麗な音色が淡い余韻を残し、繰り返して再生したくなる楽曲。寒い時期にぴったりの音楽プレゼント。テヨンの音色だからさらに魅力的で余韻を残す穏やかな感性に会えて嬉しい。

記者 : ソン・ミギョン